10・2ジャニーズ再会見の「重要視点」新たに浮上した”相続税問題”と事務所内「ハラスメント体質」 | FRIDAYデジタル

10・2ジャニーズ再会見の「重要視点」新たに浮上した”相続税問題”と事務所内「ハラスメント体質」

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9月の会見では世間の反発を招いたジャニーズ経営陣。今度は納得させる答えを出せるのか…
9月の会見では世間の反発を招いたジャニーズ経営陣。今度は納得させる答えを出せるのか…

ジャニーズ事務所が創業者ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、10月2日午後2時から都内で記者会見を行う。9月7日に行った会見では対応が不十分と判断。ジャニーズ事務所としては正念場の会見となる。

登壇者は前回に引き続き、東山紀之新社長、藤島ジュリー景子前社長、関連会社ジャニーズアイランドの井ノ原快彦社長と弁護士の4人になる見通し。各メディアは仕切り直しとなる記者会見の要点を解説している。

9月29日付デイリースポーツでは「4つの注目点」と題し、7日の会見で社名存続を公表して世論の反発を招いたことから①社名変更は必須として、②ジュリー氏が保有する株式の取り扱い、③被害補償の具体的方策、④所属タレントと社員の将来についての方策を挙げた。その上でこう指摘する。

《10月2日の会見で求められるのは確たる“回答”だ。『ジャニーズ』に変わる新たな社名、ジュリー氏が保有する株式、被害補償、新会社を設立して所属タレントを移籍させるプランの発表だけではなく、その決断に至る経緯にも注目が集まる》

前回の会見から約1ヵ月の間に新たに判明したことでは、週刊文春が報じたジュリー氏の相続税の支払い免除疑惑、東山新社長の元マネジャーが度重なるセクハラ行為で、9月に事務所を〝クビ〟になっていたことなどが挙げられる。

また、“すべてを知る男”といわれる白波瀬傑前代表取締役副社長については、前回の会見でも「なぜいないのか?」と質されたが、芸能プロ関係者によると

「もうジャニーズ事務所を離れている。会見には来ないはずだ。本人は方々に『私は何も知らない』と電話をかけまくっている」

という。

前回は約4時間10分のロング会見となった。質疑応答に大半の時間を割いたためだ。

一方で今回は午後2時から2時間、午後4時に終了予定と明記している。冒頭に今後の方針の説明があり、その後質疑応答となる。

「会見場所の都合上、使用時間が決まっているのかもしれないが、2時間足らずですべての疑問が晴れるかどうか」(ワイドショー関係者)

前回は“イの一番”に日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の記者が東山新社長のハラスメント疑惑について質問し、不穏な幕開けとなった。また、「東京新聞」の名物記者・望月衣塑子氏による“独演会”のような質問も飛び出し、関係者によれば

「東山さんにとっても想定外だったようで、会見後には疲労の色を隠せなかったそうです。それを教訓に、今回は暗に質問者の“選抜”が行われるかもしれません」

と指摘する。

直近では『Kis-My-Ft2』の元メンバーだった飯田恭平氏がジャニーズ性加害問題当事者の会に加入し、これまで「学業のため」と説明していた退所理由がジャニー氏による性加害が原因だったと明らかにした。

現役で活動するグループに関わる新事実にファンは大きく動揺している。このあたりの経緯も会見で聞かなければならない。

ジャニーズ存続を占う重大会見。記者たちはどこまで踏み込んだ回答を引き出すことかできるのだろうか――。

  • PHOTO中村 和彦

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