戸田恵梨香、水川あさみ、眞子さん…報道に「直談判のシンクロ」
偶然か、それとも…。
このところ、マスコミ報道に対し芸能人が直接モノ申す場面が増えている。女優の水川あさみと戸田恵梨香は10月27日に揃ってインスタグラムを更新。水川は
《芸能人が嘘をつくと怒られるのに週刊誌が嘘をつくと怒られないのはなぜですか? 臆測を元に面識のある女優さん、タレントさんに絡めた数々の悪意ある記事。事実無根だと言っても強行突破で発売され、その後の追い記事にもかなり目に余るものがあります》
と綴った。
ここで登場する「女優さん」とは戸田のこと。一部女性週刊誌で、水川のコロナに対する考え方に違和感を持った戸田が距離を置くようになったと報じられた。
同時刻にインスタを更新した戸田は
《どれだけの人を巻き込んだら気が済むのだろう どれだけの人を傷つけたら気が済むのだろう どれだけ物語を広げるのだろう どんな写真を撮ったら満足するのだろう》
とポエム調で表現。続けて
《嘘をつき続けて苦しくはありませんか? あなたの心が心配です 私を追いかけて、どうか車の事故を起こさぬようお気をつけください どうか、私の周りから離れてくださいますように どうか穏やかで》
と独特の言い回しで報道のあり方にクギを刺した。
戸田は心身の不調による映画とドラマを連続降板したと報じられたばかり。
《今の私には報告することが何もありませんというご報告です これから先、プライベートの事で何かをご報告する事があるのか分かりませんが私に関する事は私から発信されるもの以外そこに事実はありません》
と言い切った。
2人の抗議に反応したのは、こちらもトップ女優の上野樹里。27日にツイッターを更新し
《水川あさみちゃん、戸田恵梨香ちゃん、偉いよ!最高だよ》
と称賛。さらに
《私もつらい時期あったよ。なんか知らないけど長澤まさみちゃんと仲悪いとか共演NGとかさ。意味わからない事たくさん》
とした上で
《でも、自分で発信できる世の中もう週刊誌への温度感も変わってきているんじゃないかな?同業者として心強いよ》
と賛同する意向を示した。
「これまでマスコミ報道に対する抗議は、基本的には所属事務所が行ってきました。水川さんと戸田さんの今回の対応は異例と言っていい。ほぼ同時刻にインスタでアップしていることから、事前に申し合わせたのでしょう。上野さんが言うように、SNS時代となり、タレント本人が直接声を上げるケースが増えています」(ワイドショー関係者)
芸能人以上のインパクトだったのは秋篠宮家の長女で、小室圭さんと結婚した眞子さんだ。26日に行った会見では、小室家の金銭問題に対する文書公表や圭さんの留学について
「私がお願いした」
とカミングアウト。その上で
「圭さんのすることが独断で行われていると批判され『私の気持ちを考えていない』と一方的な憶測が流れるたびに、誤った情報がなぜか間違いのない事実であるかのように取り上げられ、いわれのない物語となって広がっていくことに恐怖心を覚え、辛く悲しい思いをいたしました」
と苦言を呈した。皇室ジャーナリストは
「皇族だった眞子さまが民間人の圭さんに深く“介入”していたとは驚きでしたが、同時にマスコミに対してここまで強い口調で意見を述べたことも衝撃でした。愛する圭さんを傷つけられ、我慢ならなかったのでしょう」
と推察する。
眞子さんの“反撃”と同タイミングで、水川、戸田、上野らタレントのアクションが起きたことは、まるでシンクロニシティのようにも映る。SNSが普及した社会、時代の潮流は「沈黙」ではなくなり、報じる側の責任がますます大きくなっていることは間違いない。
- PHOTO:近藤裕介