トイレ不倫の渡部建「ネットや動画サイトでも生きる道なし」の理由 | FRIDAYデジタル

トイレ不倫の渡部建「ネットや動画サイトでも生きる道なし」の理由

連載 スタッフは見た!週刊「テレビのウラ側」Inside story of Television

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“トイレ不倫”が発覚した渡部。傲慢さは以前から不評だった。芸人としてイチから出直すしかない

妻子を連れ、懇意にしている人気シェフの店を訪ねた渡部建。美食家の間で評判のイベリコ豚のカツレツを家族で賞味するという贅沢な夜だった
妻子を連れ、懇意にしている人気シェフの店を訪ねた渡部建。美食家の間で評判のイベリコ豚のカツレツを家族で賞味するという贅沢な夜だった

『アンジャッシュ』渡部建(47)へのバッシングが止まらない。『世界で最も美しい顔100人』に6度もランクインした佐々木希(32)への裏切り。美人妻に謝罪させておいて自分は雲隠れ。何より、身障者や乳幼児のための多目的トイレでの不貞行為に世の女性たちが激怒し、お笑い界の大御所、上沼恵美子(65)に引退勧告される事態となっている。

トイレ不倫もさることながら、「その後の続報が致命傷だった」と打ち明けるのはラジオ局スタッフだ。

「イケメンぶりが取り沙汰されていますが、メディアが評価していたのはグルメや高校野球などの蘊蓄でした。それだけに一部メディアに『自分の代わりに後輩を球場に行かせて、データだけ吸い上げていた』と報じられたのは大打撃でした。彼の言葉から一気に説得力が失われてしまった。

ブレイク前の渡部は腰が低くてどんな仕事も一生懸命でしたけど、売れてから彼は変わってしまった。仕事や相手によって態度を変えるようになっていた。我々ラジオの仕事はギャラが安いからか、本番直前まで寝ているなんてこともありました。これまで彼にバカにされてきたメディアやスタッフたちが救いの手を差し伸べる可能性は低いでしょう」

不倫スキャンダルにより謝罪に追い込まれ、仕事を失うタレントが後を絶たない。芸能事務所やテレビ局はどんな〝身体検査〟をしているのか。

「ベッキー(36)が不倫で10本ものレギュラーを失って以降、厳しくなりましたね。情報バラエティは『スキャンダルに発展しかねないトラブルを抱えている場合はすぐに申し出てください』と注意喚起。ドラマはもっと厳しくて、出演契約書で一筆書かせています。一方、大手事務所は年間数回のコンプライアンス講習会を開くなど厳しくしていただけに、『渡部さん、なぜ?』と。理解に苦しみますね」(キー局プロデューサー)

現在、トラブルなどで地上波のレギュラーを失ったタレントたちの受け皿となっているのがネットテレビや動画配信サイトだ。ピエール瀧(53)が人気ネットドラマ『全裸監督シーズン2』への出演を決めたのは記憶に新しい。

「ネットは地上波と比べて身体検査のハードルが低く、たとえ逮捕歴があっても出演OKですからね。ただ、ABEMAは恋愛リアリティー・ショー以外のバラエティを積極的にやらない方針。Netflixをはじめとした動画配信サイトで高校野球などのハマる企画があれば可能性はありますが、件の『後輩に試合を観に行かせていた』報道が足を引っ張るでしょう。

ちなみに最も身体検査が厳しいのは、ボートレースや競馬関連の番組やイベント。公営だけに徹底している」(制作会社ディレクター)

最後の砦はYouTubeだが……。

「実はすでにチャンネルを開設しているのですが、知名度のわりに再生回数は伸び悩んでいた。ノビシロはないと見ていいでしょう。妻の佐々木さんの仕事への影響を考えれば、『雨上がり決死隊』の宮迫博之さん(50)みたいに炎上系ユーチューバーとコラボするのも難しいはず。『アンジャッシュ』のネタ自体は評価が高いですから、芸人としてイチから出直すしか道はないのでは」(放送作家)

驕れる者は久しからず――。

『FRIDAY』2020年7月10日号より

  • 撮影島颯太

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