<figure id="attachment_159467" aria-describedby="caption-attachment-159467" style="width: 3092px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="742dee32"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2021/02/95af253d3dfb5f437c03230f8b44f9e4.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-159467" class="wp-caption-text">500円玉と比較してもほとんど変わらない小ささ。奥が一般的な茶色の個体で、手前が珍しい淡いブルーの個体だ</figcaption></figure>
「当店では５～６年前からアフリカチビネズミを取り扱っていますが、ここ最近人気が高まっており、10匹ほど入荷しても、入荷通知から１週間以内には完売するんです。新型コロナが流行してからは、自宅で過ごす時間が増えたことで、これまで以上に問い合わせの数が増えています」（ペットショップ『エスキング横浜』店長の齊藤英行氏）
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ピンポン玉ほどの体長で、重さは100円玉とほぼ同じ（約５ｇ）。大きく真っ黒な瞳と細長く伸びたピンク色の尻尾(しっぽ)が可愛らしい。ハムスターをさらに小さくしたようなこの生き物は、アフリカチビネズミ。コビトハツカネズミ、またはピグミーマウスとも呼ばれる世界最小のネズミである。生物学者の富田京一氏がアフリカチビネズミの生態を解説する。
「齧歯(げっし)類でハツカネズミの仲間に属します。原産地はアフリカで、野生では主に南アフリカやジンバブエ、モザンビーク南部などアフリカ南部に生息しています。夜行性ですが、昼間も活動します。ペットとして飼う際は、カゴの中を25～30℃くらいにキープするとよいでしょう」
日本のペットショップではまだまだマイナーな存在だが、このネズミがいま、人気を集め始めているという。その理由は、世話の手軽さと繁殖能力の高さだ。
「価格が安く、当店では一匹1500円で販売しています。市販の小鳥のエサをあげればよいので世話も簡単です。小さくて場所を取らず臭(にお)いもきつくない。寿命は１～２年と短いですが、その分、多ければ約20日ごとに５～６匹ほどの子供を産むことができます」（前出・齊藤氏）
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色は茶がほとんどだが、１割ほどの確率で淡いブルーの個体も生まれる。
一方、飼うのは簡単だが注意すべき点もある。齊藤氏が続ける。
「人間にはあまり懐(なつ)かず、臆病なため、いきなりカゴに手を入れたりすると驚いて逃げてしまいます。垂直に30～40㎝跳べるほどのジャンプ力があり、かつ小さいので、逃げたら捕まえるのは至難の業です。私も過去、３匹のアフリカチビネズミに逃げられてしまいました……」
コロナ禍で増えたおうち時間。珍しいネズミに癒(い)やされるのもいいかもしれない。
<figure id="attachment_159469" aria-describedby="caption-attachment-159469" style="width: 1340px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="ae1dfd41"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2021/02/eb6f1f79ddc9dd06c35747d0564d7061.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-159469" class="wp-caption-text">飼うときに必要なものは、エサと水飲み皿、カゴ、寝床、床に敷く木屑(くず)のみ</figcaption></figure>
<figure id="attachment_159471" aria-describedby="caption-attachment-159471" style="width: 4001px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="86d9715c"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2021/02/2b59d0eaedc0dea24971778cced4c719.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-159471" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　世界最小 アフリカチビネズミが可愛すぎる！</figcaption></figure>
<figure id="attachment_159473" aria-describedby="caption-attachment-159473" style="width: 2790px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="63c2a948"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2021/02/b2435e369a679d76068217237d90c3a1.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-159473" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　世界最小 アフリカチビネズミが可愛すぎる！</figcaption></figure>
<figure id="attachment_159475" aria-describedby="caption-attachment-159475" style="width: 3039px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="9e4caaeb"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2021/02/01d11f3c3ec7db75ea6ea902132d3c16.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-159475" class="wp-caption-text">本誌未掲載カット　世界最小 アフリカチビネズミが可愛すぎる！</figcaption></figure>
『FRIDAY』2021年２月５日号より

濱﨑慎治

新型コロナが流行し自宅で過ごす時間が増えた昨今。ペットショップへの問い合わせが増加している人気の動物がいるという。世界最小のネズミ・アフリカトビネズミだ。人気の理由とその生態を専門家に聞いてみた

世界最小…！アフリカチビネズミの可愛すぎる萌えキュン姿

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