出演舞台に意欲も…唐田えりか「広末涼子の不倫で『延焼』 」いまだに拭えない「過去の烙印」

６月24日に都内で行われたオムニバス映画『無情の世界』の舞台挨拶に唐田えりか(25)が登場した。唐田は３つの短編からなる同作品の中の『真夜中のキッス』に主演。唐田が演じるのは、罪を犯しながらも男を踏み台にして逃亡し続ける悪女というクセの強いヒロインだ。

佐向大監督は作品での唐田について「かなりひどい役をやってもらっているんです」と告白。それでも唐田が魅力的に映ることが一番だと思って撮ったと回想した。唐田も「ひどいなというのが結構ありました。それが魅力的に映っていたらいいな」と自身の新境地が世間にお披露目されることへの期待を語っていたのだった。

だが、このニュースが思わぬ飛び火で”延焼”したのだ。

「６月と言えば、唐田の事務所の先輩である広末涼子(42)とシェフの鳥羽周作氏(45)のW不倫で連日大騒ぎになっていたのはご存じの通り。イベントが行われた前々日の22日発売の『週刊文春』でも、広末が文春の記者に直電して所属事務所や夫のキャンドル・ジュン氏(49)への不信感を語った記事が報じられていました。20年に東出昌大(35)との不倫で大バッシングされた唐田にとっては間の悪すぎるタイミングになってしまいました」（女性誌記者）

唐田にとって間の悪かったことはもう１つあった。彼女は映画に関連して受けた『ENCOUNT』のインタビューで不倫騒動で休業していたときのことをこう語っていた。

〈知らなきゃいけなかった時間だったと思っています。携帯電話はない、テレビも見ない、映画も見ないという生活をしていました。小説を読んで、1週間に1回レポートにまとめて、（所属事務所の）社長に渡して、話し合ったり〉

謹慎期間中は事務所の手伝いや、自身の芝居を撮って研究するなどもしていたという。

「その後、唐田は昨年11月に映画『の方へ、流れる』で本格的に活動を再開、今年の３月にヒロインをつとめた『死体の人』など、一歩ずつ評価を積み重ねてきました。いわば、その”原点”を語っただけなんですが、この発言に感情を逆撫でされた人もいたようです。『人の家庭を壊しておいていい話にすり替えるな』『何で謹慎させられたのか分かっているのか』という非難コメントが殺到しました」（同前）

不倫問題からすでに3年も経過しているにも関わらず、世間の唐田への風当たりは強い。5月に『女性自身』が報じた『応援したくない”不倫報道”女性有名人』のランキングでは、3位のベッキー、４位の上原多香子を抑えての堂々の2位だ（1位は矢口真里）。

なぜ、唐田はここまで嫌われるのか。

「不倫相手の東出の元妻の杏が、年齢を問わず多くの女性から好かれているというのが１番大きいでしょう。しかし、もう1点あげるとすれば、事務所の対応にも問題があったのかも知れません。不倫騒動のときは事務所のコメントのみで、唐田本人の”声”は聞こえてくることはありませんでした。

それにも関わらず１年足らずで雑誌連載の仕事を始めたため『謝罪なき復帰だ』と非難されました。22日の文春の記事では、広末は自分たちのW不倫への文春の質問に対してノーコメントを貫こうとした事務所の対応に不信感を抱いて、文春に連絡したと語っていましたが、彼女の言うとおりなのかも知れません」（芸能リポーター）

だが、唐田は前出の『ENCOUNT』のインタビューではこうも語っていた。

〈社長は自分以上に自分と向き合ってくださったので、自分も絶対に頑張らなきゃいけない、これはお芝居で返すしかないと思って、今やっています〉 

年内にはNetflixで公開される予定の話題作『極悪女王』に出演する唐田。その頃にはこの逆風もおさまっているだろうか。