<figure id="attachment_337273" aria-describedby="caption-attachment-337273" style="width: 3084px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="37afdba9"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/10/4bdef9bd43f1b4bf91077fa2f228c264.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-337273" class="wp-caption-text">LEEVELLES（リーベルス）。メンバーは中央の金髪男性が小川紘輔（Vo.）、時計回りに川﨑純（Gt.）、髙木皓平（Dr.）、宮地正明（Ba.）、の4人</figcaption></figure>
16日より放送がスタートした橋本環奈主演の警察エンターテインメントドラマ『トクメイ！ 警視庁特別会計係』。このドラマのオープニング楽曲『地獄の沙汰も愛次第』を歌っているのが、４人組ロックバンド・LEEVELLES（リーベルス）だ。
今年に入って自身の楽曲が『住宅情報館「2023年初詣編」』、『洋服の青山 レディースフィッシャーズ「橋本環奈スーツチェンジ編」』のCMソングに起用されるなど注目を集める彼らは、８月30日にデジタルシングル『ヨルヲカケル』でメジャーデビューを果たしたばかり。
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ロック、ポップス、エレクトロ等、邦楽洋楽の多彩なジャンルから影響を受けた楽曲が持ち味で、力強い歌声と演奏を聴かせる実力派。精力的に参加しているフェス等で、確実にファンを増やし続けている。
小川紘輔（ボーカル＆ギター） 「バンド名である『LEEVELLES』は、“開拓を望む者たち”という意味が込められた造語です。自分たちの音楽で新しいシーン、新しい時代を作っていきたいという思いから名付けました。作詞作曲はもちろん、動画編集、ジャケット用のビジュアルを描くことまで、すべて４人で手がけることができるのが、このバンドの特徴ですね」
４人全員がクリエイターとして才能を発揮。それらはほとんどが独学で身につけたものだという。これからの音楽シーンを作っていくであろう可能性を秘めた彼らの、好きなものや日課といったパーソナルな部分に迫ってみる。
小川「食べることが好きですね。おいしいものをいっぱい食べることが好きで、お風呂も２時間くらい湯船につかるほど好きです（笑）。携帯を持ってお風呂で映画を見たりもします」
川﨑純（ギター）「最近お風呂で見た映画は？」
小川「昨日『モンスターズインク』を見たばっかり（笑）。ディズニーめっちゃ好きなんですよ。あと最近は、朗読を始めました。ラジオをやらせていただく機会が多いんですが、自分のしゃべりのボキャブラリーを増やしたいと思って。言葉のアクセントの置き方や文章の切り方などを勉強しています」
髙木皓平（ドラムス）「僕は散歩が好きですね。犬やモルモットなどの動物も好き。アニメの『PUI PUI モルカー』をきっかけにモルモットにハマっちゃって……」
宮地正明（ベース）「そこから入るんだ（笑）」
髙木「そうそう。モルカーの鳴き声って、ちゃんとモルモットの声を収録して使ってるんですよ。あの鳴き声も可愛いし、本当にどハマりしています。……って、モルカーの話ばっかりになっちゃうんですけど（笑）。本を読むことも好きで、週に一冊は読むようにしています。一番好きな作家さんは伊坂幸太郎さん。最近は短歌や哲学書を読む機会も増えました」
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川﨑「僕はスポーツが好きですね。自分自身、昔やっていたということもあるんですが、今は野球やサッカーを観戦するのが好きで、時間があればYouTubeでハイライトシーンを見たりしています。生まれが福岡なので、ソフトバンクホークスのファンです！ 日課は、筋トレです」
<figure id="attachment_337270" aria-describedby="caption-attachment-337270" style="width: 3084px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="f61a475e"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/10/6defdfd4fb17c0b8fd3bd56c02626046.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-337270" class="wp-caption-text">穏やかな空気感のなかインタビューが進んだ</figcaption></figure>
髙木「今は特にどこを鍛えてるの？」
川﨑「まずは腕立て伏せからやってる。プランクとかも、YouTubeで見ながら」
小川「バンドのグループラインに『筋トレ、マジきついわ』ってメッセージ送ってくるよね（笑）」
宮地「くる！ 夜11時くらいに唐突に（笑）」
川﨑「ちゃんとやってるアピールをしようと思って（笑）」
宮地「僕は、緻密に作られていて考察ができる映画が好きですね。クリストファー・ノーラン監督の作品はよく見ます。小説にしろゲームしろ、考察しながら楽しめるものに昔から惹かれて。作った人は、ここにこういう気持ちを込めたんだろうなとか、探るのが好きなんです」
<div data-friday-nextpage-lead="どれだけ世代が違っても、愛の形は変わらないと思う"></div>
<h2 class="p1">「バンドは一人ひとりが主役であるべき」</h2>
17日にリリースされたばかりの２ndデジタルシングル『地獄の沙汰も愛次第』は、“地獄の沙汰も金次第”ということわざから、曲のテーマを得たという。
小川「今の社会は、ちょっと生きづらさを感じてしまう瞬間が多いと思っていて。そんなとき、みんながもう少しずつ優しさや思いやりを持つことができれば、もっと生きやすくていい世の中になるんじゃないかと思って書きました。愛というのは、どれだけ世代が違っても、根本は同じだと思うんです。形は変わらないまま紡いできたものだと思うので、“金次第”ではなく、“愛次第”に変えてみたんです」
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川﨑「これまでの僕たちの楽曲では、ギターの音は結構ライトな感じにしていたんですが、今作ではギターの音が少し前に立つような構成にしていて」
小川「そう、ギターソロがすごくカッコいいんです。曲の情景が変わるようなイメージを持っていただけると思います」
<figure id="attachment_337259" aria-describedby="caption-attachment-337259" style="width: 2056px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="f8abca50"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/10/f19b6ca7c1fc9190c2ce5c4157ececf0.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-337259" class="wp-caption-text">メンバー全員で革新的なエンターテインメントを作っていきたいという想いから、バンド名には「エンターテイナー」の頭文字である「E」がメンバーの人数と同じ４つ含まれている</figcaption></figure>
川﨑「ソロの中でもストーリーが動いているように感じてもらうために、感情を込めて弾きました。ちゃんと意味のあるギターソロになったかなと」
小川「やっぱり４人のバンドなので、一人ひとりが主役であるべきだと思うし。そういった部分は、この曲をはじめ、今後も大切にしていきたいと思っています」
タイトルにある『地獄』にかけて、最近経験した“地獄のような瞬間”を聞いてみるとーー。
川﨑「友達に開いてもらったメジャーデビューのお祝いの会で、楽しくて飲みすぎてしまって。次の日の始発電車に乗ったんですが、車内で寝てしまい、ずっと始発から終点を往復していたことです……。完全に自分が悪いんですけどね」
髙木「誰にも起こしてもらえなかったんだね（笑）。僕も電車関係なんですけど、乗っていた電車から降りるときに、目の前にいた方が倒れてしまったんですよ。ほかにも降りる方がたくさんいたので、『大丈夫ですか？』って起こしてあげようとしたら、『触るんじゃねえよ！』って怒られて。これはシンプルに悲しかったですね……」
宮地「そのとき俺も横にいたんですけど、『うわ、めっちゃ怒られてる』って面白くて（笑）。ただ助けようと思って手を伸ばしただけなのに、怒られて可哀想って思いました」
髙木「地獄の中で愛が勝らないこともあるんですよね」
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宮地「僕はメジャーデビューしたときに、お世話になった方たちに連絡を入れたんですけど、一人だけ名前を間違えて送ってしまったこと。やってはいけないミスだったから、本当に冷や汗が止まりませんでした」
小川「経験した地獄は……少し前に、牡蠣に当たってしまったことですね。発熱してしまったのでコロナを疑われてPCR検査を受けることになり、一度帰されて。症状が悪化して、もう一度病院へ行き、そこでやっと点滴をしてもらえることになったんです。少し楽になったのでタクシーで帰ろうとしたら、すべて出払っていてバスに乗ることになりました。そしたら、家の最寄りのバス停を飛ばされるという……」
川﨑「え、ボタン押さなかったの？」
小川「そもそも、そのバス停が表示されなかったんだよね。次の降車地で降りたんだけど、運転手さんに言ったら『本当にすみません！』って。シンプルに飛ばしちゃったみたい（笑）」
髙木「それは二重にも三重にも地獄で可哀想すぎる」
<div data-friday-nextpage-lead="「これからも、僕たちらしい楽曲を」"></div>
<h2 class="p1">努力している人たちへの“応援歌”</h2>
今作をきっかけに、さらなる飛躍が期待されるLEEVELLES。メジャーデビューをして変わっていく環境のなか、これからも理想を追いかけて走り続けたいと意気込んだ。
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小川「メジャーデビュー曲『ヨルヲカケル』は、現状打破というテーマに加えて、自分たちに向けて書いた曲でもありました。どの方向に進むのが正解なのかわからない世界で、正しい道を教えてくれる人はいません。何者かになりたいという漠然とした思いは、ほとんどのみなさんが抱えているものだと思っています。
自分が見たい景色に出会うために、僕たちはみんな走っているんだよというメッセージや、努力している自分を認めてあげて、この先も走り続けられるように……そんな思いを込めながら４人で書き上げました。これからも、僕たちらしい楽曲を届けていきますので、応援よろしくお願いします！」
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<figure id="attachment_337303" aria-describedby="caption-attachment-337303" style="width: 3084px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="abc1649d"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/10/19f7abb98d861b3ae5219fe4089106b3.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-337303" class="wp-caption-text">2019年８月１日結成。すべての録音行程をメンバーで完結できることもバンドの強みのひとつ</figcaption></figure>
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<a href="https://youtu.be/iSIibAYunLA">LEEVELLES最新シングル『地獄の沙汰も愛次第』のMVはコチラから</a>
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橋本環奈主演の警察エンターテインメントドラマ『トクメイ！ 警視庁特別会計係』。このドラマのオープニング楽曲を歌っているのが4人組ロックバンド・LEEVELLES（リーベルス）にインタビュー。

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