木村佳乃　朱色のトレンチコート姿が見せる「大女優の貫禄」

横浜・みなとみらい――。撮影機材を準備するスタッフや老若男女のエキストラたちの輪の中心に、女優・木村佳乃(44)の姿があった。

「この日行われていたのは、一昨年にダントツの興業収入を記録した邦画の続編の撮影です。メインキャスト以外にも豪華な出演陣が目白押し。その中の一人が彼女なのです」（映画会社関係者）

午前11時、出番が近づいた木村は、防寒用のダウンをサッと脱ぎ去った。中から現れたのは、鮮やかな朱色のトレンチコート。ド派手な衣装を颯爽(さっそう)と着こなし、木村は約１時間半の屋外での撮影を笑顔で終えた。『世界の果てまでイッテＱ！』（日本テレビ系）など、バラエティでは芸人顔負けの根性を見せる彼女だが、この日は本業・女優の貫禄に溢(あふ)れていた。

「夫の東山紀之(54)との間に二人の娘がいる木村は、〝働いている姿を子供に見せたい〟と以前から語っています。この映画や、今年２月から放送開始のNHK大河ドラマ『青天を衝(つ)け』への出演も、女優としての母の姿を見せられる良い機会だと、脚本を相当読み込んで撮影に臨んでいるようです」（芸能プロ関係者）

働くママ・木村の好演に期待したい。

『FRIDAY』2021年2月26日号より