‘46年生まれ、東京都出身。松竹宣伝部→女性誌記者→芸能レポーターという異色の経歴の持ち主。『ザ・ワイド』『情報ライブ ミヤネ屋』（ともに日本テレビ系）などで活躍後、現在は『めんたいワイド』（福岡放送）、『す・またん』（読売テレビ）、レインボータウンFMにレギュラー出演中

石川 敏男

<figure id="attachment_332258" aria-describedby="caption-attachment-332258" style="width: 817px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="d1bab585"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/09/13e4b737234652cd8a2a7b26699f9a15.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-332258" class="wp-caption-text">『ミヤネ屋』などの人気情報番組で「お天気の蓬莱さん」で有名な気象予報士の蓬莱大介氏</figcaption></figure>
《芸能リポーター・石川敏男の芸能界「あの出来事のウラ側は……」》
９月になってもまだまだ暑い日本。そこで気になったのが、気象予報士だ。
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かつて、芸能ニュースが華やかだったころは、各局ワイドショーに必ず数人いた芸能リポーター。いまや、気象予報士はその数をはるかに超えている。
石原良純さんら資格を持っている俳優、女優、アナウンサーらがいるが、番組の顔になっている気象予報士の方たちも多い。
木原実さん、森田正光さん、森朗さん、依田司さん、天達武史さん、今村涼子さん、達淳一さんら……。名前を出したらきりがないが、オレが普段見ている番組でもこれだけのお天気キャスターがいる。
名前を落としてしまった人には申し訳ないが、たまたまオレが番組を見ていなかったということでお許しをいただくとして、この方たちの予想で、今日一日や翌日の行動が決まると言っても過言ではない。
その背景には気象庁の発表やウェザーニュースなどの元原稿はあるにしても、彼らの意見が大いに役に立っている。
そんな人気予報士のひとりが、『情報ライブ ミヤネ屋』（日本テレビ系）に出演する蓬莱大介さんだ。
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テレビでおなじみの彼だが、最近『そらのどうぶつえん』（コミニケ出版）という親子向けのユニークな本を出版した。
「空にぽっかりと浮かんだ雲が何に見えるかを、親子だったり友達だったりと話し合ってみるのも素敵なことですよ」
とは蓬莱さん。彼が気象予報士になったのは25歳のとき。早稲田大学在学中には、漫才師や俳優を目指したこともあったが、
「自分のアンテナに引っかかったことを目指そう」
と思い気象予報士の資格試験を受けることに。見事合格したものの、気象予報士になったからといって、すぐに番組に出演できるわけではない。自分のアイデアで、テレビ局などに売り込んできた。
<div data-friday-nextpage-lead="人気気象予報士が「絵本」を書いたワケは……"></div>
<figure id="attachment_332263" aria-describedby="caption-attachment-332263" style="width: 2150px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="c5b32729"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/09/d85f168f2a15c770d5952d27419666fa.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-332263" class="wp-caption-text">蓬莱氏は９月１日に絵本『そらのどうぶつえん』を上梓。「親子で見てほしい」と話す</figcaption></figure>
自分で撮ったプロモーションビデオをテレビ局に持ち込んだこともあったようだが、ほとんどは却下された。
しかし、その努力が実って、いまや全国放送の『ミヤネ屋』や『ウェークアップ』（ともに日本テレビ系）や、関西ローカル番組『かんさい情報ネットten.』（読売テレビ）で気象キャスターという重要な役割を務めている。
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で、番組が決まってからも伝わりやすい天気予報を心掛け、『ten.』などで翌日の天気予報をクレヨンで書いて子供たちにも分かりやすく伝えてきたアイデアマン。わずか10秒ぐらいしか放送されない枠だったが、翌日の天気をクレヨンで１時間半から２時間かけて書いてきた。
「絵心があるとは思いませんが、“分かりやすく”を心掛けています。絵は上手じゃないですよね」
と笑っていたが、なかなか味のあるイラストだ。
その絵も予報士になってから、13年間で2500枚をはるかに超えたという。’16年にはその絵をもとに『気象予報士・蓬莱さんのへぇ～がいっぱい！クレヨン天気ずかん』（主婦と生活社）という本も出版している。
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「今回の企画が持ち上がったのは７年ぐらい前でした。４回書き直しをして、自分の思っている通りの本が誕生しました。親子で見てほしいですね。伝えたいことは伝えられていると思います」
と本の出来に自信をのぞかせる。
「皆さん、忙しいのは分かりますが、５分間ぐらい足を止めて空を見上げて雲を眺めたことがありますか？ 自分が出会った空こそが、その瞬間、宝物です」
と、教えてくれた蓬莱さん。なるほど、新幹線で観た雲は、瞬時に形を変えてしまう。
これからも、その時に見た雲を心に残しておこう。写メで撮っても夢がないかな……(笑)。
<figure id="attachment_332265" aria-describedby="caption-attachment-332265" style="width: 784px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="f4064ae9"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/09/85a09dcb2bd454eec5ba93abf189fe6c.png" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-332265" class="wp-caption-text">『そらのどうぶつえん』より</figcaption></figure>
<figure id="attachment_332266" aria-describedby="caption-attachment-332266" style="width: 784px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="5c4bb5fc"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/09/43d02f14252cabb5a1a8dc5ba0e7dfd3.png" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-332266" class="wp-caption-text">『そらのどうぶつえん』より</figcaption></figure>
<figure id="attachment_332267" aria-describedby="caption-attachment-332267" style="width: 783px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="b84e1c84"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/09/cb035a649f89003ce81e244d5292a141.png" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-332267" class="wp-caption-text">『そらのどうぶつえん』より</figcaption></figure>

石川敏男（芸能レポーター）

「お天気の蓬莱さん」として、『ミヤネ屋』『ウェークアップ』などの人気情報番組に出演する、気象予報士の蓬莱大介氏。そんな彼がこのたび絵本を出版し、話題となっているが……

『ミヤネ屋』でおなじみ「お天気の蓬莱大介さん」がユニーク絵本『そらのどうぶつえん』を書いたワケ

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