ファン大歓喜…!台湾チアガール”OL風衣装”が大ヒットのワケ
いま台湾のチアガールの「OL風衣装」が大反響を呼んでいる。きっかけは6月下旬にYoutubeチャンネル「台湾チアTV」に投稿された動画だ。
「台湾のプロ野球チーム『楽天モンキーズ』のチアリーダー『楽天ガールズ』のパフォーマンス動画です。このチームはその名のとおり、19年から日本のIT企業『楽天』が親会社になっています。この楽天ガールズたちがタイトな白シャツに、これもタイトな黒のミニスカート姿でパフォーマンスを行う動画が人気を呼び、コメント欄には〈この企画を考えた人は天才だと思います〉〈理想のオフィスレディだ〉といったファンたちの歓喜の声があふれたのです」(スポーツ紙記者)
日本国内で、近年台湾プロ野球チームのチアリーダーに対する人気がうなぎのぼりなのはご存じのとおりだ。
「きっかけはもちろん『中信ブラザーズ』のチュンチュンです。抜群のスタイルとキュートな笑顔で日本のファンを魅了し、朝の情報番組に出演したり、19年には『ヤングジャンプ』の表紙を飾ったこともありました。彼女の活躍を機に、そこから他のチームのチアリーダーにも注目が集まり、ファンが増えていったのです」(ワイドショー関係者)
現在、台湾の野球チームは様々な趣向を凝らしている。女子高生の制服を模した衣装や”ヘソ出し”などの露出度の高いスタイルを採用したり、「飛行機ダンス」といった新作ダンスを導入するなど、余念がない。
「コロナ禍で台湾プロ野球も大きなダメージを受けました。日本プロ野球と同様に無観客試合を導入していた時期もあります。離れてしまった観客を呼び戻すため、チアリーダーなど、野球以外でも球場を楽しんでもらえるように趣向を凝らしているのです。さらに日本など海外でも”台湾チア人気”が高まっているのは球団も承知のうえです。『楽天モンキーズ』などは日本語版サイトを用意し、チケットの購入方法やグッズ購入のやり方などを詳しく紹介しています。日本のネットユーザーの間でもチアリーダーたちのことが話題になり、それが観客動員やグッズ売上につながることを期待しているのでしょう」(前出・記者)
実際に前出の動画のコメント欄でも〈現地で観戦したい〉という声は見受けられた。コロナ禍が社会に大きな爪痕を残すなか、球団の試行錯誤は今後も続いていくだろう。
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