動物部門やお笑い部門に注力!「勝ち組」芸能プロの次の一手 | FRIDAYデジタル

動物部門やお笑い部門に注力!「勝ち組」芸能プロの次の一手

スタッフは見た!週刊テレビのウラ側

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所属事務所「スウィートパワー」に対する不満が爆発。岡田は契約解除を求めて裁判を起こすも昨年8月に和解。’23年3月まで所属することに
所属事務所「スウィートパワー」に対する不満が爆発。岡田は契約解除を求めて裁判を起こすも昨年8月に和解。’23年3月まで所属することに

昨年、契約解除を求めて所属事務所の「スウィートパワー」を訴えた岡田健史(けんし)(22)。その後、和解が成立したが、目立った活動はない。

「1月6日に岡田が出演するスペシャルドラマ『管理官キング』(テレビ朝日系)が放送されました。5月には主演映画『死刑にいたる病』の公開が控えていますが、いずれも裁判前に撮影されたもの。裁判になって以降、岡田が新たな作品を撮ったという話は聞こえてこないですね。看板俳優が開店休業状態とあってか、『スウィートパワー』は新事業に舵を切り始めています」(スポーツ紙記者)

内山理名(40)や桐谷美玲(32)、堀北真希(33・’17年に引退)など、美女を発掘・育成するのに定評があった「スウィートパワー」。女性と間違えて高杉真宙(まひろ)(25・昨年独立)をスカウトしたことから、男性部門(スパイスパワー)を設立するなど、近年はイケメン俳優の育成に力を注いでいたが、今度は動物のマネジメントを始めたという。

「動物タレント部門の『スウィートパワーアニマル』が昨年、設立されました。竹内愛紗(20・昨年退所)の愛猫アメリカンショートヘアーの『まる』は放送中のドラマ『真犯人フラグ』(日本テレビ系)などに出演しています。業界では『相次ぐ所属タレントの引退や独立で人間のマネジメントに疲れたのでは?』なんて声も上がっています」(キー局プロデューサー)

「スウィートパワー」同様、タレントの独立やコロナ禍の影響で、方向転換をする芸能事務所が増えているという。

「昨年、ベッキー(37)と安達祐実(40)が独立した『サンミュージック』もその一つ。近年は『メイプル超合金』や『ぺこぱ』など、お笑い部門が好調。昨年4月には『ブッチャーブラザーズ』のリッキー(63)が副社長に就任。相方のぶっちゃあ(67)は、芸人のアドバイザー的存在になっています。松田聖子(59)や早見優(55)など、これまで『サンミュージック』は数々の正統派アイドルを輩出してきましたが、ここ数年はお笑い部門へ注力し、成功しています」(芸能プロ幹部)

アーティストが多数所属する事務所は、コロナ禍でライブが次々と中止に追い込まれて苦境に立たされた。以前も本連載で紹介したが、「LDH」は『劇団EXILE』の貢献が大きかった。

「昨年は規制下である程度ライブができたのですが、’20年は300本もの公演が中止になったそうです。そんな中、『劇団EXILE』メンバーの町田啓太(31)と鈴木伸之(29)はドラマを掛け持ち出演するほどブレイク。町田と青柳翔(36)が出演したNetflixドラマ『今際の国のアリス』も世界的ヒットとなりました」(テレビ誌編集者)

’17年からスタートしたテレビ東京系『ガールズ×戦士シリーズ』も好調だ。

「同シリーズには所属するローティーングループのメンバーが出演。番組の人気を受け、同社が運営するダンススクールはコロナ禍でも入学希望者が殺到しているそうです。看板アーティストたちが好調なうちに新事業を始めていたおかげで、コロナ禍を乗り越えられた。先見の明がありますね」(レコード会社関係者)

時代を読んで変わっていくことが、芸能事務所にも求められているのだ。

『FRIDAY』2022年1月28日号より

  • 撮影足立百合

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