『鬼滅』『エヴァ』…人気声優が地上波テレビでもてはやされる理由 | FRIDAYデジタル

『鬼滅』『エヴァ』…人気声優が地上波テレビでもてはやされる理由

スタッフは見た!週刊テレビのウラ側

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
今年4月、『鬼滅の刃』の人気キャラクター、竈門禰豆子の声を担当した鬼頭明里は町田署の一日警察署長を務めた。人気声優は引っ張りダコだ

6月26日放送のドラマ『世にも奇妙な物語’21夏の特別編』(フジテレビ系)に、人気声優の梶裕貴(35)が死神役で出演。話題となっている。

「春ドラマ『リコカツ』(TBS系)には『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサト役で知られる三石(みついし)琴乃(53)が主要キャストとして出演しました。昨今のブームを受けて、声優を起用する動きが加速しています」(キー局プロデューサー)

この流れを決定づけたのは、コロナ禍にもかかわらず国内史上初となる興行収入400億円を突破した劇場版『鬼滅の刃』。

「映画館の席数などが制限される中、これだけ大ヒットしたのは作品の面白さはもちろん、声優たちの拡散力も大きい。主人公・竈門(かまど)炭治郎の声を担当する花江夏樹(30)のツイッターのフォロワー数は約200万人。彼以外にもフォロワー100万人クラスがゴロゴロいる。しかも声優ファンたちは実際にお金を落としてくれる。コロナ禍でイベントが中止になったり、広告費が削減されているエンタメ業界において、救世主のような存在なんです」(広告代理店関係者)

6月19日放送の『まっちゃんねる』(フジテレビ系)内の企画『イケメンタル』では、『ドラえもん』のジャイアン役で知られる木村昴(すばる)(31)が登場。高いお笑いセンスを披露するなど、バラエティ番組で声優を見る機会も増えている。

「ドラマ『半沢直樹』にも出演した宮野真守(まもる)(38)はコンサートで本格コントを披露するほどの芸達者。件(くだん)の木村は『おはスタ』(テレビ東京系)のメインMCを務めるなど、トーク力には定評があります。下手な俳優を出すより収録は盛り上がるし、何よりいま、テレビ業界が力を入れている13~49歳のコア層に刺さりやすい。あの鬼滅声優が登場! とラテ欄に入るだけで視聴率が確実にアップするため、人気声優たちのスケジュールは争奪戦になっていますよ」(制作会社ディレクター)

キャスティングするテレビ局のスタッフにアニメ好きが増えていることも、声優ブームを後押ししている。

「若いスタッフには声優をアイドル視している人も多いですからね。声優メインの企画が会議でよく提案されるようになりました」(前出・ディレクター)

声優ブームに取って代わられつつあるのが、プロのナレーターたちだ。

「『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で知られる服部潤(54)など年収1億円以上と噂される大物は別ですが、中堅クラスは厳しい。また番組に華を添えていたアイドルも美人声優に仕事を奪われつつあります。テレビ朝日が深夜の『バラバラ大作戦』枠で花澤香菜(32)がMCを務める『まんが未知』をスタートさせたのが象徴的です」(別のキー局プロデューサー)

アニメ制作会社関係者は声優たちを起用するデメリットも指摘する。

「『news zero』(日本テレビ系)の金曜担当ナレーションも務める駒田航(わたる)(31)は、不倫疑惑を報じられました。一般に顔を知られていないので、異性関係などで脇が甘い人がいることも事実です。また、テレビ業界の事情に疎いため、トンチンカンなNGを出してスタッフを呆れさせている事務所もあると聞きます。足元をすくわれないか心配です」

タレントとしてテレビに定着できるか、まさにいま彼らは試されているのだ。

Photo Gallary1

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事