<figure id="attachment_61047" aria-describedby="caption-attachment-61047" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="a4913bcd"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/08/5c902b9d94695fe0c55a0e03e90b8583.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-61047" class="wp-caption-text">８月１日、新宿駅西口で行われた「街頭記者会見」。山本氏の肉声を聞こうと1000人を超える聴衆が集まった</figcaption></figure>
ズンズンチャ、ズンズンチャ――。
８月上旬の夜、クイーンの『ウィ・ウィル・ロック・ユー』で登場した山本太郎・れいわ新選組代表(44)。新宿駅で1000人を超える聴衆が拍手で出迎えた。
「（参院選で）政党要件を獲得することができました。テレビの政治番組があった場合に、しつこく出演することができます。生放送で（政権にとって）嫌なこと、いっぱい言えるんです。党首会談、幹事長会談、政調会長会談、全部、私が出るみたいな（笑）。かつて、こんな嫌がらせが永田町にあったでしょうか！」
れいわ旋風が止まらない。ALS患者の舩後(ふなご)靖彦氏と重度身体障害者の木村英子氏の初登院は、大きく報じられた。
「２人が国会に行く前から、国会のバリアフリー化を一部実現させました。政治家の誰もが、障害者も健常者もともに暮らせる社会を目指そうと言います。でも遅々として進みません。しかし、２人が議員バッジをつけただけで、国会を変えた。当事者が世の中を変える。この力が全国に広がれば、次の衆院選でれいわが政権交代の起爆剤になるでしょう」（政治ジャーナリストの角谷浩一氏）
山本氏も早ければ年内、遅くとも２年数ヵ月後に行われる衆院選を見据えている。山本氏はこう聴衆に語りかけた。
「私たちだけの力でひっくり返すことは、一発ではなかなか難しいと思います。だから野党で、横に手をつないで（安倍政権を）仕留めにいきましょう」
野党共闘は可能なのか。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が解説する。
「れいわの公約は、消費税ゼロです。しかし、山本氏は野党共闘のために、消費税５％まで譲歩しています。自分たちの主張を通すのではなく、野党を一つにまとめることが彼の真の目的なんです。山本氏は今回投票に行かなかった1500万～1600万人の有権者を掘り起こして、投票させることを狙っています」
山本太郎は歩みを止めない。９月からは全国行脚を始めるという。
<figure id="attachment_61050" aria-describedby="caption-attachment-61050" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="ad5cb192"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/08/5aca2310288dc2cd05a7cb3fba8dc2c0.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-61050" class="wp-caption-text">落選して「党職員」となった山本氏(中央)が初登院後の舩後氏(左)と木村氏(右)を「先生」と呼んで出迎えた</figcaption></figure>
『FRIDAY』2019年８月23・30日号より

鬼怒川毅

ALS患者の舩後靖彦氏と重度身体障害者の木村英子氏の初登院が大きく報じられた、れいわ新選組。新宿駅での「該当記者会見」にはクイーンの『ウィ・ウィル・ロック・ユー』で山本太郎・れいわ新選組代表が登場。

「れいわ旋風」が止まらない！山本太郎は安倍政権を仕留められるか

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