日本より早く開幕 韓国プロ野球チアガール「美脚応援」のウラ事情

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無観客で試合が行われる韓国プロ野球。「SKワイバーンズ」のチアガールはマスクをつけて応援

「韓国ではプロ野球のチアガールからメジャーになるのが、芸能界の一つの大きな流れになっています。歌手デビューしたり、タレントとして活躍している女性は100人以上いるんです」

韓国カルチャーに詳しい、ジャーナリストの高月靖氏が語る。

日本より一足先に開幕した、韓国と台湾のプロ野球。球場を彩るのは、各チームのチアガールだ。ホットパンツ姿で脚を大きく振り上げ、プレーする選手たちに大声援を送る。新型コロナウイルスの感染拡大を恐れ彼女たちの多くはマスクをつけてはいるが、おなじみの光景が戻ってきたーー。

韓国では、チアガールの人気が絶大だ。「斗山ベアーズ」のソ・ヒョンスクが、大胆ショットを披露した男性誌『MAXIM  KOREA』(18年11月号)は完売。「ロッテ・ジャイアンツ」に在籍したパク・キリャンは、親会社のCMに起用されモデルやタレントとして活躍している。前出の高月氏が話す。

「韓国球界にチアガールが登場したのは、45年も前になります。プロ野球ができる前の75年に、ロッテが採用したのが草分けと言われているんです。82年にプロ野球リーグが発足すると、徐々に浸透します。人気爆発のキッカケは90年です。『LGツインズ』がチアリーダーチームを強化し様々な広報活動に起用すると、観客数が大幅に増加。それにならい各球団は、チアガールにセクシーな衣装を着せ派手なパフォーマンスを要求し、ファン拡大に努め始めました」

韓国ではセクシーな衣装のバットガールも人気だ

だが派手な印象とは裏腹に、彼女たちの収入はそれほど高くないという。

「1年目で年収が1000万ウォン(約90万円)、5〜6年目のベテランでも2500万〜3000万ウォン(200万円代半ば)と言われています。拘束時間の長さや、体型を維持するための厳しいトレーニングを考えると、ワリのイイ仕事とは言えません。彼女たちの多くは、球団ではなく芸能事務所に所属しています。水着撮影などの副業をしながら、生計を立てているんです」(高月氏)

それでも、若い女性が憧れる職業の一つには違いない。

「『KIAタイガース』に所属したキム・マルグムは18年に歌手デビューし、リリース曲が次々にヒット。今では韓国屈指の人気アーティストです。ロッテのキム・ジナは、170cmの長身をいかしモデルとして大成。有名歌手のミュージックビデオでヒロインに抜擢されています。韓国のスポーツ新聞では、たびたびチアガールの特集が組まれるほどの人気です。野球ではなく、彼女たちのセクシーな衣装を目当てに球場に来るファンも多いそうですよ」(高月氏)

芸能界でビッグになることを夢見る、韓国のチアガール。彼女たちのパフォーマンスは、プロ野球人気の向上に一役も二役も買っている。

セクシーなパフォーマンスが目当てに球場を訪れるファンも多い
こちらは台湾のプロ野球。韓国同様チアガールの人気は高い
球場ではこんなセクシーショットも
球場は無観客でもリモート画面などでファンはチアガールのパフォーマンスを楽しめる
  • 写真AFP/アフロ Lee Jae-Won/アフロ OCEN

Photo Gallary6

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