『るろうに剣心』土屋太鳳、江口洋介……歌舞伎町打ち上げ10時間
製作費30億円、20年夏・2作公開の大作映画。大物芸能人たちが大盛り上がり
トップバッターからして豪華だった。いの一番に、新宿・歌舞伎町にタクシーで現れたのは江口洋介(51)。取り巻きを連れず、単身、乗り込んでくるなんて、さすがは我らが兄(あん)ちゃん、男らしい! だいたい、Tシャツの胸には「brother」と書かれているじゃないか(笑)。年輪を重ね、ヤクザなど怖い役も演じるようになったけど、やっぱり江口はアニキっぽさが最大の魅力である。
ただ――お目当ての映画『るろうに剣心』の打ち上げが始まるまでまだ40分以上あるため、さすがに誰も来ていない。
劇中で演じた元新撰組幹部・斎藤一の必殺技「牙突(がとつ)」ばりの速攻だったが、さすがに早すぎたようだ。
「今日ってさ、何時からだっけ?」
なんて聞いているのか、江口は携帯で誰かと話しながら、会場であるパーティスペースへと入っていった。
その点、主役とヒロインは心得ていて、佐藤健(たける)(30)と武井咲(えみ)(25)はパーティ開始直前に登場。入り口前に送迎車をピタリと横付けして会場入りする慎重ぶりだった。
打ち上げが始まって3時間半が経過した夜11時、会場から演者やスタッフ、関係者が出てきた。その数、なんと150人以上。さすがは制作費30億、5000人ものエキストラ投入で知られる超大作だ。
と、人込みの中にひときわオーラを放つ美女を発見。キレッキレのアクションとセクシーボディで女忍者を演じた土屋太鳳(たお)(24)である。
「あまりの過密スケジュールを見かねた事務所スタッフが土屋に『少し、お休みをとる?』と聞いても、彼女は『今はお仕事をたくさんやりたいので、可能な限り仕事は断らないでください!』と言うんだそうです。マネージャーがかなり心配していました」(芸能プロ幹部)
一次会で帰る演者もいる中、土屋は元気に二次会会場へ向かった(日付が変わったころには帰宅したのでご安心を)。
宴(うたげ)が終了したのはなんと、翌朝5時。白々と夜が明ける中、数十人のスタッフと青木崇高(39)が姿を現した。朝日を浴びながらスタッフたちと両手でガッチリ握手――クシャクシャのパーマスタイルに無精髭で一見、コワモテに見えるが、打ち上げに10時間も付き合う優しい男なのだ。こんな気遣いができるところに妻の優香(38)は惚(ほ)れたんだろうな。
『FRIDAY』2019年7月5日号より
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- 撮影:西原秀(1枚目)、高塚一郎