霜降り明星・粗品「熱海終わった」無自覚発言の問題点 | FRIDAYデジタル

霜降り明星・粗品「熱海終わった」無自覚発言の問題点

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ラジオでの失言が問題視されている「霜降り明星」粗品。第7世代を代表する芸人だが…
ラジオでの失言が問題視されている「霜降り明星」粗品。第7世代を代表する芸人だが…

<熱海が終わったもんな、雨で>

霜降り明星の粗品がラジオ内で発言したこの不適切発言を受け、7月14日にニッポン放送の檜原麻希社長はオンライン会見で

「誤解を受ける発言があったことは残念なことだと思っています。また放送局として、ご心配お掛けしたことをおわび申し上げます」

と、謝罪した。

問題の発言があったのは9日深夜に放送された『霜降り明星のオールナイトニッポン』でのこと。「霜降り明星のあてみなげ」(静岡朝日テレビ)で共演する宮崎玲衣アナウンサーが「雨女」だという話題になり、その中で粗品は

「熱海が終わった。雨で、宮崎アナのせいで」

と発言した。相方のせいやがすぐに

「熱海心配なんですよね。ほんまに募金かなんかしてもええなぁマジで。お世話なってますから」

とフォローしたが“時すでに遅し”。番組内でも

「現在も安否の不明な方がいる中で配慮のない発言をしてしまい申し訳ございません。取り消しておわびいたします」

と謝罪する事態となった。檜原社長も

「番組内でおわびと撤回をして、放送後はプロデューサーから本人に厳重注意しました。本人も深く反省していると聞いています」

と経緯を説明。ラジオアプリ「radiko」での放送は該当部分をカットして放送したという。この件に対しSNSやヤフーコメントなどでは批判が殺到している。

「先日タレントのKoki,さんが笑顔で高級ブランドのバッグを抱えてお見舞いコメントをする画像をSNSに投稿しただけでも非難されました。撤回とか取り消しと言うのは簡単ですが、なかったことには当然ならない」(芸能レポーター)

東日本大震災の際にも“チャリティがくだらない”というような内容のツイートをし、仕事が減ったタレントもいる。粗品はラジオ内で謝罪したものの、あまりに被災者に対して無意識すぎる発言だった。誰の身にも災害は起こり得るだけに、多くの人が敏感になるのは当然だろう。

「R-1」と「M-1」という2大お笑い賞レースを制した粗品。ピアノにも長けており絶対音感を持ち、音楽方面でも仕事がある。まさに第7世代を代表する吉本のエースといえる。

「ラジオ内はアットホームな雰囲気で素が出ることが多い。ナインティナインの岡村隆史さんが問題発言したことも記憶に新しい。要は普段から考えていることがラジオではポロっと出てしまうんです。

本人もまさか謝罪に追い込まれることになるとは思っても見なかったのでは。彼も発言について反省していると思いますが、発言の影響が今後出てくるかもしれませんね」(ワイドショー関係者)

芸人といえども、何事も冗談では済まされない。これからの時代を担っていく粗品は、改めてそのことを反省すべきだろう。

  • PHOTO西原秀

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