<figure id="attachment_376297" aria-describedby="caption-attachment-376297" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="961c1166"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/06/8e4fbbddd07e05bb410875b5057227d4.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-376297" class="wp-caption-text">『Destiny』のロケで亀梨和也と（’23年11月10・17日号）</figcaption></figure>
<p>石原さとみ（37）の主演ドラマ『Destiny』（テレビ朝日系）が４日に最終回を迎えた。視聴率は平均7.5％と堅調に推移、Tverのお気に入り登録者数は116万人（６月７日現在）でぶっちぎりの１位と、４月期ドラマの中では〝勝ち組〟と言っていいだろう。石原は５月17日から主演映画『ミッシング』も公開されている。</p>
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<p>同作品は吉田恵輔監督のオリジナル脚本。娘の失踪事件をきっかけに、情報の荒波に翻弄されていく母の姿を描く衝撃作だ。石原はおととし４月の第１子出産発表後初となる映画出演で、主人公・沙織里を演じた。それだけに、石原にとってはかなり思い入れのある作品となったようだ。４月16日に行われた完成披露試写会の舞台あいさつでは、冒頭のあいさつで早くも感涙、<span class="strongInContent">「私の夢がかなった作品です。いち早く皆さまに見てもらえるのは、怖い部分もあるけど、心の底からうれしい」</span>と、声を震わせながら喜んでいた。</p>
<p><span class="strongInContent">「石原さんも吉田監督も明かしていますが、もともと、７年前に石原さんが吉田監督に『変わりたい、自分を壊してほしいと』と直談判。しかし、吉田監督は自身の作品が地味で、『石原さんは華がすごくて〝港区臭〟が強かった』という理由で一度は断ったそうです。</span></p>
<p><span class="strongInContent">しかし、その後吉田監督は石原さんからの直談判を思い出し、脚本を仕上げた後に連絡して１年ほど前に撮影が行われました。イベントで吉田監督は『みんなが知っている石原さんじゃないものが映っている』と、石原さんが新境地を開拓したことをアピールしていました」（映画業界関係者）</span></p>
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<p>同作は257館で公開され、公開初週の『国内映画ランキング』（５月17日～19日、興行通信社調べ）で７位に初登場。翌週は８位にランクダウンしたものの、３週目で７位にランクアップし好調に集客している。大手映画情報サイト『映画.com』のレビュー欄には《石原さとみの演技に星５つ》などと、石原の演技に対する高評価が目立つ。</p>
<p><span class="strongInContent">「我が子がいなくなり、夫も含めた周囲が見えなくなって……という難しい役でしたが、終始鬼気迫る演技を見せた。あるシーンでは自制できずに失禁してしまう演技を見せるなど、石原さんは吉田監督によってグチャグチャにされました。これまで、彼女はラブストーリーが多く、都会的なキャラを演じるイメージでしたが、吉田監督の言葉通り、映画に映っていたのは〝われわれが知っている石原さとみではないもの〟でした。早くも、本年度の各映画賞の主演女優賞を総なめにするのでは、といわれています」（映画担当記者）</span></p>
<div data-friday-nextpage-lead="〝ホリプロ三姉妹〟に異変"></div>
<p>石原の所属事務所であるホリプロの女性の俳優陣はこれまで、深田恭子（41）、綾瀬はるか（39）、そして石原が「ホリプロ三姉妹」として３トップを形成。それを高畑充希（32）が追いかける構図だった。</p>
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<p><span class="strongInContent">「もともとは’03年のNHK朝の連続テレビ小説『てるてる家族』でヒロインを務めた石原さんが事務所に推されて、深田さんと綾瀬さんをリードしている印象でしたが、深田さん、綾瀬さんともに順調にキャリアを重ね、気づいたら近年は石原さんが２人の後塵を拝しているイメージでした。</span></p>
<p><span class="strongInContent">ところがここに来て勢力図に変化が見られるようになった。深田さんは’21年５月末から３ヵ月ほど適応障害で休養したり、昨年末には結婚秒読みといわれた不動産会社・シーラテクノロジーズの杉本宏之会長と破局を報じられるなど、私生活に波があり、今年に入って新たな仕事が発表されていません。一方、綾瀬さんはCMは安定していますが、’22年のフジ月９ドラマ『元彼の遺言状』が不評だったり、昨年公開のヒロイン役の映画『レジェンド＆バタフライ』などが、いずれも大ヒットとはならなかった</span><span class="strongInContent">など、ここのところ作品に恵まれていない印象です。</span></p>
<p><span class="strongInContent">そして、３人の中で石原さんのみが結婚して子どもを産み、産休を経ての『ミッシング』で演技が開花。１人だけ公私ともに上り調子で、深田さんと綾瀬さんをごぼう抜きにしそうな勢いを見せています」（芸能記者）</span></p>
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<p>さらに、今後は深田や綾瀬の手がおよばない分野で、他の事務所の女性タレントを脅かす存在になりそうだという。</p>
<p><span class="strongInContent">「今後はママタレとしての石原さんを起用したい企業や番組が確実に増えると見込まれています。イメージ的にそういう売り方をするかは、石原さん本人次第ですが、そうなればママタレ業界で無双状態になるでしょう」（広告代理店関係者）</span></p>
<p>見事に自身の〝殻〟を打ち破った石原の今後の活躍に注目だ。</p>
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<div data-friday-nextpage-lead="石原さとみと綾野剛が抱き合って…"></div>
<figure id="attachment_376298" aria-describedby="caption-attachment-376298" style="width: 3648px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="1fcffe77"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/06/107c96ffc3ca173a2f51816cb68e07a0.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-376298" class="wp-caption-text">’23年６月にはALS啓発を目的とした音楽フェス「MOVE FES. 2023 Supported by AIRU」にサプライズで登場</figcaption></figure>
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<figure id="attachment_376300" aria-describedby="caption-attachment-376300" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="6594406f"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/06/d19a5b1667ad2e751c159700bbc854e3.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-376300" class="wp-caption-text">『恋はDeepに』（日本テレビ系）は綾野剛が相手役のラブコメだった（’21年４月30日号）</figcaption></figure>
<figure id="attachment_376301" aria-describedby="caption-attachment-376301" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="f411f875"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/06/a843f9f2f61ae3d81eac0bb8c3120b25.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-376301" class="wp-caption-text">結婚発表から２週間後の初の公の場でこの表情（’20年10月30日・11月６日号）</figcaption></figure>
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<figure id="attachment_376302" aria-describedby="caption-attachment-376302" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="0c32d4db"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2024/06/d104c0b471c67041c0ea0363549e4d7d.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-376302" class="wp-caption-text">『Heaven?〜ご苦楽レストラン〜』（TBS系）では変わり者のレストランオーナーを演じた（’19年６月21日号）</figcaption></figure>


八木弘之（1枚目）、中村和彦（2枚目）、近藤裕介（3枚目）、蓮尾真司（4枚目）、堀田咲（5枚目）

石原さとみの主演映画『ミッシング』が好評。この映画で〝新境地〟を開いたと絶賛の嵐だ。同じ所属事務所の深田恭子、綾瀬はるかと〝ホリプロ3姉妹〟と呼ばれる石原だが、その〝勢力図〟も変わってきたようで……。

映画『ミッシング』で新境地の石原さとみは〝ホリプロ三姉妹〟の勢力図を書き換えることができるのか

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