続・石田純一の告白「僕の最高年収と貯金の話」 | FRIDAYデジタル

続・石田純一の告白「僕の最高年収と貯金の話」

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令和の現在も靴下は履かない

石田純一(68)が本業で世間を見返すべく、スパイ映画の脚本を書いていることは本誌既報の通り。タレントでもキャスターでもなく、映画やドラマが自身の「原点」なのだと石田は言う。

「僕は俳優として9年間、鳴かず飛ばずだったんですよ。それで所属事務所の社長に『今年売れなかったら俳優は辞めて、マネージャーに転職しなさい』と期限を切られて……最後の一年の最後のクールで決まったのが、浅野温子&浅野ゆう子W主演の月9ドラマ『抱きしめたい!』(フジテレビ系)でした。最後の一年、2時間ドラマのオファーは来ていたんですよ。だけど、2時間ドラマでは僕の俳優人生はこれまでと変わらないよなと思って、最後のワンクールに賭けた。

そもそも『抱きしめたい!』は陣内孝則さん(63)が出演するはずが、他局のドラマとバッティングしてしまって断った。次に白羽の矢が立ったのが、バリバリ売り出し中の加藤雅也さん(58)。ところが、出演交渉か何かでモメて僕にお鉢が回ってきた。最後の最後で信じられないチャンスが回ってきたんですよ。すみません、裏話はもう時効かなと思って話しちゃっていますが(笑)。

ギャラでいえばドラマは1本100万円くらい。帯のニュース番組でキャスターをしていたころは月に2500万円は稼いでいたから、全然違いますよね。だけど、ドラマのほうが僕は充実していた」

1997年に夕方のニュース番組「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日系)でキャスターを務めたころが、最高年収だったという。3億円以上とみられるが、「ほとんど残っていない」と石田は笑う。

「プロ野球選手とか、スポーツや文化芸能の後輩におごっているうちになくなっちゃったんです。カラオケだけで一晩50万円とか、とにかく使ったなあ。おごられるより、おごるほうが好きなんですよね。いまや誰でも知っている上場企業の社長も、僕と食事するときは勘定を払わなかったからね。あれ、何でだったんだろう……。

それはいいとして、僕は先輩に『おごった相手に“ごちそうさまでした”と言われているうちは三流。相手にわからないように支払いは済ませろ』って教えられていたから、僕にご馳走されたことを気づいていない人はいっぱいいると思うよ。あまりにおカネが残ってなかったもんだから、結婚したときに理子に『こんなはずじゃなかった』って言われましたけどね(笑)。そういえば、ある後輩の一人が……番組に呼んだり、まあまあ可愛がっていた子がですね、(いしだ)壱成君(47)のことを『バイキングMORE』(フジ系)でボロクソに言ってましたね。その直前にやっていた神田沙也加さんがお亡くなりになったニュースでは『(沙也加さんの交際相手への)誹謗中傷はよくない』と神妙な顔をして言っていたのに、壱成君の離婚のニュースになったとたん、『信じられない』『愛を学びなおすべき!』ってボロクソに言い始めた。えっ? と。悲しいし、残念というより、見ていてズッコケそうになったよ。

でも、テレビは週刊誌情報だけで人の尊厳を大きく損なうような批判をやり過ぎだね。壱成君のことでも、石川県に取材に行ってないですよ。真実はたぶん相当違います。壱成君は言わないけれども、地元の人は知っています

基本は電車移動。借金を返し終えた現在も倹約生活を続けているという

68歳になったいまも瞼の裏に焼き付いている仕事は何かと問うと、やはりドラマの仕事だと石田は言う。

「『同・級・生』(フジ系)のヒロイン、安田成美さん(55)とのシーンですね。夜の横浜を歩くんです、安田成美と。デートですよね。向こうには緒方直人(54)という恋人、というか腐れ縁の存在がいる。そして僕は突然、彼女の前に現れた白馬の王子様なんです、台本上ですけどね。あるとき、緒方直人とうまくいかなくて落ち込んだ安田成美に呼び出されます。

で、二人で話しながら歩いている途中に噴水があって、僕は噴水のヘリに飛び乗るんですが、彼女に耳元で『パーッと騒ぎたくなるときって、ありますよね!』と大声で言われてビックリして水の中に落っこちちゃう。で、僕を助けようとした安田成美も、差し伸べた手を僕に引っ張られて『きゃー』って落っこちる。バリッとスーツで決めたカッコいいデートのはずが、ビショビショ。二人、水の中で『あはは』と笑い合うんです。

そして、噴水がゴーッと吹き出す中で僕が『結婚しませんか!』とプロポーズする。『聞こえませんよ~! 結婚、するんですか~?』と聞く安田成美に『僕とあなた(が結婚)!』と大声で返した瞬間、ピタッと噴水が止まる。第5話のラストシーンです。実はこの一連のやりとり、前のシーンも含めてほぼアドリブなんですよ。安田成美もそこを楽しみながら、演技で返してくれた。めちゃくちゃ楽しかった。演者は皆、キラキラしていていたし、数字もついてきた。ちなみに初回からの『同・級・生』の平均視聴率は13%だったけど、僕が出るようになった第4話から23%に上がったそうです」

そう話す石田の眼がキラキラしていたのを、記者は見逃さなかった。現在、執筆中のスパイ映画の脚本に石田自身は出演しないというが、俳優復帰の可能性はないのか。

「まずは脚本だけどね。映画会社とかNetflixはたぶん、コンテンツをほしがっているから、他の人には書けないものに仕上げたい。逆にNetflixでやらせてもらいたいなと思ってますよ。役者をやるならウィットに富んだ役をやってみたいね。今回の僕の挑戦、勝つかどうかはわからない。

なかなか厳しいけれど……やってみる、立ち向かう、一生懸命やるという作業は本当に楽しいんですよ。そして、懸命にやっていると大抵のことはうまくいくと僕は思います。手を差し伸べてくれる人が現れたりする。本当に不思議ですよね。その人の価値って、懸命にがむしゃらに追いかけてきたものの価値じゃないのかな?」

原点に立ち返る石田は、新しい「宝物」を造り出すことができるか。

  • 撮影花井亨

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