成功するor残念な女子アナ 水ト麻美、弘中綾香、宇垣美里ほか | FRIDAYデジタル

成功するor残念な女子アナ 水ト麻美、弘中綾香、宇垣美里ほか

テレビには映らないオフショットを見ると分かる

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4月下旬、都内でシチリア料理を堪能した後、タクシーを拾いに大通りに出てきた笹川アナ(右)と夫の太田

4月下旬のある夜、都心にあるシチリア料理の名店の前に1台のタクシーが停まった。後部座席から姿を見せたのはTBSの笹川友里アナ(27)だ。”美人すぎるAD”として話題となり、アナウンサーに転身。昨年末にはフェンシングの銀メダリスト・太田雄貴(32)と入籍するなど、ジャパニーズ・ドリームをガッチリつかんだ異色アナである。

その後、笹川アナは店内で50代と思(おぼ)しき男性と合流した。前菜が運ばれ、パスタが出され、メインディッシュが登場する間、笹川アナのトークで男性はずっとゴキゲン。そして、デザートのタイミングで今度は夫・太田が登場。盛り上がりは最高潮に達した。夜9時半前、大満足の男性を先頭に笹川&太田夫妻(写真上)はタクシーに乗り込み、走り去った――。

『王様のブランチ』、『ひるおび!』に加え、『あさチャン!』にも起用されるなど、笹川アナはいま、公私とも絶好調だ。


「今年1月下旬、同局の宇垣美里アナが会議室に呼ばれました。部屋で待っていたのは当時、彼女が担当していた『あさチャン!』の制作プロデューサー。彼女と『Hey!Say!JUMP』の伊野尾慧(けい)との”二股交際”が報じられた影響でしょう、プロデューサーは『3月いっぱいで降板してもらう。後任は笹川だ』と告げました。すると宇垣は『なんで私が降りて、後任が笹川なんですか!』と激昂。アナウンス室長に直談判すべく、アナウンス室へ行くも不在だったので、室長のイスを蹴飛ばし、部屋を出ていったそうです。修羅場ですよね。こんな番組の危機に投入されるわけですから、いかに笹川が信頼されているかがわかります」(TBS社員)

2500万円のアナ

元『乃木坂46』の市來玲奈(22・日本テレビ)や、元『AKB48』中村麻里子(24・サンテレビ)など、女子アナに転身するアイドルが増えている。ビジュアルのレベルは高くなる一方だが、キー局プロデューサーによれば、「美貌だけだと男性から支持されても、女性が離れていってしまう」という。


「生放送の場合、機転を利(き)かせてしゃべる能力が不可欠です。当意即妙の受け答えであったり、キャラクターだったり、視聴者に響く何か、印象づける何かがないとブレイクできません。ウチでいうと古谷有美はセクハラ的なトークにも上手く対応できて、スタジオ回しがうまい。週刊誌に『地味にエロい』と書かれたように、画面から滲(にじ)み出る妖艶さがある。共演者にも挨拶を欠かさない。そういうアナだと演出側も売り出しやすいですよね」(前出・TBS社員)

番組の顔である女子アナの評価は、スポンサーにとっても重大な関心事。クライアントへの営業のツールとして、大手広告代理店は「どの女子アナが成功しやすいか」をリサーチしている。下の表は、代理店が持つ最新データを本誌でまとめたものだ。「容姿」「技術」「評判」「現状」「将来性」は代理店のテレビ局担当、キャスティング担当、制作プロデューサーらの評価を数値化したもので、「視聴者人気」は視聴者アンケートによる。

ちなみに『残念な女子アナ』は「ダメなアナ」ではなく、「ポテンシャルはあるのに生かし切れていない人」を指す。

「『成功する女子アナ』1位の水卜(みうら)麻美(日本テレビ)は飛び抜けた美人じゃないけど、かえってそれが親しみやすさにつながっている。番組間の『提供読み』(提供クレジット)など地味な仕事もキッチリこなす。そのあたりが女性に好感されているから強い。フリーになれば広告業界がほっとかないでしょう。食べっぷりがいいから、食品メーカーが手を挙げる。『女子旅』などの女性向け広告も打てる。2500万円の広告価値があると我々は見ています」(大手広告代理店テレビ局担当)

キー局プロデューサーが補足する。

「水卜、大下容子(テレビ朝日)、山﨑夕貴(フジテレビ)ら上位アナに共通しているのは裏表がないこと、仕切るべきときは仕切るが前に出過ぎないこと、そして清潔感。これ、女性に嫌われないための大事なポイントです」

鈴江奈々(左)、岩本乃蒼ら同僚アナと会食したミトちゃん。率先してタクシーを拾うなど良い人ぶりを発揮

山﨑アナはバラエティの印象が強いが「噛まないことで有名。技術もピカイチ」(フジ社員)

「気さく」「飲み会にもよく来てくれる」と自局内にファンが多い、テレ朝の竹内由恵アナ

イベントで猫娘に扮するフジ・堤礼実アナ。米国生まれで大妻女子大出身という変わり種

飲みの誘いを断らないアナ

もちろん、緊急ニュースが入っても落ち着いて原稿を読めるなど、最低限のスキルが備わっていることが前提だ。

「カンペがないと進行できない、台本を覚えようともしない、プロデューサーのご機嫌伺いしかできないアナは担当ディレクターらが出世してプロデューサーになった瞬間、干されます。あと、マスコミの一員なんだから、一般常識くらいは身につけてないと話にならない。『自民党の谷垣総裁』を『板垣総裁』と読み続けたアナがいましたが、早々にアナウンス室から追放されました」(キー局幹部)

女子アナは芸能人ではなく会社員。テレビには映らない、コミュニケーション能力が重要になってくる。

「大江麻理子(テレビ東京)さんはとにかく、人づき合いが丁寧。旧社屋のときは報道フロアからスタジオまで直接入れたのですが、彼女はわざわざ、技術さんやタイムキーパーのいるサブ(副調整室)を通って、『よろしくお願いします』と挨拶してからスタジオ入りしていました。スタッフに寄り添っているからこそ、演出側の意図も理解できる。スタッフに『一緒に働きたい』と思われているから、常にキャスティング会議で名前があがるわけです」(テレ東社員)

「若くして高いコミュニケーションスキルを身につけている」と高評価なのが、フジテレビの永島優美アナ(26)だ。

「マジメで何にでも一所懸命。IT社長とか、スポーツ選手と交際するアナウンサーが多いなか、カレ氏は先輩社員です。父で元『ガンバ大阪』の昭浩さんと話すと突如、関西弁になるなど愛嬌もある。お酒の誘いも断らないですね。『めざましテレビ』があるから、夜10時には帰っちゃいますけど」(フジテレビ社員)

勘違いしやすいアナ

一方で、制作会社の幹部によれば、「自分のことを過度に可愛いと思い込んでいたり、スタッフには目もくれず芸能人との飲み会や交流に熱心だったり、自らを文化人だと勘違いしているアナも少なくない。そして、そういう人たちは概して実力が伴っていない」のだという。

テレビ朝日の弘中綾香アナ(27)はもともと、ロリキャラとして男性人気を獲得していたが、『激レアさんを連れてきた。』でのSキャラがウケてブレイクした。


「弘中は入社1年目からゴールデンの『ミュージックステーション』に抜擢されていましたし、勘違いを起こしやすいアナの典型ですよね。本人はジョークのつもりなんでしょうが、『私クラスの可愛さがあれば』『人気者はツラいの』などと口にして、アナウンス室で浮いていますよ」(テレ朝社員)

“勘違いアナ”と同じくらい、嫌われるのが”不貞アナ”だ。

「テレ朝の田中萌アナは惜しいことをしました。癒(い)やし系のルックスが上層部の心をつかみ、見事、入社1年目に『グッド!モーニング』に抜擢してもらったのに、あろうことか、『グッド!モーニング』で共演していた先輩アナと不倫。現在のレギュラーはAbemaTVの報道番組のみです」(前出・代理店テレビ局担当)

先輩プロデューサーとの”竹林不倫”疑惑をスッパ抜かれた秋元優里アナ(34)はこのたび、同僚の生田竜聖アナ(29)との離婚が成立した。


「今春の人事異動でアナウンサーをクビになると言われていましたが、『他の問題社員は異動してないのに、どうして私だけが動かなきゃいけないの』という論理でゴネて残留となりました。お相手の方は局外異動になりましたけどね。それより、彼女の実父が宮内庁の式部官長だから、フジの皇室担当記者は相当、やりづらそうです」(フジテレビ関係者)

そんな秋元アナに代わって、フジの「夜の顔」となったのは椿原慶子アナ(32)。

「報道局からの信頼が厚く、かつ飲める&飲ませ上手なアナ」(前出・フジ社員)として社内で有名なのだという。

アイドルまでもが目指すようになった憧れの職業・女子アナ。一見、華やかだが、可愛いだけでは通用せず、スキを見せれば即退場。弱肉強食の世界で、今日も才媛たちが鎬(しのぎ)を削っている。

『あさイチ』の司会に抜擢されたNHK・近江友里恵アナは共演者の冗談を本気で信じる超ピュアな29歳

スタッフの要求を完璧にこなす姿勢が同業者に評価されている、テレ朝・宇賀なつみアナ

「勝ち気で美形。ウチの次世代を担うエース候補」とフジの社内評価が高い宮司愛海アナ

人気急上昇中のテレ朝・弘中アナ。毒舌に批判的な声もあるが「想定内でしょう。非常にクレバー」(民放AD)

いじられキャラとしてゲストに可愛がられたTBS・吉田明世アナ。現在産休中

フジの永島アナは父・昭浩氏(右)と自局の番組に親子で出演し、本誌が報じた先輩社員との熱愛を認めた

報道でもバラエティでも光るテレ東のエース・大江アナ。「上にも下にも気を配れる人」と局内評価も高い

Aを5点、Bを4点、Cを3点、Dを2点、Eを1点として計算。「+」は0.5点。『現状』は能力に比して仕事に恵まれているかどうか、『将来性』は伸びしろの大きさを指す

撮影:川上孝夫、高塚一郎、島颯太、坂口靖子、川崎侑弥、西圭介

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