22日、大晦日の年越し特番として’06年から’20年まで放送してきた『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！絶対に笑ってはいけない』シリーズ（日本テレビ系）の放送が、今年も見送られることが明らかとなった。
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「吉本は数年前から世代交代を考えており、ポスト『ダウンタウン』として、『かまいたち』や『千鳥』を推しています。日テレは、今年の年末特番で東野幸治（56）や『ナインティナイン』、『千鳥』や『かまいたち』を中心とした吉本芸人を司会にした９時間超の大型お笑い特番を企画中だそうです。また、目玉企画として番組内で情報バラエティ番組『伊東家の食卓』の一夜限りの復活が決まっていると聞いています」（テレビ局関係者）
<figure id="attachment_338908" aria-describedby="caption-attachment-338908" style="width: 2058px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="1e428403"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/10/2d9d443a2261b557daf954c414d2281b-e1698144172211.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-338908" class="wp-caption-text">タクシーに乗り込んだ『かまいたち』の濱家隆一（39）。『ダウンタウン』をメインとしたバラエティ番組『リンカーン』（TBS系）の後継番組『ジョンソン』（TBS系）は『かまいたち』をメインとした構成となっている</figcaption></figure>
年末のお笑い特番を仕掛けるなかで、なぜ『伊東家の食卓』が復活することになったのか。実は『伊東家の食卓』こそ、今復活させるのに最もちょうどいい人気番組なのだという。
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「当時、『伊東家の食卓』には、『V6』だった三宅健（44）がレギュラー出演していました。三宅が『TOBE』に移籍後、初のテレビ出演を果たしたのも日テレのバラエティ番組だった。彼がテレビに出れば、同所属の平野紫耀（26）などもテレビ出演しやすくなるので『TOBE』としては、なるべく早めに自社タレントのテレビ出演を印象付けたいはず。日テレとしても『TOBE』には恩を売っておきたいでしょう。さらに、このタイミングで三宅を起用すれば、日テレも旧ジャニーズ事務所も、圧力や忖度がないクリーンなイメージを視聴者にアピールできて、全方向に好都合です。『伊東家の食卓』は、自然な形で三宅をテレビ出演させるのにちょうどいい企画だと思います。
<figure id="attachment_338909" aria-describedby="caption-attachment-338909" style="width: 1350px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="ea52b67d"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/10/8444b40cbd11f1ee876ecdf33b0e7837-e1698144222773.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-338909" class="wp-caption-text">『TOBE』の本格始動直後、沖縄へ向かう滝沢秀明氏（左・41）と三宅。『TOBE』へ移籍後、三宅が初めてテレビ出演を果たしたのは『メシドラ ～兼近＆真之介のグルメドライブ～』（日本テレビ系）だった。</figcaption></figure>
また、三宅が吉本芸人だらけの特番に食い込むことができたのは、『TOBE』の滝沢秀明社長が、同じく『JO1』など若手男性アイドルを抱える吉本興業との関係性をしっかり作って準備していたから。吉本にしても、多くの問題を抱えている旧ジャニーズ事務所より『TOBE』のほうが扱いやすいと思います」（芸能事務所関係者）
年末特番を前に、三者三様の思惑があるようだ。

足立百合

町田ヒモ太郎

大晦日、日テレが『ガキ使』にかわる年末のお笑い特番を仕掛けるなかで、『伊藤家の食卓』が復活を構想中。実は『伊藤家の食卓』こそ、今復活させるのに最もちょうどいい人気番組なのだという

『ガキ使』に代わる大型お笑い特番内で『伊東家の食卓』が復活…その裏にある吉本と『TOBE』の思惑

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