<figure id="attachment_117081" aria-describedby="caption-attachment-117081" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="be41737b"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/06/b9e665d95426a4c51f2d7da52eebbbf9.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-117081" class="wp-caption-text">昨年、中国・上海で行われたモーターショーでのレクサスLMの初披露。「超高級ミニバン」として注目を集めた</figcaption></figure>
ポルシェよりも値段が高いそうだ。
いま中国で、トヨタの高級車ブランド『レクサス』のミニバンが売れに売れている。
上写真の『レクサスＬＭ』は海外市場向けの新型車で、２月24日からコロナショックの真っ只中にある中国で販売が開始された。４人乗り仕様で約2200万円と高額だが、自動車ジャーナリストの加藤久美子氏は人気ぶりに驚いたという。
「中国の新古車販売サイトでは、最高で219万元、日本円で約3300万円以上で売られているんです。新車価格より1000万円も高いなんて、BMWやベンツの人気車でもありえないでしょう」
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もともと中国の富裕層の間で日本の高級車は人気が高い。上海でビジネスをする中国人カーディーラーが語る。
「中国で生産された日本車は、後部に日本と中国メーカーの合弁会社のバッジが貼られており、一目でわかります。この車を富裕層は好みません。レクサスのような日本から輸入された『本物の日本車』に強い憧れを持っているんです」
そして、おもてなしの精神で作られた、贅を尽くした車内がセレブにウケている。
「運転席と後部座席がパーテーションで仕切られ、インターホンで会話します。26インチのモニターやワインクーラーも装備され、リアシートにはマッサージ機能がついている。まさにエグゼクティブのためのクルマです」（加藤氏）
ちなみに現在のところ、日本での発売は予定されていない。
<figure id="attachment_117082" aria-describedby="caption-attachment-117082" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="bf52162f"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/06/2be48c7957156be9ea881521633196e3.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-117082" class="wp-caption-text">中国の新古車販売サイトでは、レクサスLMが定価よりも高い、200万元（約3000万円）前後で販売されている。7人乗り仕様より、豪華な４人乗りが人気</figcaption></figure>
『FRIDAY』2020年6月12日号より

加藤博人

中国でトヨタの高級車ブランド『レクサス』のミニバンが売れている。日本円で約3300万円以上。新車価格より1000万円も高く、ポルシェを上回る。なぜそのような現象が起きているのだろうか。

中国で「レクサス」ミニバンが3000万円以上でバカ売れのワケ

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