石田純一　仕事激減は「安倍批判デモ参加がきっかけ」主張の違和感

俳優の石田純一が5月３日、ユーチューブチャンネル『街録ｃｈ～あなたの人生、教えて下さい～』に出演した。

同チャンネルはディレクターが著名人などにインタビューし、人生を振り返ったり近況を話したりするという内容。石田の回は約１時間に及んだ。

「石田さんといえば、最近ドラマでもバラエティー番組でも見かけることが少なくなり、唯一のレギュラーだったラジオ『斉藤一美　ニュースワイドSAKIDORI！』（文化放送）も、この3月をもって終了してしまいました。レギュラー番組がゼロになってしまったうえに、自身のユーチューブチャンネルも約８か月前から更新しておらず、まさに“開店休業”状態という感じですね」（女性誌記者）

ユーチューブとはいえ久しぶりに表舞台に姿を見せた石田だが、番組の終盤あたりに、この仕事激減の状態について理由を語った。

石田によると仕事が激減のきっかけは、あるデモに参加したことだったと話す。

安倍政権が憲法の解釈を変えて、集団的自衛権の行使を可能にするように安保法制を変えたことに、怒りを覚えデモに参加したという。

デモに参加すると仕事が減るということを自身も認識していたようで、妻の東尾理子には

「ちょっと収入が半分になるかもしれないけど、行ってくるわ」

と断りを入れてから参加したようだ。しかし石田は収入が半分ではなく10分の１になったと苦笑。仕事がなくなったとしても戦争に反対するという強い気持ちを持っていると話し、動画では感動を誘うような音楽が流れていた。

石田は保守派の論客に“中国が攻めてきたらどうするんだ？”と言われた際も、

「手を挙げて白旗を掲げていればいい」

と持論を展開。子どもたちを派兵するわけにはいかないと熱く語った。

しかしテレビ局関係者は言う。

「石田さんの仕事が激減した最大の理由は政治的発言ではなく、コロナ禍にマスクもせずに飲み歩いていたことではないでしょうか？ 沖縄、福岡、東京でも何度も飲み会に参加して泥酔している姿を週刊誌に撮られていた。

しかも女性を“お持ち帰りした”という疑惑も報じられました。実際に本人も会食がきっかけでコロナに感染して入院していますからね。そういったことがきっかけでレギュラー番組がなくなっていったという認識です。デモに参加したこと以上に、間違いなくコロナ禍での行動の方が影響は大きかったでしょうね」

石田は芸能界から干されようが今後も自身の正義のために、政治的発言や行動は起こす可能性はあると宣言。自ら出馬はしないということだが、夏の参院選を控えどのような動きを見せるのか注目だ。