華原朋美「暴行騒動」記者の逮捕でスクープが「お蔵入り」か | FRIDAYデジタル

華原朋美「暴行騒動」記者の逮捕でスクープが「お蔵入り」か

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華原と記者の間に起こった取材による暴行トラブル。事件に発展するのが極めて稀だ
華原と記者の間に起こった取材による暴行トラブル。事件に発展するのが極めて稀だ

華原朋美が週刊誌記者から暴行を受けたとして、記者が逮捕された事件が波紋を呼んでいる。事件の概要は、こうだ。

「華原さんが乗っていたタクシーの運転手が、尾行されていることに気づき彼女に告げると、彼女は降りて、尾行していた別のタクシーに乗り込み記者に詰め寄ったそうです。そこでもみ合いとなって肩を押されたり、腕を掴まれたりしたということでした。怪我はしていないようなので、暴行傷害ではなく暴行容疑で逮捕となったようです」(スポーツ紙記者)

記者と芸能人との間で起きた取材トラブル。日々行われている週刊誌の取材の中で、「よくある」とまでは言わないが、「たしかにある」ことだ。取材といっても色々あるが、芸能人が記事になることを望んでいない場合、取材時にもめることがある。だが、このような事件にまで発展するのはレアなケースだ。

しかも記者が逮捕までされるのは前代未聞のことだが、基本的には取材されたくないことを取材しに行くのだから、当然相手は嫌がるだろう。

取材対象者のなかには、最初から取り付く島もない人もいれば、強い感情で来る人もいる。話をしていくうちにボルテージが上がって手を出してくる人もいる。最近は激昂する人が少なくなったが、昔は取材するときに細心の注意を払わねばならない芸能人がリストアップされていたものだ。

さて、華原の騒動では当初、記者はなぜか「自称会社員」と報じられた。一体どういうことなのか。

「記者は華原さんに詰め寄られても素性を明かさず、取材ということも隠していたようです。彼女のSNSの投稿を見ると、彼女は以前からストーカー被害にあっていると思っていたようです。記者のことをストーカーと勘違いした可能性は大きいですね。記者の携帯電話を奪おうとしてもみ合いになったと聞きました」(前出・スポーツ紙記者)

取材をしていたとしても、気づかれて対峙することになる場合は多々あるものだ。自分が「記者であり、取材活動の一環であった」と説明すれば、その是非についての議論は起こるとしても、ここまで大きな騒動にならなかっただろう。取材に慣れている華原のことだから、もめることにもならなかったと思うのだが、なぜ記者は素性を明かさなかったのか。

そして、同じマスコミ人として気になるのは、記者はなぜ華原を追っていたのか、何を取材しようとしていたかだ。話題に事欠かない華原ではあるが、マスコミが調べていたのは、彼女の子どもの父親が誰かということだろう。

「華原さんの相手が誰かを調べるというのは、いろいろな雑誌の取材プランに上がっていて、どこがいちばん先にスクープするか競争になっているのは事実です。その記者も“相手”を追っていて、すでに写真も押さえていたのではないか…という話も聞きました」(女性誌記者)

取材も大詰めだったのだろう。もしかしたら、直撃取材をするつもりだったのかもしれない。だが、

「記者になってまだ日が浅いのではないか…と聞きました。まさか華原さんがそんなことをするとは思わず、パニックになったのかもしれません」(前出・女性誌記者)

実際に行き過ぎた取材行為があったかどうかは今後明らかにされるところもあるだろうが、結果、彼は逮捕されてしまった。もしその“男性”を確定させていたのなら、記事は近々出ることになっていただろう。しかし、今回の一件で、それは難しくなりそうだ。

「こんな風にトラブルになってしまった場合は、たいていお蔵入りになりますね。あくまで過去の事例ですが、特に警察沙汰になっている場合は、その取材行為自体をわびたうえで被害届けを下げてもらうなど、事態を収束させるための手段となることもありますから」(写真誌記者)

幻のスクープとなるのか――。

  • 取材・文佐々木博之(芸能ジャーナリスト)

    宮城県仙台市出身。31歳の時にFRIDAYの取材記者になる。FRIDAY時代には数々のスクープを報じ、その後も週刊誌を中心に活躍。現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中

  • PHOTO原一平

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