<figure id="attachment_334920" aria-describedby="caption-attachment-334920" style="width: 5472px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="4fd67884"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/10/e8a96267593680db28a06b9d3fe7c788.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-334920" class="wp-caption-text">東山は事務所を退所するタレントに対し「応援したい」と話した</figcaption></figure>
<p>「<span class="strongInContent">ジャニーズの名前はすべて消えます</span>」</p>
<p>10月２日午後２時、ジャニー喜多川氏による性加害問題を受けて、ジャニーズ事務所は都内ホテルで会見を開いた。会見には東山紀之代表取締役社長（57）、井ノ原快彦ジャニーズアイランド代表取締役社長（47）、顧問弁護士の木目田裕氏（56）、チーフコンプライアンスオフィサーの山田将之氏の４人が出席。藤島ジュリー景子前社長（57）は姿を見せなかった。</p>
<p>会見冒頭、東山は一連の問題について改めて謝罪し、「ジャニーズ事務所再出発のビジョン」としてこう語り始めた。</p>
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<p>「<span class="strongInContent">喜多川氏と完全に決別する決意を示すため、社名を10月17日付で『SMILE－UP.』（スマイルアップ）と変更していきます。スマイルという言葉に違和感を感じる方もいらっしゃると思いますが、まずは被害に遭われた方々への支援と補償を少しでも早く進めていくことが『SMILE－UP.』社の社会的責任と考えております</span>」</p>
<figure id="attachment_334919" aria-describedby="caption-attachment-334919" style="width: 5343px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="1d97ddd9"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/10/929d75e16c926ef894e940191458ef91.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-334919" class="wp-caption-text">社名変更後、ジュリー氏は100%保有の株主として会社に残るという</figcaption></figure>
<p>旧ジャニーズ事務所については、被害者の補償を完了させた後に廃業。タレントのマネジメントや育成は、新たに設立する会社（会社名はファンクラブの公募で決定）で担うとした。</p>
<p>９月７日に行われた新社長就任の会見では、「<span class="strongInContent">ジャニーズという社名を変更することは考えていない</span>」としていた東山。この発言から１ヵ月足らずで、突然の社名変更となった。</p>
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<p>会見では、欠席したジュリー氏が書いた手紙を井ノ原が代読する一幕もあった。ジュリー氏は手紙の中で、叔父のジャニー喜多川氏と母親のメリー氏が絶対的な権力を握っていたことに触れながら、「<span class="strongInContent">母メリーは、私が従順な時はとても優しいのですが、私が少しでも彼女と違う意見を言うと気が狂ったように怒り、叩き潰すようなことを平気でする人でした</span>」とメリー氏への恐怖を吐露。過去にはパニック障害と診断されていたことも明らかにしたが、集まった記者は「<span class="strongInContent">今日いないとダメだろ……</span>」「<span class="strongInContent">ジュリーさんに聞きたい質問があったのに……</span>」と不信感を露わにした。</p>
<p>会見には約300人のマスコミが集まったが、注目の的になったのは登壇した４人だけではなかった。質問のある人は挙手し、質問はひとり１つまでというルールを破り、一部の記者が東山を執拗に追及したのだ。このルール無用の行動に、会見場は一時騒然。芸能リポーターやカメラマンからは、「<span class="strongInContent">もう黙ってろよ！</span>」「<span class="strongInContent">司会者ちゃんと進行しろ！</span>」と怒号が飛び交った。</p>
<div data-friday-nextpage-lead="会見後にメディア関係者が受けた“圧力”"></div>
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<figure id="attachment_334918" aria-describedby="caption-attachment-334918" style="width: 5472px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="aaade500"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/10/f9150ef08aed774cc5157cce64714857-1.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-334918" class="wp-caption-text">記者たちの怒号を聞いた井ノ原が「落ち着きましょう」と宥める場面もあった</figcaption></figure>
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<p>９月７日の会見で東山は、<span class="strongInContent">「今後、事務所がメディアに圧力をかけることはない」</span>と明言している。しかし、未だに&#8221;圧力&#8221;は残っている。</p>
<p><span class="strongInContent">「２日の会見後、ジャニーズのタレントが出演する10月上旬開催のイベントに取材の申し込みをしたんです。しかし、イベントを取り仕切っているPR会社の担当者から</span><span class="strongInContent">『今回週刊誌はお呼びでない』と参加を断られました。これまで一部の週刊誌など、ジャニーズタレントが出演するイベントには参加できない“NG媒体”が存在していました。新体制になっても、それが残っているのです。今回、我々の取材を拒んだのが、ジャニーズ事務所なのか、それとも間に入っている担当者が忖度したのかはハッキリしません。ただ、長年続いてきたメディアをコントロールする構造はそう簡単になくならないのではないでしょうか」（週刊誌記者）</span></p>
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<p>今回の会見で退所していくタレントについて問われ、「<span class="strongInContent">自分の仲間に圧力をかけるようなことはない</span>」と断言した東山。メディアへの“圧力”が健在である以上、新会社の先行きに不安が残る。</p>
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中村和彦

「ジャニーズの名前はすべて消えます」10月2日午後２時、ジャニー喜多川氏による性加害問題を受けて、ジャニーズ事務所は都内ホテルで会見を開いた。

「圧力をかけることはない」と言っていたのに…ジャニーズ会見後にメディア関係者が受けた”圧力”

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