<figure id="attachment_336796" aria-describedby="caption-attachment-336796" style="width: 2584px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="0ac43d5b"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/10/822799c0e749ec12b80c432ed3635d72.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-336796" class="wp-caption-text">26歳にしてトップスターの座に</figcaption></figure>
<p>10年前、20年前、30年前に『FRIDAY』は何を報じていたのか。当時話題になったトピックをいまふたたび振り返る【プレイバック・フライデー】。今回は30年前の’93年10月29日号掲載の「ギャル熱狂 宝塚の新トップ天海祐希の『素顔』に突撃だア～ッ」をお届けする。当時、宝塚歌劇団・月組トップになったばかりの天海祐希（56）を取材した記事だ。当時、本誌は以下のようにつづっている。</p>
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<p>素顔でも眩いばかりのこの顔立ち。</p>
<p><span class="strongInContent">「こんな美人が芸能界にいたのか」</span></p>
<p>などというなかれ。彼女が舞台に登場するやいなや、詰めかけた3000人のファン――とくに女性ファンは熱狂、そしてまた熱狂。感動と興奮のルツボ状態と化してしまうのである。</p>
<p>といえば、もうおわかりであろう。彼女こそ宝塚歌劇団月組の大スター、6 月に退団した涼風真世のあとを受けて&#8221;トップさん&#8221;となった、その名も天海祐希である。「研7｣──初舞台以来7年目にしてトップの座を射止めたのは、鳳蘭以来のこと。あの大地真央でさえ10年かかったといえば、いかに異例のスピード出世だったかがおわかりいただけよう。</p>
<p><span class="strongInContent">「でも、あまり意識はしていません。 プ レッシャーを感じたら、手も足も動かなくなりますからね」</span></p>
<p>と涼し気に笑う天海は、東京・台東区生まれの生粋の下町っ子。入団するまで宝塚にはとくに興味がなかったというから驚きだ。</p>
<p><span class="strongInContent">「中学の先生にすすめられて受験したのです。そしたらこうなりました」</span></p>
<p>と、天海自身は淡々と語るが、ナンと堂々のトップ合格だったのだ。</p>
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<p>172㎝の長身と天性の美貌でファンを魅了してきた天海は、’93年10月25日までの宝塚劇場でのお披露目公演でも連日観客席を沸かせた。その後、わずか２年で宝塚を退団することになると、TVのワイドショーで特集が組まれるほどの破格の扱い。東京宝塚劇場で行われたサヨナラ公演終了後のパレードには6000人のファンが詰めかけ、別れを惜しんだのだった。</p>
<div data-friday-nextpage-lead="天海の大胆ショットが…！"></div>
<p>その後の彼女のさらなる活躍は多くのかたがご存じだろう。</p>
<p>退団後は複数の芸能事務所が彼女に声をかけていたという。本人は石原プロ入りを希望していたようだが、男性俳優だけという事務所の方針があったため、断られたそうだ。</p>
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<p>その後はテレビドラマや映画など、映像作品へ活動の幅を広げていった。転機となったのは’04年の『離婚弁護士』（フジテレビ系）。不本意ながら畑違いの家事事件を扱うことになった女性弁護士の奮闘を描いたこの作品で天海の〝男前〟ぶりが開花。作品は好評で続編も作られた。そして、’05年『女王の教室』（日本テレビ系）、’06年『トップキャスター』（フジテレビ系）、’09年『BOSS』（フジテレビ系）など、〝男前〟な役柄で次々とヒットを飛ばす。</p>
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<p>’14年から’22年のスペシャル版まで続く『緊急取調室』シリーズなど、日本のドラマシーンにはなくてはならない女優となったのだ。</p>
<figure id="attachment_336797" aria-describedby="caption-attachment-336797" style="width: 1417px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="af8a8434"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/10/9ce17c3b28daed9f3229a557e255e6ca.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-336797" class="wp-caption-text">最近でも舞台の楽屋口には出待ちのファンが並ぶ。その多くは宝塚時代からのファンだという（&#8217;17年7月）</figcaption></figure>


神崎龍、坂口靖子

10年、20年、30年前に『FRIDAY』は何を報じてきたのかを振り返る【プレイバック】シリーズ。今回は'93年10月29日号掲載、宝塚トップスター時代の天海祐希への直撃インタビューでの様子をお届け。

【プレイバック’93】「プレッシャーは意識しません」宝塚トップの天海祐希が本誌に見せた”男前”

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