綾瀬はるかと交際報道「韓流俳優の素顔」…8歳下の弟のオムツ交換
「少しナルシストの傾向があるのかもしれません。ベッドの上で半裸で寝転がる自撮り画像をアップしたこともありますし、ファンを『患者』と呼んだりもします。自分の“魅力ウイルス”に感染したという意味のようです」(韓国の芸能界に詳しいジャーナリストの高月靖氏)
高月氏が説明するのは、俳優兼アーティストの韓国人ノ・ミヌ(34)についだ。『女性セブン』(7月16日号)が、女優の綾瀬はるか(35)との交際、結婚の可能性について報じたお相手である。だが、多くの日本人にとって聞きなれない名前。多数のドラマや映画に出演しNHK紅白歌合戦の司会を3度も務めた綾瀬とでは、「芸能人として格が違うのでは」と不安視する声もある。
いったい、どんな人物なのだろうか。韓流俳優ミヌの素顔を追った。
「幼い頃から子役として活動していました。映画『シザーハンズ』に感動し、本格的に演技を始めたそうです。注目されるキッカケは、10年に韓国で放送されたドラマ『パスタ~恋が出来るまで~』でしょう。イケメン料理人がハマり役でした。日本でも12年にTBS系の『フルハウスTAKE2』に出演。翌年に東京で開いたファンイベントが即日完売になり、『新韓流スターの登場』と期待されました。
ただ仲の良いチャン・グンソクや『JYJ』のキム・ジェジュンと比べると、知名度はイマイチ。韓国の芸能界では、二番手三番手のポジションです」(高月氏)
まだ伸びシロのある俳優、という位置づけだろうか。プライベートでは、家族想いの好青年として知られているという。高月氏が続ける。
「ミヌは早い時期に父親を亡くしています。母親は桂銀淑に師事し、日本でもレコードを出した元演歌歌手です。21歳でミヌを生み一時は実母に預けていましたが、子どものことが気にかかり芸能界を引退。現在は彼の所属事務所の代表を務め、ヘアメイクや撮影現場への運転も担当しています。ミヌは韓国紙のイタビューで、母親についてこう語っていました。『母は見えない部分で熱心に働いている。ボクも緊張感を持たなくてはと思います。母の影響でボクの音楽には演歌の要素が入っているんです』と。
ミヌには8歳下の弟がいます。兄を父親のように慕い、ミヌも弟が幼い時にオムツを変えてあげていたとか。17年にアイルの名前で歌手デビュー。ミヌは先輩アーティストとして、いろいろとアイルにアドバイスしているそうです」
大手プロダクションとの金銭トラブル
優しい一面がうかがえる反面、トラブルや奇抜な行動をとることもあるようだ。
「ミヌは以前『東方神起』や『EXO』などが所属する大手芸能プロダクションにいましたが、15年4月に金銭トラブルになっています。ミヌ側の主張はこうです。00年から17年間、不正な専属契約を結ばされた。これにミヌが反発すると、プロダクションはサポートを中断。さらに独自で活動を始めると、妨害活動をしたというのです。1億ウォン(約900万円)の損害賠償を求め提訴しましたが、18年6月にミヌ側の敗訴が決定しています。
またライブでの激しい言動も有名です。自分を『エロテロリスト』と称し、下ネタを連発。メイドのコスプレをして、ギターを舐めたりしています」(高月氏)
様々な顔をのぞかせるミヌ。綾瀬には、そんな多様性が魅力に映ったのだろうか。渦中の韓流俳優は、韓国のメディアに好きな女性のタイプについてこう答えている。
「女性とはあまりデートをしたことがありません。好みの女性は、義理堅くてよくご飯を食べる人。ボクの料理を美味しく食べてくれる人がいい。料理が上手で自己管理のできる女性には、とても魅力を感じます」
今のところ綾瀬、ミヌの所属する両事務所は交際を否定している。ただ、ともに30代半ば。「ONE OK ROCK」のファンという共通の趣味があり、7月10日発売の『フライデー』には極秘デート写真も掲載されている。いつ電撃婚約発表があっても不思議ではない…のかもしれない。
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- 写真:アフロ