<figure id="attachment_119229" aria-describedby="caption-attachment-119229" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="083b456e"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/06/7aa6785d1fbcf75ec2abe7a3a59a5da8.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-119229" class="wp-caption-text">フィリピンの高校で行われた「サイバー卒業式」。ロボットに取り付けられたタブレットに生徒の顔が表示される</figcaption></figure>
「これまで、ロボットは『３Ｋ（きつい、きたない、危険）』労働をサポートするために導入されることが多かったんです。コロナ・ショック以後はこれに『感染リスク』を加えて『４Ｋ』になったと言われ、『感染防止』の観点からもロボットが注目されるようになってきました」（サイエンスライターの森山和道氏）
コロナ禍によって「ソーシャルディスタンシング」が日常となる中、お助けロボットの需要が世界中で急増している。
中国やアメリカでは、すでに消毒や清掃に自律移動型ロボットが使われている。また、外出制限令下のチュニジアのように、警備ロボットを使って出歩いている市民がいないか監視するケースもある。
「少し変わった例でいうと、フィリピンのルネ・カエタノ科学技術高校で行われた『サイバー卒業式』は斬新です。生徒が遠隔地から自らの分身となるアバターロボットを操作し、教師から卒業証書を受け取る試みがなされました」（森山氏）
お助けロボットの活躍はこれだけに留まらない。ロックダウンが解除されたタイのショッピングモールでは、買い物客の体温をチェックするため、新型ロボット「PATROL」が導入された。最新の通信システム「5Ｇ」が使われており、膨大な量の情報を瞬時に処理することが可能。技術革新は日々進んでいるのだ。
今までは活用しきれていなかった先進的なテクノロジーが「新しい生活様式」に合わせて一気に普及し始めた。ロボットの進化によって、我々の未来のライフスタイルはガラリと変化するに違いない。
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<figure id="attachment_119231" aria-describedby="caption-attachment-119231" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="14f490a8"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/06/3a7bfa88c635d1b0544f211403c54c9e.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-119231" class="wp-caption-text">タイ・バンコクにあるショッピングモール「サイアム・パラゴン」に配備された新型5Gロボット「PATROL」</figcaption></figure>
<figure id="attachment_119377" aria-describedby="caption-attachment-119377" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="a36072b8"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/06/a39e26428d659b332edb42b729db8ed2.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-119377" class="wp-caption-text">タイ・マヒドン大学のエンジニアによって設計された「Wastie Robot」。病院で新型コロナ患者が出した廃棄物を回収</figcaption></figure>
<figure id="attachment_119379" aria-describedby="caption-attachment-119379" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="0169c18a"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/06/7ec3d5f3b37d671732e6ef275dc463ce.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-119379" class="wp-caption-text">ロックダウンが行われたチュニジアでは、警備ロボットが市民を監視。外出許可証を見せなければ、警察に捕まる</figcaption></figure>
<figure id="attachment_119381" aria-describedby="caption-attachment-119381" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="02bac42b"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/06/bd77812c7c32e7f5f5735b73547ae742.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-119381" class="wp-caption-text">中国・安徽省では、小さな戦車型のロボットが公道に消毒液を散布。新型コロナ対策として大活躍したという</figcaption></figure>
<figure id="attachment_119384" aria-describedby="caption-attachment-119384" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="21ded92a"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/06/af6dda06fda7938ba91f71d95f5c1fb5.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-119384" class="wp-caption-text">コロンビアでは配送サービスアプリ「Rappi」を使うと「Kiwibot」という小型輸送ロボットが配達してくれる</figcaption></figure>
『FRIDAY』2020年6月26日号より

Getty Images

コロナ禍によって「ソーシャルディスタンシング」が日常となる中、ロボットの需要が世界中で急増している。先進的なテクノロジーが「新しい生活様式」に合わせて一気に普及し、日常生活がガラリと変わるかも？

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