堂本光一に「インスタ&ブログでの意味深発言」の真意を尋ねた
不満爆発にファンが動揺 12月30日開催の『ジャニーズフェスティバル』に不快感を露にし、SNSでは結成25年の節目に向け、「色々話しています」と匂わせ
『KinKi Kids』の堂本光一(42)に異変が起きている。きっかけは11月19日の夜11時にジャニーズ事務所の有料ブログで公開された光一の投稿だ。同日に、’22年1月1日にキンキが東京ドームでコンサートを行うことが発表されていた
〈KinKiの東京ドーム公演が発表になりました/包み隠さず話をしますと/今年の中旬頃から今年はコロナ禍という事、東京ドームの改修があるとの事でドーム公演は難しいと言われておりました/しかし/年末にジャニーズフェスが東京ドームであると聞かされ/ん????/話が違うくないか??と/自分的に思いました〉
この「ジャニーズフェス」とは、12月30日に開催されるジャニーズ事務所のアーティスト13組が出演する『ジャニーズフェスティバル』のこと。11月8日にすでに開催が発表されていた。
テレビ局関係者が話す。
「キンキにとって1月1日のライブは特別なのです。昨年は新型コロナで配信での開催となりましたが、元日が光一の誕生日ということもあり、毎年ライブを行ってきた。にもかかわらず、自分たちにはドームでの公演は難しいと言っておきながら、事務所全体での東京ドームでのライブを企画し、先に発表してしまった。毎年、元日のライブを楽しみにしているファンを軽視しているのではと指摘しているのです。れっきとした『事務所批判』であり、こうした行為をジャニーズのタレントが行うのは異例のことです」
ブログでは、結局、ジャニーズフェスで使うセットを流用し、1月1日にキンキのライブを行うことになったと記していた。しかし〈大掛かりなことは今からではとても間に合いません〉と不満タラタラだった。
光一はこれで止まらなかった。翌20日に滞在中の福岡・博多のホテルからインスタライブを行ったのだが、そこでも、このライブのトラブルに触れ、こう不快感を露(あらわ)にしたのである。
「やっぱり剛君の耳のこともありますし。自分らのコンサートを作るにあたっても、セットの形から、スピーカーの位置まで慎重に考えてやってるんですね。それがジャニーズフェスでは、我々の意見だけで物事が動くわけにはいかない」
「他のこと」が指すもの
光一が語る「剛君の耳のこと」とは、’17年に堂本剛(42)が公表した突発性難聴のことだ。
「光一が剛の突発性難聴に言及するのは非常に珍しいことです。それだけプライベートな内容に言及してでも、なぜ自分が今回のことに不快感を示しているのか伝えたかったということではないでしょうか。事務所のやり方が、それだけ我慢できないものだったと考えられます」(スポーツ紙デスク)
こうした光一の不満爆発に、ファンの間でも動揺が走っているという。さらにこのインスタライブではこんな「意味深発言」も飛び出した。
「キンキも(来年で結成)25周年なので。あのー、他のことも色々話しています」
「他のこと」とは、何を指しているのか。前出・テレビ局関係者が語る。
「ジャニーズ事務所の退所に向けた話し合いではないかと言われています。長瀬智也(43)、森田剛(42)と退所ドミノが続くなか、光一も現状に不満を抱えているのは間違いない。今回のライブのトラブルも、『ファンのことを最優先に考えていたジャニー(喜多川)さんが存命の頃ならあり得ない』と考えているでしょう。今年7月のライブでも『明日突然、退所しますって言っているかもしれない』と発言している。25周年という節目に退所を決断しても不思議はありません」
11月下旬、福岡・博多の『博多座』で舞台公演中の光一を直撃した。
――光一さん、フライデーです。近々、ジャニーズ事務所を退所されるのではという話が出ていますが、事実でしょうか。
「…………」
――インスタライブでの光一さんの言葉にファンも困惑しています。一言お願いします。
そう問いかけると、光一は「ふっ」と息を吐いた。そして並んで歩く本誌記者の顔をしっかり見つめてこう言った。
「全然ないです」
そう言うと、前に向き直り、博多座の楽屋口へと進んでいった。
節目の年に、彼はどう動くのか。
『FRIDAY』2021年12月17日号より
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- PHOTO:濱﨑慎治