宮沢りえ、松嶋菜々子、長澤…人気女優の「ステキすぎる外出私服」
ファッションライターがジャッジ!【Season 2】
おしゃれセンス抜群の9人をピックアップ!
FRIDAYの画像アーカイブから厳選した、今をときめく女優たちの飾らない普段着ショットをご紹介するシリーズ第2弾。長年、女性誌に携わるファッションライターが、注目すべきおしゃれポイントとともに、じっくり深掘りします。

宮沢りえはベージュ使いの達人!

今春、表参道の高級スーパーで撮影された宮沢さん。上半身ショットだけでも、相変わらずのおしゃれっぷりが伺える。個人的に「宮沢りえはかなりのベージュ好き」と思っているのだけれど、透き通るような白い肌に、キャメルベージュのコートがよく似合っている。リラックス感のあるコートの最旬シルエットに加え、超高級メゾン、ボッテガ・ヴェネタの白いバッグを、カジュアルに斜めがけしているところも素敵。インナーとマスクを黒でリンクさせて、着こなしを引き締めているあたりもさすがです。
長谷川京子のヘルシー&セクシーなミニスカ姿をキャッチ

離婚騒動の少し前、今年9月のプライベートショット。フォトプリント入りのTシャツに、色鮮やかなブルーのミニスカート。露出が多くても決してイヤらしくなく、逆にクリーンで健康的に見えるのは、足元に合わせたスポーティな白スニーカーの成せる技。まるで西海岸セレブのようないでたちに視線も釘付けです。40歳オーバーでこのミニスカを、しかも生脚ではきこなせるのは、ボディラインにも脚の肌感にも絶大なる自信を持っている証。同性からの支持が集まるのも納得!
黒木華は個性が光る古着調の花柄スカートをカジュアルに

黒ベースにカラフルな大輪のフラワープリント、ティアードの切り替え部分には白いレースがあしらわれたヴィンテージライクなマキシスカート。こんな難易度高めのアイテムを、すんなり自分のものにしている黒木さん。ガーリーでロマンティックなスカートに対し、ボーイッシュな白Tや黒のバックパック&ボリュームシューズを合わせるという、今どきのミックスコーデもお見事。ホントもう、かわいすぎですからー。女子&通ウケ度は満点でも、一般男子には敬遠されがちなファッションを、ここまでスタイリッシュに着こなすセンスと度胸に惚れ直しました。
草刈民代は大人の気品と貫禄でノックアウト

うって変わってぐっと大人っぽく、品格漂う着こなしを見せてくれたのは草刈さん。こちらはコロナ前の2020年2月、記者会見後のショット。完全なるオフシーンとは言えないけれど、間違いなく自前の服装ですよ、コレは。
見るからに仕立てのよさそうなサックスブルーのブレザージャケットに、ダークトーンのブラウスとタイトなスカート、足元はたぶんロングブーツ。ここにエルメスと思しきオレンジのバッグを合わせていたり、もう片方の手にピンクの水筒を提げているところもステキ。これぞ本物のマダムと呼ぶにふさわしい装いかと。スタイルはもちろん、姿勢のよさも要チェック。
シンプルなのに洒落感と好感度を両立・松嶋菜々子、長澤まさみの「白シャツ+黒パンツ」ルック
松嶋さんと長澤さんのそっくりファッション。美貌と美スタイルあってこそサマになる着こなしだけど、なんというか、この飾り気のなさやリラックス感が、まさに今の気分にしっくり。時代の流れに逆らわず、でもトレンドを追いすぎない。忙しい売れっ子女優の肩の力が抜けたオフシーンをご覧あれ。


橋本愛、中村アン、石橋静河…若手女優がはきこなす淡色ゆるデニム
休日コーデに欠かせないマストアイテム=デニム。一般人と同様、芸能人にとっても、この構図は今後も決して揺るがないことでしょう。中でも今回は若手のおしゃれリーダーたちが、色落ちした淡いブルーのゆるデニムを、ごくカジュアルに着こなす姿が目を引きました。ちなみに冬はこれにニットやアウターを重ね、足元をブーツなんかにチェンジすればOK。今のムードが簡単に取り入れられる装いを、ぜひ参考にしてください。



女優たちのバラエティに富んだ「外出私服」を見比べてみると、細かい発見があって思いのほか楽しめますよね。コロナが少しだけ落ち着いた今、芸能人の皆さんは積極的に街に出て、私たちにステキな私服姿を見せていただきたいものです。
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文:SK