今永もバウアーも流出か…DeNAが来季大幅戦力ダウン危機「2年連続下位低迷で」噂される次の監督 | FRIDAYデジタル

今永もバウアーも流出か…DeNAが来季大幅戦力ダウン危機「2年連続下位低迷で」噂される次の監督

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期待以上の活躍をしたバウアー(右)と三浦監督。流出となれば戦力ダウンは避けられない(PHOTO:時事通信社)
期待以上の活躍をしたバウアー(右)と三浦監督。流出となれば戦力ダウンは避けられない(PHOTO:時事通信社)

DeNAにとっては喜ばしいニュースではないだろう。

9月7日にMLBの公式ホームページが、エース格の今永昇太が今オフにもポスティングシステムを利用しメジャーに挑戦する見込みだと報じたのだ。今永は3月のWBC決勝戦に先発し好投するなど、米国に強いインパクトを与えた。すでに移籍先として、ヤンキースやドジャース、カージナルスなど具体的な球団名もあがっている。

「今季の今永は、2点台の防御率で7勝3敗と抜群の安定感を誇っています。152の奪三振数は両リーグトップ(成績は9月11日現在、以下同)。本人も’21年オフの契約更改の席で『(メジャーに)正直興味はあります』と話していました。流出となればDeNAにとって相当な痛手でしょう。

DeNAの悩みの種は、今永のメジャー挑戦だけではありません。ケガで離脱していますが、これまでに10勝をあげたバウアーもチームを去る可能性があるんです。当初は素行が不安視されたものの、むき出しの闘争心で期待以上の大活躍。今季の年俸(約30億円)は、3年契約を結んでいたドジャースが大半を負担したためDeNAが格安で獲得できたといわれます。来季は、メジャーをはじめとする複数の球団が好条件を提示し獲得に乗り出すでしょう」(スポーツ紙担当記者)

開幕前は優勝候補もBクラス危機

さらに、4勝8敗ながらローテーションの一角を担う石田健太が国内FA権を取得。ソトやオースティンなど、野手陣の助っ人の去就も確定的とは言いがたい。DeNAは来季、中心選手がゴッソリ抜ける大幅戦力ダウンの危機にあるのだ。

「今季のDeNAは投手陣に今永やバウアーを擁し、打線には牧秀悟、佐野恵太、宮﨑敏郎と強打者が名を連ねています。開幕前は優勝候補筆頭の声もありました。しかしフタを開けてみれば首位・阪神に大きく差をつけられ、Bクラスに落ちる可能性もある。来季大幅な戦力ダウンで2年連続下位低迷となれば、三浦大輔監督の責任問題にもなりかねません」(球団関係者)

ファンの間では、早くも「次の監督」候補の名前があがっている。監督経験のあるラミレス氏、二軍を率いる仁志敏久氏……。中でも期待度がピカイチなのは意外な人物だ。

「巡回打撃コーチの田代富雄さんです。現在のDeNAは’98年の優勝メンバーを中心に、三浦監督をはじめ鈴木尚典さん、斎藤隆さん、石井琢朗さんなどコーチ陣にネームバリューのある指導者が揃っています。田代さんは、こうした個性の強いコーチ陣をまとめチームを一つにしているんです。69歳と高齢で華やかさはありませんが、組織の核となる重要な存在ですよ。

『オバQ』のあだ名で性格も温厚。決して上から目線で選手を指導するようなことがありません。牧や宮﨑など中心選手からの信頼も厚い。引退する選手に『俺はプロ野球選手だったんだと胸を張って辞めてほしい』と、声をかける優しさもあります」(同前)

来季は苦戦を強いられそうなDeNA。苦境を打破するには、思い切った人材登用が必要なのかもしれない。

  • PHOTO時事通信社

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