<figure id="attachment_67168" aria-describedby="caption-attachment-67168" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="83808d36"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/09/b596b6c1f53b9ab7fe72ed4d995448da.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-67168" class="wp-caption-text">小川淳司監督（右）＆宮本慎也ヘッド（左）コンビで昨年は２位に躍進するも、今季は16連敗を喫するなど急降下</figcaption></figure>
「8月末に神宮で小川淳司監督と会ったとき、『責任を取る覚悟はできている』と言っていた。もう辞任のハラを決めていたんでしょうね。意外だったのは宮本慎也ヘッドコーチも辞めること。彼にバトンタッチするつもりで小川さんはヘッドに据えたわけですから」（球団関係者）
セ・リーグ最下位を独走するヤクルトは9月10日、シーズン終了を待たずして、小川監督と宮本ヘッドの退団を発表した。夕刊紙デスクは「宮本ヘッドは球団受けが悪かった」と明かす。
「これまで野村克也氏ら大物OBがさんざん&#8221;宮本監督&#8221;を推したのに球団は『カラーに合わない』『人望がない』と、なかなか首を縦に振らなかった。小川さんの強力プッシュで入閣しただけに、彼が去れば宮本氏が残る理由はないですよね。後任は二軍監督を経験させてから一軍の指揮を執らせるという球団の方針から考えれば、高津臣吾二軍監督が有力ですが……なんと中畑清氏を推す声もある」
負けグセがついたチームに中畑氏という&#8221;劇薬&#8221;は確かに効きそうだが――大本命は青木宣親(37)。球団関係者によれば、「すでに何度か新橋の料亭で衣笠剛球団社長と青木は会っている」という。
「そこで衣笠社長は&#8221;兼任監督&#8221;という腹案を披露したはず。すぐには難しくとも、プレーイングマネージャー・青木が誕生する日は遠くないでしょう」
球団の覚えがめでたい小川監督はフロント入りし、「宮本ヘッドは他球団に流出することになりそうだ」というのは、前出の夕刊紙デスクの見立てだ。
「楽天・平石洋介監督の手腕を疑問視する声が現場からあがっていて、水面下で後任候補探しが始まっているといいます。石井一久GMが目をつけたのが、野村ID野球を熟知するヤクルトOB。宮本さんはうってつけの人材なんです。8年目に入った日本ハム・栗山英樹監督の去就も微妙。東京五輪終了後に稲葉篤紀氏に禅譲する青写真を描いていましたが、成績が悪すぎる。栗山さんが辞任を口にする前に勇退させる可能性が出てきました」
広島の黄金期を築いた緒方孝市監督(50)も勇退となりそうだ。
「広島の松田元オーナーは『OBたち全員に監督をやらせたい』という方針だから長期政権は好まない。緒方さんの旧知のスポーツ紙デスクが友達ヅラしてベンチに入り浸っていたのも、球団の不興を買いました。来季は佐々岡真司投手コーチの昇格が有力視されていましたが、ここにきて野村謙二郎前監督の再登板が噂されている。佐々岡コーチは『リリーフエースの中崎翔太、一岡竜司以外は先発として準備させる』なる奇策で投手陣を崩壊させた戦犯ですから」（カープ番記者）
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一方、「Vでも退任」と囁かれているのがソフトバンクだ。
「理論派の工藤公康監督は人に任せることが苦手。ついつい、直接指導をしてしまうから、コーチや選手に煙たがられている。工藤さんもわかっていて、古巣のテレビ朝日のスタッフに『また頼むよ』なんて言ってました」（夕刊紙デスク）
パ・リーグで最下位争いをしているオリックスは二軍監督→一軍野手総合兼打撃コーチとステップを踏んできた田口壮氏(44)の昇格が期待されるが、「実現性は低い」と球団OBが嘆く。
「チームのためというより、自分のキャリアアップのためにやっているのが透けて見えるから選手に慕われない。田口さんより中嶋聡二軍監督のほうがまだ可能性があるでしょう」
優勝争いをしているDeNAのラミレス監督(44)にも退任の噂がある。
「筒香嘉智の&#8221;2番サード&#8221;にコーチ陣は全員反対したそうですが強行。再契約金は高額で、しかも複数年契約を求めているらしく、球団も辟易している。CS開催権のない3位に転落するようなら、危ないですよ」（遊軍記者）
安泰なのは巨人・原辰徳監督(61)、阪神・矢野燿大監督(50)、中日・与田剛監督(53)、西武・辻発彦監督(60)、千葉ロッテ・井口資仁監督(44)の5名。なかでもCSでの下克上に自信を持つ井口監督は「ベンチまわりを禁煙にしました。後任候補の福浦和也がヘビースモーカーだけに、長期政権樹立の意思表示かと言われています（笑）」（ロッテ番記者）。
ペナント争いのウラで&#8221;跡目争い&#8221;も激化しているのだ。
<figure id="attachment_67170" aria-describedby="caption-attachment-67170" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="44e56aa3"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/09/2921f1ed5944514f33e165905b618be2.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-67170" class="wp-caption-text">ラミレス監督（右）の後任候補が三浦大輔投手コーチ（左）だが「時期尚早との声が多い」（夕刊紙デスク）</figcaption></figure>
<figure id="attachment_67172" aria-describedby="caption-attachment-67172" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="88f05ee5"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/09/fc9ff4c32e0bf58f3ac8350500391d20.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-67172" class="wp-caption-text">３連覇を成し遂げた名将・緒方孝市監督も、オーナーの方針により交代が濃厚。後任候補には黒田博樹氏の名も</figcaption></figure>
<figure id="attachment_67175" aria-describedby="caption-attachment-67175" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="f365f0f9"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/09/e6ba46b99285d915f088b6abee101f63.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-67175" class="wp-caption-text">昨オフ、田口壮政権誕生の期待が高まったが、監督に就任したのは意外にも外様の西村徳文氏（左）だった</figcaption></figure>
<figure id="attachment_67178" aria-describedby="caption-attachment-67178" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="c7e08d56"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2019/09/0c6e35b8c414b72a9189fcb3e977aebf.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-67178" class="wp-caption-text">過去４年でリーグ優勝２回、日本一３回。今季も首位争いしているが、未だ続投要請されていない工藤公康監督</figcaption></figure>
『FRIDAY』2019年9月27日号より

プロ野球もシーズン終了間際。ここへきて、来期の監督人事の話題も乱れ飛ぶようになってきた。すでに辞任を発表したヤクルト・小川監督だけでなく、交代必至の監督の名前がこれだ！

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