『関ジャニ∞』錦戸亮が瑛太にボコボコに殴られた現場写真入手
『関ジャニ∞』渋谷すばるの脱退問題でメンバーが大揺れしていたとき、NHK大河『西郷どん』の降板になりかねない「暴行事件」が発生していた
4月10日の午前2時すぎ。東京・恵比寿にある会員制の高級ラウンジ『S』。本誌はこの店で、あるトラブルが発生したという情報をキャッチし、店の前に駆けつけた。午前2時半頃、店から一人で姿を現したのは、俳優の瑛太(35)。店員に見送られ、憮然とした様子でタクシーに乗り込んでいった(上写真)。約10分後、数名の男性と出てきたのは、『関ジャニ∞』の錦戸亮(33)だ(2枚目写真)。
本誌が4月27日号で報じたように、渋谷すばる(36)がジャニーズ事務所を退所することが決定。4月15日に関ジャニのメンバーたちが都内のホテルで会見を開いたのはご存じの通りだ。会見で錦戸も「本当に自分がやりたいことを見つけたすばる君の決断を尊重したい」とコメントしていた。渋谷の脱退までの内幕については、『関ジャニ∞』渋谷すばる脱退までの全真相の記事をご覧頂きたい。渋谷の脱退をめぐり、関ジャニ、そしてジャニーズ事務所が大揺れしていた中、ある重大事件が起きていたのだ。目撃者の一人が話す。
「10日の午前0時すぎ、瑛太さんと錦戸さんがSにやってきたんです。他にも仕事相手のような男性が数名いました。瑛太さんは最近このお店がお気に入りらしく、よく来ているようです。この日は、かなり会が盛り上がっていて、瑛太さんはテキーラやイエーガーなどのお酒をグイグイ飲んでいました。二人ともかなり酔っ払っていましたね」
瑛太と錦戸は、’08年にドラマ『ラスト・フレンズ』(フジテレビ系)で共演して以来、親交を深めたという。現在は、NHK大河ドラマ『西郷どん』にも揃って出演している。瑛太は、西郷隆盛の盟友であり、ライバルの大久保利通役。錦戸は西郷の弟である西郷従道役を演じており、二人とも押しも押されもせぬメインキャストを張っている。
そんな二人が訪れたSは、会員制のラウンジで、料金は一人約2万〜3万円。深夜2時が近づいた頃、事件は起きた。
「錦戸さんも相当酔っ払い、関西弁でホストが一気飲みをするときの”コール”のマネをするなど、かなりハシャいでいました。そして、錦戸さんが中指を立て、『FUCK』のポーズを見せつけながら、瑛太さんをからかい始めたのです。すると、瑛太さんの表情がサーッと変わった。次の瞬間、いきなり瑛太さんが錦戸さんを拳で殴りつけたんです。そして、床に倒れ込んだ錦戸さんの上に馬乗りになり、殴り続けた。2発や3発ではありませんでした。錦戸さんは『やめてください! やめてください!』と抵抗していた。あまりに突然の出来事に、同席していた人たちも驚いて固まっていました」(同前)
ようやく我にかえった同席者のひとりが瑛太を羽交い締めにして、なんとか錦戸から引きはがしたという。3枚目写真はまさに、事件が始まろうとしている店内の二人をとらえたものだ。おどける錦戸を瑛太がニラみつけているように見える。事件後、逃げるように瑛太は店を出て、その10分後に錦戸も店を後にした。それが冒頭のシーンである。
人気俳優が国民的アイドルグループの中心メンバーに馬乗りになって暴行するという前代未聞の事件。大河ドラマの降板にも繋がりかねない事態だろう。
しかし、そのわずか3日後の13日、なんと瑛太は再びSを訪れていた。友人らしき人物たちと店から出てきた瑛太は、酔いが回っているのか、かなりの上機嫌だ。本誌記者が直撃した(4枚目写真)。
――瑛太さん、『FRIDAY』です。少しお話を伺えますでしょうか。
「はい、はい」
――先ほどのSに10日に行かれたとき、錦戸さんもご一緒でしたよね?
「……なんですか、それ」
錦戸の名前を出しただけで、瑛太の表情が変わり、数秒間黙りこんだ。
――瑛太さんが錦戸さんに馬乗りになって殴ったという証言があります。
「いや……、それはないです」
そう言うと、瑛太はタクシーに乗り込み、去っていった。瑛太の所属事務所に話を聞くと、
「そのような事実は一切ありません」
という回答だった。一方、15日の会見後、ホテルから出てきた錦戸にも直撃するべく遠くから声をかけたが、そそくさと車に乗り込み走り去っていった(5枚目写真)。所属するジャニーズ事務所に話を聞くと、
「何もお話しすることはございません」
という回答だった。
「暴行のときの瑛太さんの剣幕は相当なものでした。お店の女のコは怯えてしまい、『トラウマになった』と言っているコもいるそうです」(前出とは別の目撃者)
元東京地検検事で、弁護士の落合洋司氏が話す。
「ケガをしていて、それを診断書などで証明できれば傷害罪。ケガをしていなくても、暴行の事実が認定されれば、暴行罪に問われます。傷害罪も暴行罪も、いずれも親告罪ではない。つまり被害届が提出されなくても、警察が捜査に乗り出すことはあるのです」
大河ドラマのメインキャストという重責のプレッシャーで感情が爆発したのだろうか。過度にハシャいだ錦戸には、グループ解散の危機という多大なストレスがあったのも間違いない。だからといって、”暴行事件”が許されるわけではない。二人は自分たちの行動に対して正面から向き合うべきではないのか。
撮影:田中俊勝(1・2枚目)田中俊勝(4枚目)西原 秀(5枚目)