<figure id="attachment_341891" aria-describedby="caption-attachment-341891" style="width: 1660px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="07b7731c"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/11/cfb721657438535d40363d2cfd49fa54.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-341891" class="wp-caption-text">10月下旬、都内某所で被害者との対話を終えた東山。９月から面談を開始して、現在20名ほどの被害者たちと交渉を始めているという</figcaption></figure>
〈東山さんはスマイルアップの社長さんとして、被害者の皆さんの対話と補償に専念することを決意してくださいました。
当初は新会社も担当する予定でしたが、思ったよりも補償の方が大変で、しっかりと向き合うために覚悟を決めてくださいました。ご家族もいらっしゃる中、引退も決意して専念してくださること、私は心から感謝しています。 
みなさんも無事に補償が進んでいくこと祈っていてください〉（原文ママ・以下同）
『ＳＭＩＬＥ-ＵＰ.』の東山紀之社長（57）が、新エージェント会社の社長就任を辞退、『ＳＭＩＬＥ-ＵＰ.』の社長として補償に専念することが各メディアで報じられている。10月31日、井ノ原快彦副社長（47）は、社内のネット掲示板で東山が新会社社長就任を辞退していたことについて、冒頭のようにアナウンスした。
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主演舞台の合間を縫って９月から被害者との面談に日参する東山だが、旧ジャニーズ事務所の立て直しは、彼の意向が届かない所で行われることになりそうだ。
旧ジャニーズ事務所の会見を受け、ＮＨＫなどのテレビ局や旧ジャニーズ事務所のタレントをＣＭなどに起用していた企業らは、取引を一時見直した。さらに『ＳＭＩＬＥ-ＵＰ.』と新エージェント会社が完全に決別したと確認できない限り、所属タレントの新規起用はしないとの方針を示している。
「東山が双方の社長を兼任すれば『ＳＭＩＬＥ-ＵＰ.』と新会社が決別したように見えない。そこでソニーミュージック出身で旧ジャニーズ事務所の顧問を務めていた竹中幸平氏を新エージェント会社の社長にする話が持ち上がりました。しかし竹中氏にしてみたら、いまさら社長になる必要がない。矢面に立たず、これまで通りジャニーズの顧問をしているほうが安全ですから」（芸能事務所関係者）
そんななか、10月24日『ＳＭＩＬＥ-ＵＰ.』に激震が走る。27年間、事務所の稼ぎ頭として活躍してきた二宮和也（40）が退所に踏み切ったのだ。
「完全に退所するか、エージェント契約、もしくは専属契約を結ぶのか、多くのタレントが決断できていないなかで、若手のリーダー格である二宮の退所は新会社にとってかなりの痛手です。
櫻井翔（41）も『ＳＭＩＬＥ-ＵＰ.』からの退所を条件に、日本テレビから『ｎｅｗｓ ｚｅｒｏ』のキャスターと『ベストアーティスト2023』の司会継続、ドラマ『大病院占拠』の続編制作が確約されていると聞いているので、退所の意向を固めていると思います」（民放テレビ局関係者）
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<div data-friday-nextpage-lead="&quot;絆&quot;を強調する井ノ原副社長"></div>
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<h2>&#8220;絆&#8221;を強調する井ノ原副社長</h2>
『ＳＭＩＬＥ-ＵＰ.』としては、これ以上退所ドミノが続くのは避けたいはずだ。
外部からカリスマ性のある人物を社長として招き入れて、各メディアや取引先企業、所属タレントや社員らに上層部の一新を印象付ける必要があると考えているのだろう。10月31日、冒頭で紹介したように副社長である井ノ原から、社内のネット掲示板に社員とタレントに向けてメッセージが掲載された。以下はその一部を抜粋したものである（行変えは編集部）。
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〈ＳＭＩＬＥ-ＵＰ.社員のみなさんお疲れ様です。ＳＵ代表取締役副社長ＣＳＯ井ノ原快彦です。
新社長について事前に説明したかったのですが、遅くなりすみません。 

新社長はプロの経営者、特にエージェントのプロに来ていただこうということになりました。福田淳さんという方です。 

社長さんが外の人だと全く違う会社になってしまうのではないか、という不安もあると思いますが、私ももちろん取締役に入ります。我々が繋いできた絆は、社名や社長さんが違っても、決して変わらないと思っています。だから安心して欲しいです。そして、新しく変えるところは思い切って。守るところは精一杯守っていく覚悟でいます。
私は、この状況で社長を引き受けてくださる人はいないんじゃないかと思っておりました。経営のプロからみても想像以上に大変な状況だと思います。でも、福田さんは「こんな素晴らしいエンタメの文化は守らなくちゃダメですよ。信じていただけるのなら、私でよければやらせていただきます」と決心してくださいました。福田さんの心意気に感謝しています。福田さんとの絆もこれから強くしていきましょうね。 

これから我々がやらなければならないことは、目の前にある大事なお仕事。そして、こんな状況でも逃げずに見守ってくれたファンのみなさんに、今よりも本気で向き合っていくことだと思います。 

いただいた愛情を、時間はかかっても、みんなでお返ししていきましょう。今までよりもっと実力を上げて、今までよりもっと自立して、日本で最先端の芸能プロダクションなんだと胸を張れるように、共に頑張りましょう！　いつも本当にありがとうございます〉
井ノ原は文中で、&#8221;絆&#8221;という言葉を繰り返しており、二宮の退所で他のタレントが流出してしまうのではと、かなり焦っているのが見て取れる。船頭を失った船にヤリ手のキャプテンが乗り込んできた――。ドラマチックな筋書きだが、福田氏の社長就任には、顧問である竹中氏の思惑が潜んでいるという。
「福田氏を推薦したのは、竹中氏ですよ。福田氏は’17年までソニーの子会社『ソニー・デジタルエンタテインメント・サービス』の社長でした。現在もソニーグループ株式会社のシニアアドバイザーを務める竹中氏とは旧知の仲。
コンサルティング会社『スピーディ』で多角的なビジネスをしている福田氏ですが、テレビ局などメディアとの繋がりは弱い。矢面に立ってまで経営権を握りたくない竹中氏と、実業家として名を上げたい福田氏、新たなカリスマを必要とする『ＳＭＩＬＥ-ＵＰ.』、三者の利害が一致した結果でしょう」（前出・芸能事務所関係者）
一方で東山はタレント引退宣言までしたが、当初約束されていたポストにつけなかった。育ての親が犯した罪の贖罪が終わった後、芸能界に彼の居場所はあるのだろうか――。
<figure id="attachment_341893" aria-describedby="caption-attachment-341893" style="width: 1795px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="4cacb6dd"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/11/d7fd06170e68b5948866229d44e109f7.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-341893" class="wp-caption-text">新社長に就任する福田氏。メディアに干されていたのんの芸能界復帰を支えた（同氏のHPより）</figcaption></figure>
<figure id="attachment_341892" aria-describedby="caption-attachment-341892" style="width: 1200px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="c30b2f23"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/11/a0eb9802b8f46c991000ad0bffd187b3.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-341892" class="wp-caption-text">会見にのぞむ井ノ原副社長</figcaption></figure>
『FRIDAY』2023年11月24日号より
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足立百合　中村和彦

『SMILE-UP.』の東山社長が、新エージェント会社の社長就任を辞退。外部からの新社長を招き入れる事について、副社長である井ノ原が社内掲示板で社員とタレントへ向けたメッセージを掲載。その内容とは…

【スクープ！】井ノ原快彦が「社内掲示板」で明かした「新会社社長は東山紀之では無理な」衝撃の理由

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