神戸製鋼 山中亮平がトライ王に名乗り!1・12トップリーグ開幕

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山中亮平はワールドカップで、全試合に出場。スコットランド戦では最後のワンプレーでボールを蹴り出し、勝利を決めた(写真:AFP/アフロ)

ラグビーワールドカップ日本大会で史上初となる8強進出を果たした興奮が冷めやらぬ中、1月12日、トップリーグが開幕する。

リーグ連覇を目指す神戸製鋼は、地元の神戸・ユニバー記念競技場でキヤノンと対戦する(午後1時キックオフ)。

先発メンバーのフルバックには山中亮平が名を連ねた。日本代表の時と同じポジションだ。山中は31歳で初めてワールドカップに選出され、全5試合に出場。準々決勝進出に貢献した。

世界の大舞台を経験し、左足のキックやランニングなどそのプレーに円熟味を増す山中が、ワールドカップや開幕が直前に迫ったトップリーグを語った。

 

ーーワールドカップメンバーに選ばれて、全5試合に出場できました

日本開催の大会に選ばれたことは素直にうれしかったですし、5試合すべてに出場できて(※1)、ラグビー選手として最高でした。

(※1)ロシア(30-10、後半30分にウィリアム・トゥポウと交替)。アイルランド(19-12、先発)。サモア(38-19、先発)。スコットランド(28-21、後半10分にウィリアム・トゥポウと交替)。南アフリカ(3-26、先発)。

ーー5試合全部に出られると思っていましたか

思っていません。1試合くらい出られたらいいかなあ、という感じでした。ワールドカップ前もアメリカ戦だけがスタメンで、あとはリザーブメンバーにも入らなかったので、きついかなあと思っていました。

ーーワールドカップは自信になりますか

なります。結果的にはベストエイトで負けましたけど、僕自身は思いっきりできて、後悔はありません。

ーー覚えているプレーは

ロシア戦のキックであったり、南アフリカ戦でのキック処理であったり。自分らしい思い切ったプレーができていたんで、よかったと思います。

日本代表は、W杯で史上初のベスト8へ。左から流大、松島幸太朗、山中亮平(写真:森田直樹/アフロスポーツ)

ーーワールドカップ後のオフはどれくらいでしたか

3週間くらいですね。メディア対応などがあったりしたので、家族で旅行に出かけたりすることはなかったですね。まあ、でもテレビなんかに出してもらえたりして、楽しかったですよ。

ーートップリーグがまもなく始まります。

神戸製鋼は優勝を目指して準備をしてきました。僕自身の調子もいい感じです。チームも個人としてもいい準備ができたので、リーグ開幕戦が楽しみです。

ーー昨シーズンと比べて、チームの違いはありますか

新メンバーも入ってきていますが(※2)、チームのベースは変わりません。選手個々はパスなどの技術を含めレベルアップしています。

(※2)ニュージーランド代表キャップ81を持つブロディ・レタリックや日本代表23キャップのラファエレ ティモシをコカ・コーラから獲得した。キャップとは所属協会が定める国際試合の出場数。

ーーチームとしての目標は

優勝して、連覇を達成すること。そういう意味でも開幕戦は大事です。

ーー開幕戦の相手はキヤノンです

僕はキヤノンに公式戦で負けているイメージがあります。2018年度はやっていませんけど。2017年度は負けていますし(26-31)。やはり9番、10番が日本代表ですので(※3)、そこに対するプレッシャーは僕もチームもしっかりかけていきたいと思っています。

(※3)キヤノンのスクラムハーフは田中史朗、スタンドオフは田村優。キャップ数は75と63。代表で山中のチームメイトだった。

ーートップリーグでの個人的目標を教えて下さい。

全15試合に出て、優勝に貢献することです。そのためには、しっかりとレベルの高いプレーをし続けたいですね。

その上で狙っているのは、リーグ戦のトライ王を獲ることです。まだ獲れてないんです。昨シーズンはギリギリ無理やったんです。レメキ(※4)に1本差で負けました。レメキが8で、僕が2位の7でした。

だからトライをいっぱい獲りたい。開幕前の練習試合(キヤノンとクボタ)でも1つずつ、2トライを獲れました。リーグ戦全15試合に出て、1トライずつ獲れば、15トライになりますね(笑)。

(※4)レメキ ロマノ ラヴァは日本代表ウイング。キャップ数は15。所属はHonda。ワールドカップでは山中のチームメイト。

ーー今はフルバックをしていますが、元々はスタンドオフやセンターでした。

フルバックにももう慣れました。ずっとやっていますし、自信は持てています。ボールを触るのはスタンドオフの方が多いですが、フルバックはキックのカウンターアタックなどでスペースを突いて行けます。どちらも面白みがありますね。

ーーフルバックとして見てほしいプレーは?

全部見てほしいですけど、ボールを持っている時、もっていない時の動きに注目していてほしいです。色々役割があり、そういうところを見てもらえたらな、って思います。

ーーワールドカップからトップリーグと試合は続きます

ワールドカップでベースの部分は高められたと思います。だからこそ、トップリーグで落ちるのではなく、さらに高められるようにしていかなくてはなりません。

W杯で、絶妙なコンビネーションを見せた田村優(キヤノン)とは、1月12日の開幕戦で、敵味方となって戦う(写真:西村尚己/アフロスポーツ)

◆山中亮平(やまなか・りょうへい) 1988年6月22日生まれ。大阪府出身の31歳。真住中→東海大仰星→早大→神戸製鋼。日本代表キャップは18。昨秋のワールドカップ日本大会では、準々決勝の南アフリカ戦を含め、5試合すべてに出場した。神戸製鋼では7年目を迎える。2016、2017、2019年には国際リーグのサンウルブズでも戦った。188センチ、95キロ。家族は夫人と子供3人。

  • 取材・文鎮勝也

    (しずめかつや)1966年(昭和41)年生まれ。大阪府吹田市出身。スポーツライター。大阪府立摂津高校、立命館大学産業社会学部を卒業。デイリースポーツ、スポーツニッポン新聞社で整理、取材記者を経験する。スポーツ紙記者時代は主にアマ、プロ野球とラグビーを担当

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