<figure id="attachment_332766" aria-describedby="caption-attachment-332766" style="width: 683px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="f597c843"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/09/942eb51e1bf8ea051c64343ce8341eec.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-332766" class="wp-caption-text">ネットでは「地上波でよくあそこまで言ってくれた」と絶賛の声が</figcaption></figure>
《最低の、下の下の下のオッサンやねん。死んでる場合ちゃうねん。生き返って謝れ》
《恥晒しやねん。日本の芸能界の恥晒しになったと思いますね》
上沼恵美子（68）が10日に自身がMCをつとめる情報バラエティ番組『上沼・高田のクギズケ！』（読売テレビ）で、放ったジャニーズ事務所の性加害問題に対するコメントが激しいと評判になっている。
「この問題について触れた約20分間は上沼さんの独壇場でした。ほとんど上沼さんが１人でしゃべり続けていて、ゲストも相方のMCの高田純次（76）も何も言えず。高田さんは『知っていましたよね？』と上沼さんに振られて『俺はアングラ出身だから…』としどろもどろになっていました。収録にはお客さんも入っていましたが、上沼節が炸裂している間は笑いもなく、ただただ聞き入っていました」（制作会社スタッフ）
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実際に上沼はどんなことを言っていたのか。
自身については性加害の話は知っていたと明言し、それを知っていてマスコミが何も言えなかったのは『そんなことは言うたらあかんで、タブーやねんで、あれはあかんで』という風潮があったからだとバッサリ。
《それが今のこの世の中になって『コンプライアンスがなんだ』って言って、国連まで行くような話になって。BBCが問題にして。それで慌てた、マスコミがね。みっともないっちゃみっともないですわ》
そして、東山新社長についても「社長になんかならんでいいと思う」と訴える。
《だって才能のあるピカピカの方でしょ。役者でもMCでも一生懸命やってはるやんか。そっちの指導をしてもらいたい。経営って難しい。専門の方が寄ってたかってやってもええと思う。まったく芸能界に関係ない人の方がいいと思う。東山さん、もったいないで》
さらに冒頭のコメントのように、故ジャニー氏の所業についてはことさらに激しく批判、事務所名はそのまま残すというジャニーズの判断に対しても「絶対ダメよ、吐きそうになるわ」と怒りをあらわにした。
《言語道断。そこで悩んでること自体が。こんなもん、悪魔の名前をひけらかして。その名前聞いたら、どうしてもそこ（性加害に意識が）行きますよ。大きな事件ですもん。一回壊すべきやわね》
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これらの上沼の一連のコメントにネットの反応はきわめて好意的だった。関西・中京ローカルとはいえ、地上波では言い過ぎといえるほどまでに言い切った彼女に対して、反対意見はほとんど見受けられなかったのだ。
かつては関西ローカルのテレビ番組では、東京ではオンエアできないような過激な発言がウリだったこともあったが、最近では以前ほど言いたい放題ではないという。なぜ、上沼はそんな中でも過激な発言ができ、しかもそれが支持されるのか。コラムニストの影山貴彦氏は次のように語る。
<div data-friday-nextpage-lead="上沼恵美子だけが言いたい放題な「ワケ」"></div>
「上沼さんは、社会で起こっている出来事について、ここは絶対言わなあかんぞ、というときにはあくまで一般人の目線で大きな権力に物を言う、というスタンスを貫いています。そういうものに対して、通常テレビに出ている人はここまでしか言わない、という一線から先まで歩を進める凄さ、そこに視聴者は拍手喝采を送ってきたし、今回もそれがあったというところでしょうね」
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影山氏によると、上沼が愛される理由はただ、強い者に物申すというところだけではないのだという。
「今回の20分の発言の中では、『東山くんが社長をするなんて、もうかわいそうや』、『なんでこの人も社長せなあかんの』と東山さんについて繰り返し言っていて、実はそこの発言の分量が一番多かったんです。そこにも上沼さんの人間性が出ていたように思います。好きなものは好き。嫌いなものは嫌い。だから、客観的じゃないんですよ。ご自身でも、私は感情で物を言うというようなことをおっしゃっていて、そういうキャラクターを関西人はとりわけ良しとする部分があります。亡くなった上岡龍太郎さんも理路整然と言ってるようで、結構言っている内容に感情が入っていることもありました。
ただ理路整然とクレバーに物を言う人は東京にもいますけど、それを芸人というテイストを忘れずに言うっていうところですよね。上岡さんと上沼さんっていうのは、タイプは違うかもしれませんけど、似たところはあるな、と。無理やり加えれば、やしきたかじんさんにも似たところはある」
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この”関西の３巨頭”の共通点の１つには１大勢力である吉本の所属ではないという点がある。そこも重要なポイントだと影山氏は指摘する。
「吉本に限らず、大手の芸能事務所で活躍される方っていうのは、言いたいけど言えない部分はあると思います。皆さんは個人事務所でやってらっしゃるからこそ、言うべきことを二の足を踏まずに言えたのでしょう。次の世代ではまだ、そういう人はいません。&#8221;３巨頭&#8221;のように関西を代表するような物言う芸人さんを待望する声が視聴者からも作り手側からも出てきています」
一見過激な発言も、実は&#8221;芸の域&#8221;なのかも知れない。

共同

1番組でジャニーズの性加害問題に触れて「死んでる場合ちゃうねん」等々、ブチギレまくった上沼恵美子。その激しすぎるコメントにもネットでは賞賛の声が。なぜ上沼は言いたい放題で、しかもそれが支持されるのか。

「死んでる場合ちゃうねん」番組でジャニーズ問題にブチギレ放題の上沼恵美子はなぜそこまで言えるのか

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