売れる、売れない、彼ら次第 テレビ業界「有名マネージャーたち」

連載 スタッフは見た!週刊「テレビのウラ側」Inside story of Television 第19回

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今年2月、長澤まさみ(左)の『毎日映画コンクール』女優主演賞受賞を都内の高級寿司屋で祝った担当マネージャーのA氏(右)。この後、退社して独立

ビートたけしが長年所属していた『オフィス北野』のマネージャーや役員の高額な報酬が話題を集めている。

芸能人のブレイクには本人の実力はもちろん、所属事務所や担当マネージャーの力も欠かせない。「高額報酬を得ている事務所はほかにもある」と、大手プロダクションの幹部が言う。

「『ももいろクローバーZ』をブレイクさせた名物マネージャー、川上アキラ氏の’13年の冬のボーナスが1500万円だったとスポーツ紙で報じられました。ももクロらが所属する『スターダストプロモーション』は、担当タレントの売り上げに応じてボーナスの額が変わるシステムだそうですから、川上氏のように高額報酬を手にしているのは、大手とはいえごく一部ですが……。ちなみに川上氏は、沢尻エリカの元担当で、『別に』騒動を起こした際には減給になったと、もっぱらのウワサです(笑)」

先日、『東宝芸能』から独立した、長澤まさみ(30)担当の元マネージャーA氏が、業界で剛腕として知られていたことは、本誌既報の通りだ。

「仕事はできるのですが、圧が凄い。気に入らないメディアは平気で排除したりしていましたから、A氏を快く思ってない者もいた。彼が退社して、むしろ長澤の評判はよくなったかも」(キー局社員)

長澤と同じく、10代の頃はアイドル女優路線で人気を集め、その後、実力派女優に転身したのが宮﨑あおい(32)。彼女が成功した背景にはヤリ手の女性マネージャーB氏の存在があった。

「16歳ぐらいまではアイドル誌に引っ張りダコだったんですが、現在もチーフを務めるB氏が担当に就(つ)くや、まだ高校生だったにもかかわらず、『アイドル的な活動は卒業する』と宣言。当時はファンや一部メディア関係者から反感を買いました。映画やNHKをメインに活動するスタンスを確立するなど、安易に”消費”されないようプロデュースした結果、いまの彼女がある」(アイドル誌編集者)

清純派女優を多数抱える芸能プロダクション『スウィートパワー』は熱心な売り込みで有名だ。

「内山理名がデビューした際には、雑誌やテレビ局に片っ端から電話をして『どんな形でもいいので使ってください』と担当者が根負けするまで連絡を続けていた。たっぷり愛情を注ぎ、スキャンダルを起こさないよう、厳しい監視を続ける。いまでは『スウィートパワーの女優は不祥事の心配がない』と業界で支持されていますよ」(広告代理店関係者)

マツコデラックスをスカウトしたのは『くりぃむしちゅー』のチーフマネージャーを務めていたO氏だ。


「雑誌のコラムでマツコを知ったO氏が熱心にスカウトするも『アンタが社長なら入ってもいい』と断られた。ならば、と前事務所から『くりぃむしちゅー』と一緒に独立。新事務所の社長になってマツコを獲得し、大ブレイクさせたのです」(バラエティー番組スタッフ) 

タレントの成功には、マネージャーのプロデュース力が不可欠なのである。

撮影:齋藤雅昭

 

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