中川 いづみ

<p><span class="strongInContent">海を渡る風が気持ちのいい季節。初夏の陽光に輝く海を眺めながら露天風呂を楽しむのは、最高の贅沢ではないだろうか。そんな贅沢を満喫できる露天風呂を、カリスマ温泉ソムリエのスギちゃんが紹介。こんな景色を眺めながら温泉につかっていたら、日ごろの疲れが吹き飛びそうだ。</span></p>
<p><a href="#" data-ident_hash="8edee1d3"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/05/8ae95c44b8c551efb74307cedf6bc2fc.jpg" alt=""></a></p>
<h3><span class="strongInContent">黒根岩風呂（伊豆・北川温泉）</span></h3>
<p><a href="#" data-ident_hash="510bfdbd"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/05/cb9749b893d1eac68bc1e57a7c92aae5.jpg" alt=""></a></p>
<figure id="attachment_47165" aria-describedby="caption-attachment-47165" style="width: 2067px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="f9f7dbe8"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/05/d1b9a0bb89666eeafec4132bfeec26b1.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-47165" class="wp-caption-text">大自然につかる絶景温泉として人気の露天風呂。入浴料は600円</figcaption></figure>
<h4><span class="strongInContent">海抜０メートル。海と一体になれる温泉</span><span class="strongInContent"> </span></h4>
<p><span class="strongInContent">「坂を下りて行ったら、目の前にドーンと海が広がる。波の音がザバーンと聞こえて、海と一体になれる。開放的で、素晴らしかったです」（スギちゃん　以下同）</span></p>
<p>“開放的”という点ではピカイチとスギちゃんが絶賛するのが、東伊豆北川温泉の波打ち際にある公営の露天風呂「黒根岩風呂」だ。</p>
<p><span class="strongInContent">「アメリカを見ながら入る野天風呂」</span>というキャッチフレーズ通り、目の前には何もさえぎるものがない！</p>
<p>波打ち際に２つの岩風呂、奥に丸い湯船がある。より“ワイルド”に海の絶景を楽しみたいなら岩風呂がお勧め。６時30分～９時30分、13時～17時45分は男性用となり、18時～21時は女性が岩風呂を楽しめる。泉質は、海辺らしく、ちょっとしょっぱい含塩化土類食塩泉。冷え性や疲労回復に効果があるというから、伊豆の海で遊んだあとにぴったりだ。</p>
<h3><span class="strongInContent">磯の湯（伊豆・大川温泉）</span></h3>
<p><a href="#" data-ident_hash="3a36513b"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/05/555386361469e40d37b2d173208fa650.jpg" alt=""></a></p>
<figure id="attachment_47167" aria-describedby="caption-attachment-47167" style="width: 3000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="66da9558"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/05/063c3e6fa4b0d99e75cc56779e5bcaa0.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-47167" class="wp-caption-text">荒れた天候のときはお休み。赤ランプが点灯しているときは営業中。入浴料は500円</figcaption></figure>
<h4><span class="strongInContent">トンネルを抜けると海！　冒険している気分が味わえる</span></h4>
<p><span class="strongInContent">「ここは冒険心いっぱいの温泉。『温泉入り口』という看板が出ているところから、階段を下っていくと土管みたいなトンネルがある。『どうなっているんだろう』と思いながら、外に出ると、目の前に海が広がっている。衝撃が走ります！」</span></p>
<p>波打ち際の露天風呂は男女分かれていて、伊豆では珍しいにごり湯。天気のいい日には大島も見えるが、残念なことに板塀で囲まれ、温泉につかっていると海は見えない。</p>
<p><span class="strongInContent">「だけど、磯の香りはするし、波の音もすぐそばに聞こえる。なんといっても、トンネルからいきなり海が見える光景は、ほかにはないと思います」</span></p>
<p>大川温泉観光協会が管理している公営の露天風呂で、入れるのは11時から18時まで。</p>
<h3><span class="strongInContent">瀬長島ホテル（沖縄・琉球温泉）</span></h3>
<p><a href="#" data-ident_hash="7cb06bff"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/05/b8f5c84f7036b0d313c21953a89d7311.jpg" alt=""></a></p>
<figure id="attachment_47172" aria-describedby="caption-attachment-47172" style="width: 3000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="602f768f"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/05/a5a949074f1aa9a28a0e7927ae41a52a.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-47172" class="wp-caption-text">海を眺めながら立ったまま入る「立湯露天風呂」</figcaption></figure>
<h4><span class="strongInContent">コバルトブルーの海だけじゃない、飛行機も夕日も見える</span></h4>
<p>あまり温泉のイメージがない沖縄だが、沖縄にも温泉がある。</p>
<p><span class="strongInContent">「プライベートで、家族で行きました。ホテルの建物は、地中海のリゾートのような雰囲気で異国情緒満点。露天風呂からは、沖縄の海が見えるんですけど、色が本州の海とは全然違う。ブルーだったり、グリーンだったり……この絶景は沖縄でないと見られないと思います」</span></p>
<p>地下1000mから湧き出る天然温泉で、泉質はナトリウム‐塩化物強塩泉。体を温める効果があることから、「子宝の湯」とも呼ばれている。</p>
<p>那覇空港から車で10分というアクセスの良さも人気だ。空港が近いため、露天風呂からは離着陸する飛行機や、慶良間諸島に沈む夕日が眺められる。</p>
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<h3><span class="strongInContent">アクーユ三四郎（伊豆・堂ヶ島温泉）</span></h3>
<p><a href="#" data-ident_hash="bb1411f0"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/05/303925d692cbb20fb8c2980f4aced949.jpg" alt=""></a></p>
<figure id="attachment_47177" aria-describedby="caption-attachment-47177" style="width: 800px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="0ac02a5f"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/05/30d5521291312a6badae52b85a80a99d.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-47177" class="wp-caption-text">泉質はカルシウム・ナトリウム‐硫酸塩温泉。神経痛や筋肉痛などに効能があるとされる</figcaption></figure>
<h4><span class="strongInContent">さえぎるものが何もない。眼下に夕日に染まる海</span></h4>
<p><span class="strongInContent">「崖の上に温泉があって、眼下にずーっと海が広がる。夕暮れになると、海に夕日が沈んで、海一面が金色に輝く。それはきれいです」</span></p>
<p>堂ヶ島の高台に立つホテル。露天風呂も内湯もすべてオーシャンビューで駿河湾を一望できる。内湯は40人ほど、露天風呂は20人ほどが入れる広さで開放感も抜群。</p>
<p>ホテルの名前になっている「三四郎」は、伝兵衛島、中ノ島、沖ノ瀬島、高島から成る４つの島の総称で、見る角度によって３つに見えたり、４つに見えたりすることから、「三四郎島」と呼ばれている。３月～８月の干潮時には、陸からいちばん手前の伝兵衛島まで海底が現れ、歩いて島まで行くことができる。</p>
<p>オーシャンビューの客室からは、徐々に道が現れるこの様子を見ることができる。</p>
<h3><span class="strongInContent">ホテル紫苑（岩手つなぎ温泉）</span></h3>
<p><a href="#" data-ident_hash="40c3de34"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/05/1745eceed2fd277b2b126668ae39c1e1.jpg" alt=""></a></p>
<figure id="attachment_47179" aria-describedby="caption-attachment-47179" style="width: 630px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="f61b26fb"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/05/2bb425a032dcbc07a1940d14ef8a60d0.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-47179" class="wp-caption-text">ミクロの泡が肌を包む「ひとりじめの湯」は美肌の効能もある</figcaption></figure>
<h4><span class="strongInContent">御所湖の景色をひとりじめ。たくさんの温泉を楽しめるのも魅力</span></h4>
<p><span class="strongInContent">「ここの露天風呂から見えるのは、海ではなくて御所湖という湖なんですけど、湖の向こうに岩手山も見えて、すごくきれいな湖なんです。何より楽しいのは、露天風呂なのに周囲が障子で囲まれていて、障子を開けると景色が見える。『ひとりじめの湯』という名前がついているんですけど、まさに景色をひとりじめした気分になれる。それが楽しい」</span></p>
<p>「ひとりじめの湯」には、２つの露天風呂があり、スギちゃんが感動したのは、「ひとりじめの湯・絹の湯」。もう一つは「ひとりじめの湯・檜の湯」で、こちらからも御所湖が一望できる。</p>
<p>ほかに「南部曲がり家の湯」として、南部赤松で仕上げた「赤松の湯」、大きな岩が浴槽を取り囲む「大岩の湯」があり、それぞれ雰囲気の違った温泉を楽しむことができる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><a href="#" data-ident_hash="b093adaa"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/05/9d382bf51d3c2ee4d5e9a2eff871c9d6.jpg" alt=""></a></p>
<p><span class="strongInContent">スギちゃん</span>　1973年生まれ。愛知県出身。2012年、R-1ぐらんぷりで準優勝。「ワイルドだろぉ？」でブレイク。‘15年に結婚。現在１児の父。温泉街が好きだったことから‘07年、芸能界で初の温泉ソムリエの資格を取得。その後、温泉ソムリエアンバサダー、カリスマ温泉ソムリエにステップアップ。現在、『ワイルドスギちゃんが行く！にっぽん秘境温泉めぐり』（CS放送　旅チャンネル）、『さんすう犬ワン』（Eテレ）などにレギュラー出演中。</p>


中川いづみ

海を渡る風が気持ちのいい季節。初夏の陽光に輝く海を眺めながら露天風呂を楽しむのは、最高の贅沢ではないだろうか。そんな贅沢を満喫できる露天風呂を、カリスマ温泉ソムリエのスギちゃんが紹介。

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