41歳になった広末涼子が「再ブレイク」している納得の背景

テレビ界で今トレンドとなっているのが“芸能界３大・涼子”、つまり篠原涼子（４８）、米倉涼子（４６）、広末涼子（４１）を巡る話題。なかでも広末が第二次ブレイク期に突入したともっぱらの評判になっているという。

「広末さんは特に女子中高生や３０～５０代の女性から高い支持を得ているんです。ある民放テレビ局の内部資料によれば、”３大・涼子”の潜在視聴率（本人がテレビに出演するだけでアップすると言われる番組視聴率）は、米倉さんが７．６％、篠原さんが２．１％なのに対し広末さんは８．８％とまさに末広がりの数字を持っているんです」（民放テレビ局関係者）

人気が再燃中の広末についた異名は“美魔女優”。前出の関係者によれば、最近はドラマだけではなくバラエティ、音楽番組、情報番組など幅広い番組のキャスティング会議で名前が挙がるという。この切っ掛けとなったのが今年６月から始まったサプリメントブランド『ＦＵＪＩＭＩ（フジミ）』のＣＭだ。

「広末の胸から両肩、首筋、顔をアップで映し続けた。さらに左腕を上げて脇の下を見せたり、鼻の穴まで見える角度で顔をのけぞらせたり……。肌の美しさに加えて、ムダ毛の処理が完璧でないと、とてもあのアングルで撮影はできない。なんでもＣＭ撮影時、スタジオは女性スタッフ中心で行われ、広末は上半身露わな姿になったそうです。肌の加工は一切していません。そのきめ細やかな美肌が業界で話題になったんです」（大手芸能プロ関係者）

このＣＭで10代、20代、さらにＦ２層（35歳～49歳）の心を掴んだのだと言う。ダメ押しとなったのがファッション誌『ＶＯＧＵＥ ＪＡＰＡＮ』のＹｏｕＴｕｂｅ配信でお披露目した官能的雰囲気だ。

「ずばりテーマは“エロス特集”。この撮影シーンのメイキングをＶＴＲで公開したんです。出し惜しみは一切なし。官能的な表情で胸の谷間をギリギリまで露出させたり、背中が丸見えのドレスを着たり……。そうかと思えば履いていたズボンを下ろして下着姿になったり…。最後は『女性のエロス』についても自分の意見を述べたりと超セクシーでカッコいいハンサムな姿を披露したんです。これが同性の間で話題になりました」（スポーツ紙デスク）

アラフォーには見えない圧倒的な美肌をＣＭやＹｏｕＴｕｂｅで披露した広末。驚くことに３児の母親でもあるのだ。

「第１子をもうけたモデル男性と２００８年に離婚。２年後にキャンドルアーティストのキャンドル・ジュン氏と再婚し二人の子供をもうけているんですが、とても高校生の息子がいるとは思えません」（前出）

さらに子供を抱える視聴者層にも広末は人気だと言う。子供向け番組『シャキーン！』（ＮＨＫＥテレ）に出演したことで新たなファン層を獲得したのだ。

「奇抜なヘアスタイルと衣装で『ヒロスデママ』として登場するんです。料理やお絵かき、パスタの計量など、日常の何気ない行為を子供たちと素手を使ってチャレンジする実験コーナーで評判は上々です」（テレビ局編成関係者）

テレビ界における存在感はどんどん増しているようだ。

「フジテレビが４月以降に仕掛ける情報バラエティーのＭＣに起用すると言った話が浮上している。また日テレのゴールデンタイムに放送中の超人気バラエティ番組の新レギュラーに抜擢されるという話もありますね。女優業以外の仕事を増やしていく傾向にあるようです」（民放テレビ局制作関係者）

もちろん肝心の女優業も絶好調だ。来年春の日テレの日曜ドラマ枠や２０２２年に放送される朝の連続ドラマ小説『舞い上がれ！』（ＮＨＫ）からオファーが来ているという話も漏れ伝わっている。

広末の再ブレイクに今後も要注目である。