宮迫博之「テレビに戻りたいとは…」の裏ににじむ松本人志との関係
「テレビに戻りたいとか、そういう考えでない」
元『雨上がり決死隊』の宮迫博之が、5月23日に『千原兄弟』千原せいじのユーチューブチャンネル『せいじんトコ』に出演。テレビから離れた今の心境を吐露した。
闇営業騒動を発端に吉本興業から契約解除され、その後ユーチューブデビューした宮迫。自粛せずにユーチューブに精を出していたことなどから、相方の蛍原徹に愛想を尽かされ解散を突き付けられた。
現在はユーチューバーとして活動する一方、渋谷の一等地に焼き肉店『牛宮城』を開店し実業家としても成功している。せいじが牛宮城を訪れ、そこで酒を酌み交わしながらトークする展開となった。
2人の出会いなど積もる話に花が咲く中、せいじは宮迫にこう切り出した。
「失ったものも多いやろ? 松本(人志)さんとも全然やろ?」
と聞くと宮迫は
「お会いしてない。何度か連絡は…。今って吉本=ダウンタウンさん。その吉本に楯突いてというか、大牙を剥いてしまったから」
と話し、疎遠になっていることを明かした。
「吉本=ダウンタウンだからというのは建前で、疎遠になった本当の理由は、宮迫さんが反社から金をもらっていないと松本さんにもウソをついていたことが大きな理由じゃないでしょうか。正直に言うように促した松本さんのアドバイスも無視し、ウソをつき通したことで関係が悪くなった可能性がある。
しかもその後、ユーチューブで、手越祐也らと酒を飲んでいる際、“トークは〇〇さんより宮迫さんのほうが上”と言われると宮迫さんは“わかってるよ、そんなん。誰がそばにおって面白くしたと思ってんねん!”と答えた。この○○が松本さんではないかと言われていて、より一層、疎遠になったのではないか…とみられています」(スポーツ紙記者)
そして宮迫はせいじに今の心境を告白。
「“テレビに戻りたい”とか、そういう考えではないのよ。お話をいただいたら、出させていただきますっていうのはあるんだけど。
コンビ解散しちゃったからさ、“相方の横に戻りたい”っていう大明言でやってたことがなくなって。今は(テレビ業界は)戻りたいという場所ではなくなりつつある」
と明かした。これは本音なのだろうか…。
「焼き肉店は軌道に乗っているとはいえ、客商売は大変。金を稼ぐことを考えれば、彼にとって芸人ほど適した仕事はないでしょう。現役当時、宮迫さんは年収数億円と言われている。それに比べると毎日のように企画を考えなければならないユーチューバーや、コロナ禍での飲食店経営は、プレッシャーが半端ないはず。テレビに戻りたいと思わないというのは本音ではないと思います。オファーさえあれば喜んで出演するはずですが…」(テレビ局関係者)
吉本芸人とユーチューブで何度もコラボしているところを見ると、吉本が宮迫をNGにしているということはないだろう。
ではなぜテレビ局は極端に宮迫を避けるのか。トーク力もあり、司会もこなせる宮迫の活動が制限されるのは、ファンも残念に感じているのではないだろうか…。
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PHOTO:坂口 靖子