ガーシー砲かと騒然!「情報解禁」を巡るテレビ局の苦悩とかけひき | FRIDAYデジタル

ガーシー砲かと騒然!「情報解禁」を巡るテレビ局の苦悩とかけひき

スタッフは見た!週刊テレビのウラ側

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綾野が石原さとみ(35)とW主演した『恋はDeepに』のロケ風景。『オールドルーキー』は昨年秋に放送された『アバランチ』以来の主演作だ

7月クールのドラマ『オールドルーキー』(TBS系)の情報解禁を巡って、芸能マスコミが一時、騒然とした。

「5月26日に主人公、綾野剛(40)の妻役を榮倉奈々(34)が演じることが一部ネットメディアで報じられたのですが、すぐに削除されたのです。綾野は暴露系ユーチューバーの″ガーシー″こと東谷義和氏(50)によって過去の女性トラブルなどが次々と明かされていましたから。

『榮倉側が降板を申し入れたのでは?』と憶測を呼んだのですが……フタを開けてみたら、ネットメディアが情報解禁日に先んじて記事をアップして注意され、削除しただけだった。榮倉の出演は3日後の29日に無事、発表されました」(スポーツ紙芸能担当記者)

キー局プロデューサーによれば、「各局、情報解禁に関しては厳しくなっている」という。

「かつては、出演者本人が生放送やイベントでうっかり口を滑らせるぐらいしか、情報漏洩(ろうえい)は起こりようがなかった。ところが、SNSが普及したことで、収録や撮影直後にタレントが投稿してしまうミスが頻発。情報管理が徹底されるようになったのです。メディアについても同様です。紙媒体しかなかった時代は発売日が決まっているからフライングは発生しなかったのですが、デジタル版やネットメディアの普及で、いつでも記事を出せるようになってしまった」

テレビ局が情報解禁に神経質になる理由は他にもある。

「最近は海外作品のリメイクや、Netflixなど動画配信会社と共同で制作する作品が増えています。海外の会社は契約条件が細かく、ルール違反をした際の違約金も高額。『ポップUP!』(フジテレビ系)内でNetflixとフジテレビが共同制作した『金魚妻』のスピンオフ作品が放送されると、女性週刊誌が報じた際には、慌てたスタッフがリーク犯探しに躍起になっていたといいます」(制作会社幹部)

局内や芸能事務所との間で情報管理を徹底的に行っても、「情報漏洩は避けられない」と広告代理店関係者は苦笑する。

「ドラマを全話、スタジオで撮るのは不可能。病院など施設を貸し切っての撮影にも限界がある。かといってロケをすると、どうしても人の目に触れてしまう。現在撮影中のドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)は六本木周辺でロケをしているため、隠すことを諦めて野外ロケを行うタイミングで情報解禁をしました」

一方で違約金が安い作品に関しては、情報漏洩が歓迎されることもあるという。

「話題になってナンボですから。テレビ局としては、一つでも多くのメディアで取り上げてほしいというのがホンネ。ただ、主演を務めるような売れっ子俳優はスケジュールがほとんど取れず、番宣のための取材を受ける余裕があまりない。『オールドルーキー』のように、最近のドラマが出演者を少しずつ発表するのは、話題作りのための苦肉の策なのです。週刊誌がロケ現場を撮って記事にするのを、内心喜んでいるスタッフもいますよ。俳優を稼働させることなく、宣伝費も使わずPRできるわけですから」(前出のキー局プロデューサー)

情報解禁を巡るメディアとのかけひきにも、ドラマがあるのだ。

『FRIDAY』2022年6月17日号より

  • 撮影近藤裕介

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