<figure id="attachment_341085" aria-describedby="caption-attachment-341085" style="width: 3031px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="01c1f764"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/11/672e4c4ff04cd37b7ca61f831ff29647.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-341085" class="wp-caption-text">後列左から池山、石橋、広沢、秦。前列右から川崎、古田、東らの面々。みなさんノリノリだ</figcaption></figure>
10年前、20年前、30年前に『FRIDAY』は何を報じていたのか。当時話題になったトピックをいまふたたび振り返る【プレイバック・フライデー】。現在阪神とオリックスが毎夜しのぎを削る日本シリーズにちなんで、今回は30年前の’93年11月19日号掲載の「古田も池山もオチャメ！本誌独占ヤクルト優勝の夜」をお届けする。ヤクルトが15年ぶり２度目の日本一となった夜の祝勝会２次会に本誌が直撃取材したときの模様をお伝えする。宴にはわれわれ以外にも意外な人物が〝乱入〟していた──。
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<h3>大物乱入！大盛況の酒宴をプレイバック</h3>
何たって日本一。大いに盛り上がったのである。 11月１日、宿敵・西武を下した当日のヤクルトナイン。優勝祝賀会のビールかけも豪快だったが、２次会はそれ以上にヒートアップしたのだ。
場所は東京・六本木のカラオケバブ。 午後10時スタートの「無礼講」は、それでも当初は主力選手がTV出演に駆り出されたおかげで、拍子抜けするほどヒッソリと始まった。と、そこに駆けつけたのが、『とんねるず』の石橋貴明。ベテラン・伊東昭光投手が母校・帝京高校野球部の後輩とあって、そのまんま東らと共に突如乱入したのだ。開口一番、「んだよ、 みんないねーじゃん!」
とガックリ。しかし、時間が経つにつれ 「主役」が一人、また一人と集まってくる。０時をまわる頃、宴はようやく熱気を帯びてきた。さアそこからが大変。 店内貸し切りとあって、飲めや歌えやのドンチャン騒ぎ。 怒号とも喚声ともつかぬ雄叫びが夜の六本木にこだました──。
本誌はその様子をカメラに収めるべく、チームリーダーだった広沢克実（当時31）に撮影を申し出ることに。広沢は快諾してくれたものの、石橋貴明（当時32）、古田敦也（当時28）、池山隆寛（当時27）らがいろいろ言い出して……。
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広沢「じゃ、これ撮ったら帰る？」
──ハイ、もちろん。
広沢「ヨシ、みんな早く並んで」
石橋「ホントに帰る？ 約束できる？ なら名刺ちょーだい」
古田「エーッ、みんなホントにやるの？ フライデーに協力したって、やられる時はやられるんやで。オレなんか……」
<div data-friday-nextpage-lead="「クビをかけて誓えますか？」と言われ…"></div>
古田が乗り気でなかったのは、この年の７月に本誌が彼の女性関係に関する記事を掲載していたからだった。
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池山「フル（古田）を説得するのに２時間もかかったんだ」
古田「自分だって、やられたやんか」
池山「あれは『フォーカス』や（笑）。でもね、その代わりここにいるメンバーのことはもうやらないよ」
石橋「大丈夫、大丈夫。みんな何かあったら、ええと…（名刺を見て）○○さんに言えばいいんだよ」
池山「石橋さんのこともだよ。ちゃんとクビをかけて誓えますか？」
──ハイハイ、誓います（私は）。
全員「それじゃ、せえの、バンザーイ」
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このような経緯で撮影されたのが、トップの写真だ。この底抜けの明るさ、まさに日本一の笑顔だ。とくにこの年の日本シリーズの相手は前年に苦汁を飲まされた西武。前年までシリーズ３連覇していた西武を向こうにまわし、見事リベンジを果たしての日本一だから、喜びも格別だったのだろう。
さて、今年このように楽しく美酒に酔えるのはどちらのチームだろうか。
<figure id="attachment_341086" aria-describedby="caption-attachment-341086" style="width: 4365px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="b0c150e2"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/11/e9d2f530155264fc1eb60be2b7b9438e.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-341086" class="wp-caption-text">宙に舞う野村克也監督。監督としての日本一はこれが初だった</figcaption></figure>

李相允、益田周一

10年、20年、30年前『FRIDAY』は何を報じてきたのかを振り返る【プレイバック】シリーズ。今回は'93年11月19日号掲載、意外な乱入者で盛り上がったヤクルト"日本一の宴"の様子をプレイバック。

【プレイバック’93】「ヤクルト日本一」勝利の宴に乱入した「意外な大物タレント」たち

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