太眉を剃って美に目覚めた井上咲楽がハマッた「サウナ活動」
イメチェンしてSNSフォロワーが3倍増 今度はTBS篠原梨菜アナと新たな試みにチャレンジ
篠原梨菜アナ:お久しぶりです。あれからサウナ行ってますか?
井上咲楽:銭湯のサウナに行きました!料金が未払いになっていたみたいで、自宅のガスが止まっちゃって(笑)。近所の銭湯に行ったらサウナがあったので入ってみました。「師匠」は行ってます?
篠原:週2~3で行ってます。近所のサウナはどうでした?
咲楽:前にご一緒したスパの広いサウナも素敵でしたけど、狭いサウナもなかなかよかったですよ!
<たとえば、メガネからコンタクトに替えたとたんにモテキが到来するように、イメチェンによって人生が一変することがある。井上咲楽(21)の場合、それは「太眉」だった。トレードマークの太眉を剃ったことで新たな注目を集め、SNSのフォロワー数は3倍増。グラビアやビューティ関連の仕事が殺到したのだ。つい先日も『カネボウ』のコスメイベントに招かれていた。そんな彼女がTBS屈指のサウナー、篠原梨菜アナ(24)に弟子入り。「サ道」を極めんとしている。
咲楽:サ活を始めたのは2月にTBSさんのYouTubeチャンネル『赤坂サウナ』に出させていただいたのがキッカケです。新宿の『テルマー湯』でロケをしたんですけど、それが人生初サウナでした。
篠原:あの日が初めてだったの?
咲楽:スパに行ってもサウナは避ける感じでした。それがプロデューサーさんに「ストレス解消になりますよ?」「肌ツヤが良くなりますよ?」と熱心に誘っていただいて……実際、そのプロデューサーさんは肌がツルッツルで、やたら元気なんですよ(笑)。そんなにいいなら試してみようかなと。
現場で私に「サ活」の手ほどきをしてくれたのが篠原さんでしたね。水風呂にはすごく抵抗があったんですけど、篠原さんに「息を吐きながらゆっくり胸までつかれば、次第に温かくなるから」「とにかく1分入ってみて」と教わって試してみたら「あ! 大丈夫かも!」という瞬間が訪れた。ゾーンに入ることができました!
篠原:サウナ→水風呂→外気浴が基本サイクルですが、水風呂が大事なんです。水風呂から上がって休憩しているときに急に五感が研(と)ぎ澄まされる。私の場合、水風呂の水流がゆっくりになり、空気の流れが見えるようになる。そのとき、「ああ、ととのったな~」と思いますね。こう言うと怪しいですが(笑)、サウナによって自律神経が調節されるそうです。
咲楽:師匠には「サウナでは思考を整理せよ」とも教わりました。家のお風呂だとついつい本やスマホを持ち込んじゃいますが、サウナには身一つで入る。邪念が入らず、自分と向き合えるから、エピソードやネタがポッと浮かぶんですよ。あんなに苦労していたテレビ番組出演の際の事前アンケートが、スラスラ書けるようになりました。師匠はいつからサウナで思考していたんですか?
篠原:サウナを反芻(はんすう)の場にしたのは、大学生(東大)のころですかね。デジタルデトックス的な要素は確かにありますね。
咲楽:まだ「サ道」に入門したばかりですけど、いつか「サウナカー」に乗って森に行って、サウナに入った後に草原に降りて、夜空を見上げながらととのえたいですね。で、虫を食べて……。
篠原:ははは!
咲楽:ライフワークの昆虫食は続けますよ。眉毛を失ったぶん、サ活とか新しい引き出しを増やしてタレント力をととのえたいですね。昆虫食は良質のオメガ3脂肪酸とかミネラルが豊富。「サウナに入って、コオロギプロテインを飲んで肌が奇麗になりました!」というコラボをやりたいです!
『FRIDAY』2021年5月7日・14日号より
- 撮影:小松寛之