『LDH』×テレビ東京が切り拓く新時代のビジネスのカタチ | FRIDAYデジタル

『LDH』×テレビ東京が切り拓く新時代のビジネスのカタチ

スタッフは見た!週刊テレビのウラ側

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『EXILE』の枠を超えて活躍するメンディー。身体能力も高く、テレビのスポーツ競技大会では何度も優勝。芸能界有数の133㎞の速球を投げる

テレビ東京系列で放送されているガールズ×戦士シリーズの第5弾『ビッ友×戦士 キラメキパワーズ!』が7月11日からスタートする。

「子供向けながら、シリーズの総監督を務めるのは映画『悪の教典』などで知られる三池崇史(60)。第1作から戦士役に『LDH』所属のティーンタレントが出演していましたが、第3作以降は戦士役を演じるのは全員、同社所属のタレントとなりました。第3作には関口メンディー(30)、第4作には黒木啓司(41)といった『EXILE』メンバーが出演するなど、より関係性を深めています」(テレビ誌編集者)

『LDH』といえば、『EXILE』などの本格ダンスグループの印象が強いが、「ここ数年は多方面に展開している」とレコード会社関係者は語る。

「近年は『NiziU』や『BTS』など韓国発のグローバルダンスグループが台頭してきて、激戦区となっていますからね。その一方で、’12年から中学校の体育ではダンスが必修科目になったことで、キッズ向けのスクールが好調。ダンススクール事業に力を入れ始めていますね」

実際、件(くだん)のガールズ×戦士シリーズの放送の合間には、同社のダンススクールのCMが流れている。

「イベント事業はコロナ禍の影響で中止になるなど、いまだ不安定。その点、スクール事業はまとまった生徒が集められさえすれば、安定したビジネスとなる。他社では吉本興業も、芸人の養成所『NSC』のほか、プロデューサーや構成作家などのスタッフを育成する『よしもとクリエイティブアカデミー』、声優や歌手などエンタメ系のクリエイターを育成する『沖縄ラフ&ピース専門学校』を開校しています」(芸能プロ幹部)

『LDH』と関係を強めたテレビ東京のメリットも大きいという。

「『おはスタ』のアシスタントを務める『おはガール』が’19年から『LDH』所属メンバーで構成されていますが、ダンススキルが高く、レッスンの期間が短く済むと好評なんです。同社は差し入れも豪華なのでスタッフからもありがたがられています(笑)」(テレ東関係者)

7月7日からは『おはスタ』内で『三代目J SOUL BROTHERS』をデフォルメしたアニメも始まった。

「声優陣は『鬼滅の刃』でおなじみ花江夏樹(30)ら売れっ子がズラリ。アニメは当たればグッズ展開も見込める。ビジネスチャンスを見抜く嗅覚が凄いと評判になっていますね」(広告代理店関係者)

スクールやキッズビジネスは本業の芸能プロとしてもメリットが大きい。前出の芸能プロ幹部が解説する。

「スカウトされて芸能界入りしたタレントは自分の実力で売れたと勘違いしがちで、後々トラブルになるケースが少なくない。その点、スクール出身なら、芸能界のルールをデビュー前から身につけているので、ギャラなどで揉めるケースは稀(まれ)。『ジャニーズ事務所』が契約条件で揉めるケースが少ないのは、ジュニア時代にルールが叩きこまれているからでしょう。子供向け番組は親子で応援してもらえるので、ファン層の幅が広がるというメリットもあります」

『LDH』の巻き返しが始まりそうだ。

『FRIDAY』2021年7月23日号より

  • 撮影川上孝夫

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