<figure id="attachment_364045" aria-describedby="caption-attachment-364045" style="width: 4157px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="b9fb50e8"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/03/46ccbe7c3d902d4433b15a28e6bd9be2.jpeg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-364045" class="wp-caption-text">野外ライブで一糸まとわぬ姿になったサンプラザ中野（’91年５月24日号）</figcaption></figure>
<p>『爆風スランプ』（以下『爆風』）がデビュー40周年を機に、再始動することを発表した。</p>
<p>26年ぶりとなる新曲（タイトル・発売日未定）をリリースし、10月からは14年ぶりとなるツアーも行う。そのうちの２公演には、現在中国でバンド活動をするドラムのファンキー末吉（64）が所属するバンド『BuYi（ブイ）』も参加。ボーカルのサンプラザ中野くん（63・以下サンプラザ）は、</p>
<p><span class="strongInContent">「デビュー40周年を記念してただ集まってライブをするだけじゃなくて、なにか意味を持たせられればと。中国からファンキー末吉と、彼が組んでいるバンドを呼んで、日本も中国も関係なく音楽を楽しんでもらいたいです」（ORICON NEWSより）</span></p>
<p>と語った。『爆風』が結成されたのは’82年４月。メンバーはサンプラザとギターのパッパラー河合（63）、ファンキーら４人だ。</p>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<p><span class="strongInContent">「当初は、ライブで観客に消火器を放射したり、スイカを投げるといったパフォーマンスや放送禁止用語を羅列した歌詞などで過激さが売りのパンクバンドのような存在でした。’84年にリリースされた２枚目のシングル『シチズン時計』のCMソング『うわさに、なりたい』」がポップな曲調で話題となり、翌年には人気音楽番組『夜のヒットスタジオ』（フジテレビ系）や『ザ・ベストテン』（TBS系）のスポットライトに登場し、その名が全国に広まります」（音楽雑誌編集者）</span></p>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<p>そして、’88年に名曲『Runner』が誕生。シングル売り上げ34万枚を記録しロングヒットとなった。『FRIDAY』は’85年１月と’91年５月の２度にわたり、『爆風』のライブの模様を報じている。「コンプラ」という言葉こそなくても、「放送禁止事項」や“モラル”は当然あった時代だが……。彼らの過激ライブの模様を振り返りたいーー。</p>
<h3>頭に火をつけ、観客と喧嘩、ステージで全裸の超過激パフォーマンス</h3>
<p>’84年の『うわさに、なりたい』で一躍、全国区になった『爆風』のライブ会場に潜入した記者は、ただただ唖然とするばかりだった。過激なライブパフォーマンスでファンの間では知られる『爆風』だったが、メジャーになってもそのスタイルは全く変わっていなかったのだ。</p>
<div data-friday-nextpage-lead="過激を超えて、むちゃくちゃなパフォーマンス"></div>
<p>ライブが始まるや否や、サンプラザはツルツルに剃りあげたスキンヘッドにマグネシウムを塗って火をつけて「人間マッチ棒」になり、他のメンバーは興奮した観客と喧嘩を始めたりともうめちゃくちゃ。サンプラザは、</p>
<p><span class="strongInContent">「神社でライブやって、子供に石を投げられたこともある」</span></p>
<p>などと語ってくれたが、このライブを見る限り、それも納得なのだった。</p>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<p>次は’91年５月、愛知県小牧市で開かれた中京テレビの『５時SATマガジン』の10周年記念コンサート『おかげ様祭り』での出来事だった。このイベントは多くのミュージシャンが参加した野外ライブで、６番目に登場した『爆風』は１万５千人の観客をまえにノリノリのステージを繰り広げた。しかし、ラスト・ソング『ほら　アホになる』で「事件」は勃発。</p>
<p><span class="strongInContent">「歌い始めたサンプラザはいきなり上着を脱ぎ、ステージで花火を口にくわえ、ライトスタンドによじ登るや今度は靴をくわえて、『みんなも靴をくわえろ！』とシャウト。そこから一気にシャツ、ズボン、パンツを脱いでスッポンポンになってしまったのです。大事なところを紙コップで隠すまでの数秒間、真っ裸でステージを走り回っていました」（前出・編集者）</span></p>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<p>その翌年には『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）で歌いながら客席にダイブ。豆電球２個とパネル１枚を破損している。ライブだけでなく、音楽番組でもその“過激さ”は変わらなかった……。</p>
<p>26年ぶりとなる新曲は、まだ全容が明らかにされていない。サンプラザは、</p>
<p><span class="strongInContent">「テーマはIKIGAI。今、日本語の“生きがい”という言葉がローマ字で”IKIGAI”となって世界でも注目され始めている。私もコロナ禍を経て、改めて“歌うことがIKIGAIだな”と感じました」（ORICON NEWSより）</span></p>
<p>と語っている。</p>
<p>『爆風』の歌と過激なパフォーマンスは切っても切り離せない。還暦を過ぎた彼らが一体どんなパフォーマンスを見せてくれるのだろう。待ち遠しくて仕方ない。</p>
<div data-friday-nextpage-lead="過激パフォーマンスの数々を写真で振り返る"></div>
<figure id="attachment_364046" aria-describedby="caption-attachment-364046" style="width: 3409px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="3f5b52b6"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/03/33ab576c541b467fb70113dff8aa368f.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-364046" class="wp-caption-text">ライブで頭に火をつけるサンプラザ中野（’84年１月11・18日号）</figcaption></figure>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<figure id="attachment_364047" aria-describedby="caption-attachment-364047" style="width: 3409px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="1fa4db0e"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/03/3afa22c059b22e5423777d0c0881fc58.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-364047" class="wp-caption-text">怒号を上げる観客とそこにダイブするメンバー（’84年１月11・18日号）</figcaption></figure>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<div data-friday-nextpage-lead="真っ裸に…！？ サンプラザ中野のライブ衝撃画像！"></div>
<figure id="attachment_364048" aria-describedby="caption-attachment-364048" style="width: 4220px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="be6c1803"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/03/a618b7f3e3084a4a934b40e0bd46ce8a.jpeg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-364048" class="wp-caption-text">野外ライブで過激パフォーマンス。手には紙コップがしっかりと握られていた（’91年５月24日号）</figcaption></figure>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<figure id="attachment_364050" aria-describedby="caption-attachment-364050" style="width: 3637px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="310459fa"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/03/bca03687e356c56d7d1e4754b1bfe32b.jpeg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-364050" class="wp-caption-text">全裸でステージを走り回るサンプラザ中野。後ろに見える観客たちは大爆笑（’91年５月24日号）</figcaption></figure>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>


井口誠治（１、４、５枚目）、論破羽健（２、３枚目）

デビュー40周年の『爆風スランプ』が26年ぶりの新曲リリース、14年ぶりにライブツアーを行うと発表。超過激なライブパフォーマンスで知られた彼らのの過去のステージを振り返る。

「爆風スランプ」14年ぶりライブで過激パフォーマンス再び！？本誌が観た”めちゃくちゃ”ライブ

あなたへのオススメ

「爆風スランプ」14年ぶりライブで過激パフォーマンス再び！？ 本誌が観た”めちゃくちゃ”ライブ

あなたへのオススメ

「爆風スランプ」14年ぶりライブで過激パフォーマンス再び！？本誌が観た”めちゃくちゃ”ライブ