カニ、のどぐろに舌鼓 激戦地・金沢で絶対行きたい回転寿司屋5選

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兼六園、21世紀美術館、ひがし茶屋街に近江町市場。北陸きっての観光スポットとして連日多くの人々が押し寄せる金沢は、日本有数の寿司屋激戦地としても有名。

『廻る近江町 市場寿し 本店』の「エビカニ合戦」(670円)は、シャリ1つに対し、エビと蟹がそれぞれ2貫分(!?)盛られた食べ応えばっちりの人気メニュー

中でも、鮮度ピカイチ、ぴっちぴちの魚介を使った寿司が驚くほどリーズナブルに楽しめる回転寿司屋のクオリティーが、信じられないくらいに高い! 高すぎる! ということで、金沢に降り立ったら、どの観光スポットよりも真っ先に訪れたい超人気店を、金沢在住ライターが厳選。観光客はもちろん舌のこえた地元民たちをも唸らせる名店5軒を紹介しよう。

観光客にはまだまだ穴場。『廻る寿し ぽん太』

もともと定食屋だった店を寿司屋へ鞍替えし、「新鮮・安い・ウマイ」にこだわった寿司を提供することで、金沢人から人気を集めているのが『廻る寿し ぽん太』。

金沢駅から車で10分程。金沢市中央卸売市場の向かいという、寿司屋としては最高の立地に店を構える。観光客でこの店を知っている人は、まだまだ少ない穴場だ。店名に「廻る寿司」と記されているものの、「新鮮でウマイお寿司を食べて欲しい」という店主の思いから、オーダーの後にひとつひとつ丁寧に握られている。

そんな「 ぽん太」で特に人気なのがランチ。メニューは7種類あり、価格は500円~3000円。

「とにかくたくさん食べたい!」という人におすすめなのが「満腹ランチ」。握り12貫でなんと925円と破格! ネタは白身、赤身はもちろん、光り物から貝までバランスよくセレクト。贅沢揃いのネタを前に、思わず笑みがこぼれてしまいそうだ。

「満腹ランチ」 握り12貫で925円

また、A、B、Cと3種類に分かれたメニューの中でとくに人気が高いのが「Bランチ」(1200円)だ。オーナーの鋭い審美眼にかなった10貫が楽しめる。

ネタの内容は仕入れ状況によって変動するが、この日いちばんの衝撃を受けたのは、右端に並ぶ蟹味噌軍艦。溢れんばかりの蟹が、食欲をそそるそそる……。蟹身がもつ甘みと濃厚な蟹味噌の味わいは、悶絶級のおいしさだ。他には、中トロのなどの王道ネタに加え、赤貝もスタンバイ。赤貝特有のシャッキリとした食感から、市場の向かいという立地を最大限に生かした鮮度の高さがうかがえる。

このお得感満載のランチメニューには、おかわりができる(おひとり様一杯まで可)「自家製 具沢山のあら汁」もついてくる。 何種類もの魚の旨味が溶け出した「あら汁」は絶品としか言いようがないうまさだ。

ランチではないが、「ぽん太のセットメニュー」も見逃せない。特に「プラチナセット」は、ウニ、アワビ、大トロ3貫揃ってなんと1000円ポッキリ!  甘みが強い濃厚なウニの味わい、とろける旨さの大トロ、香り深いアワビの味わいを一気にいただくこの幸福感たるや。

とにかく安くて新鮮な寿司を食べたいという人に、全力でおすすめしたい!

廻る寿し ぽん太 住所:石川県金沢市西念4丁目15-1 電話:076-261-4885 営業時間:(平日) 昼 10:00~14:00ラストオーダー 夜 17:00~22:30 (土日祝)10:00~21:30 定休日:水曜日 http://www.sushi-ponta.jp/

早起き派にオススメ。『廻る近江町 市場寿し 本店』

金沢市民の台所として有名な近江町市場で、朝8時30分から営業する『廻る近江町 市場寿し 本店』。今回紹介する店の中では、一番早い時間から入店できる。

雑誌やテレビでも数多く取り上げられており、店内には芸能人のサインがズラリ。同店は、近江町市場内という好立地を活かし、市場に仕入れられた魚を厳選して買い付けているという。

こちらの店も、店名に「廻る」とあるにもかかわらず、混雑時以外は1貫たりとも寿司は回転していない(笑)。

「旬のおまかせにぎり」は1880円

「旬のおまかせにぎり」(1880円)は熟練の目利きにより仕入れられた新鮮な魚から、旬が楽しめるネタを厳選した超人気セット。この日は、マグロ、イカ、ブリ、甘エビ、イクラ、サーモン、鯛、かに身、さわら、あじという見事なラインナップ。

店主自慢の「のどぐろ握り」(680円)は、日本海の宝石と呼ばれるだけあって、たっぷりと脂がのっていて旨味が強いのが特徴。軽〜く炙ってあるので、香りだちも最高!

「エビカニ合戦」(670円)は、シャリ1つに対し、エビと蟹がそれぞれ2貫分(!?)盛られた食べ応えばっちりの人気メニュー。この日は、甘エビが売れ切れのため、ぷりっぷりの赤海老が。

「のどぐろ食べ比べ」(1680円)は、炙りのどぐろと生のどぐろ、さらにバイ貝やイカなど7貫がセットになった人気のひと皿。「魅力的なメニューがありすぎて、何を食べたら良いか分からない」という人にうってつけだ。

廻る近江町 市場寿し 本店 住所:石川県金沢市下近江町28-1 電話:076-261-9330 営業時間:8:30~20:00 年中無休 近江町市場内に支店あり。https://www.ichibazushi.co.jp/

SNS映えも狙える『金沢まいもん寿司 本店』

「自分の家族に食べさせたいもの」をコンセプトに、「安心して美味しいお寿司を食べて欲しい」という思いを形にし、細部にまでこだわりぬいた寿司を提供する『金沢まいもん寿司』。金沢以外にも、東京、大阪、福岡をはじめ全国に17店舗展開する超人気店だ。聖地と呼べるここ本店には、休日は多くの観光客が多数押し寄せる。

1日2回、仕入れたばかりのネタを瞬時に職人たちが丁寧にさばく。米は石川県産、塩は能登産、醤油は金沢醤油の代名詞「直源醤油」…。石川しばりの素材に、握り手の確かな技術が加わり『金沢まいもん寿司』ならではのうまさが生み出されている。

まずは、スタッフいちおしのランチセット「舞紋」(1900円)。

美しい九谷焼の器に並べられたこの日のネタは、のどぐろ、蟹、アオリイカ、中とろ、あじ、甘エビ、ホウボウ、バイ貝、雲丹とイクラの北海巻き、玉子、アナゴの極上10貫。噛むほど溢れ出すアオリイカの甘み、他店で見るよりもあきらかに分厚いバイ貝のゴリゴリとした食感、舌にのせた瞬間にとろける中トロ、どれをとってもレベルが高く、舌の肥えた客もうならせる大満足のラインナップだ。
数量限定の「海鮮宝箱」は350円

次に、女性にぜひ食べていただきたいのが、数量限定の「海鮮宝箱」(350円)。他では見られれないインパクトのある盛り付けは、SNS映え必至の華やかさ。シャリの上に、黄身で和えた白身、蟹、イクラが、まるでタワーのように積み重ねられ、最後に金箔による演出をプラスされたゴージャスな一貫。

伝統工芸がさかんな加賀百万石の煌びやかな文化が深く根付く『金沢まいもん寿司』。ちょっと贅沢な気分を味わいたい人に、迷わず足を運んでもらいたい。

金沢まいもん寿司 本店 住所:石川県金沢市駅西新町3-20-7 電話:076-234-1444 営業時間:11:00~21:30 不定休 県内にはその他白山インター店、新神田店が。関東、東海、関西、九州にも店舗あり https://www.maimon-susi.com/

生簀で泳ぐ魚を素早くさばく『すし食いねぇ 県庁前店』

石川県の金沢港や富山県の氷見港。全国有数の好漁港として知られる港で水揚げされた、とびきりイキのいい魚貝を港から直接仕入れる『すし食いねぇ』。鮮度の高い上質なネタを手頃な価格で提供する貴重な店だ。石川県内に7店舗展開するチェーン店だが、いわゆる観光地と呼ばれる土地には出店しておらず、まさに地元民たちに愛される人気店だ。

極限まで鮮度にこだわるここは、厨房にある大きな生簀で泳ぐ魚を素早くさばき提供している。

例えばこのあじ。つい先ほどまで元気よく泳いでいたあじの、ギュッと引き締まった身には、脂が「これでもか!」ってほどにた〜っぷり。一度このおいしさを知ってしまうと、これ以上うまいあじを探すのは、おそらく難しいだろう。

「いろいろなネタをまとめて食べたい!」というなら、「北陸厳選盛り」(1000円)というセット盛りを。コリコリとした上品な味わいが特徴のアラ、モチモチの弾力と優しい甘みが特徴の能登イカ、とろけるような食感とコクのある甘みの白えびなど、北陸の魚介に満たされるひと皿。特筆すべきは、他ではなかなかお目にかかれない、金沢名物の「へしこの握り」が味わえること! へしこ特有の香りと塩味でいただく握りは、まさにツウ好み。

「北陸厳選盛り」は1000円

門外不出の自家製独自レシピで調合したタレで炊かれた穴子も『すし食いねぇ』では押さえておきたい一貫。口の中で溶けるほど、やわらかく炊かれたふわふわの穴子に、甘み控え目のタレが絶妙にマッチしている。

注文した寿司を、北陸新幹線の器にのせて運んでくれる演出は、子連れファミリーにもよろこばれること間違いなし。

すし食いねぇ 県庁前店 住所:石川県金沢市西都1-51 電話:076-268-3450 営業時間:11:00~21:30 無休 県内にはその他松任本店、高柳店、金沢寺地店、小松沖店が。富山県にも店舗あり。 http://www.sushikuine.co.jp/

女性一人でも入りやすい『かいてん寿し 大倉』

近江町市場という観光スポットの中にありながら、地元客が多いのが特徴の『かいてん寿し 大倉』。近江町市場で45年以上愛され続ける人気の老舗だ。店内は、昔ながらの金沢の回転寿司屋っぽいアットホームな雰囲気で、女性ひとりでも気軽に立ち寄りやすい。

大将自らが毎朝市場に仕入れる厳選された良質なネタを、よりリーズナブルに味わいたいなら、平日限定1日20食の「近江町盛りA」(500円)が鉄板!

平日限定1日20食の「近江町盛りA」500円

価格は500円、たったのワンコインで食べられるのだ。北陸の味覚として人気の甘エビをはじめ、通常であれば500円のセットに絶対に仲間入りしないであろうホッキ貝など、店主の目利きが活かされた厳選ネタが楽しめる。

極上しばりのネタ盛りをリーズナブルに提供できる理由は、同店が寿司ネタ専門商社直営店だから。その証拠に、「本マグロ三種盛り」は、上質な本マグロの大トロ、中トロ、ネギトロの3貫がたったの800円で味わえる。

そして、北陸金沢ならではの味覚を一皿で堪能できてしまう「金沢五種盛り」も見逃せない。地物の甘エビや、こりこりとした歯ごたえに新鮮さが伝わってくるバイ貝、そしてのどぐろに旨味が濃いあじ、さらには白えびまでも……。「寿司の旨さは素材の旨さにあらず」をモットーに、その日仕入れた魚の大きさ、脂のりを見極め、塩加減などの味付けを変えることで素材本来の鮮度と味を保っているそう。「安くてうまい」だけじゃない、磨き抜かれた細やかな職人技をぜひ堪能してもらいたい。

かいてん寿し 大倉 住所:石川県金沢市下堤町38(近江町市場内) 電話:076-231-3317 営業時間:10:30~19:00(平日は15:00~16:30まで中休み) 無休 http://www.okurahonten.co.jp/oumicho/

 

幼い頃から新鮮な魚介類に囲まれ育った金沢人がこぞって足を運ぶハイクオリティーな5軒。高級名店の贅沢な寿司が美味しいのは当たり前、地元民が足を運ぶ回転寿司にこそ「底力」を感じさせるのが、さすが金沢だ。

  • 取材・文・写真ギシグルマン、Ayano、キー構成大森奈奈

Photo Gallary27

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