類似番組が続々と登場し…『アメトーーク!』は”オワコン”なのか | FRIDAYデジタル

類似番組が続々と登場し…『アメトーーク!』は”オワコン”なのか

スタッフは見た!週刊テレビのウラ側

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宮迫が降板した後の『アメトーーク!』を支える蛍原。『雨上がり決死隊』は解散したが、コンビ名にちなんだ番組タイトルはそのままだ(撮影:原 一平)

7月19日に『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で上島竜兵さん(享年61)の追悼企画『ダチョウ倶楽部を考えよう』が放送された。

「『アメトーーク!』は上島さんが亡くなった直後、番組最後に急遽、追悼映像を流して話題になりました。上島さんは番組の常連でしたからね。今回、ただの追悼番組にせず、前向きな企画にするのは、“上島愛”があってこそでしょう」(制作会社ディレクター)

’03年にスタートした『アメトーーク!』は、来年で20周年を迎えるテレ朝を代表する人気バラエティ番組だが、最近は話題にのぼる機会が減りつつある。

「『○○芸人』という”括りトーク”を発明したのは、バラエティ界における功績でしょう。ただ、類似番組が増え、定番企画になってしまい、『アメトーーク!』の独自性は薄まりました。趣味の多様化で、特定のジャンルでプロ並みの知識を持つタレントが増えたことで、『○○芸人』の話す内容に物足りなさを感じるようになったのも衰退の一因かもしれません」(キー局プロデューサー)

中堅放送作家は「意外にもあの事件が番組の寿命を延ばすことに繋がった」と打ち明ける。

「元『雨上がり決死隊』で番組のMCを務めていた宮迫博之(52)の闇営業問題ですね。宮迫は活動自粛を経て降板することになりましたが、宮迫イジりで番組がニュースになる機会が増えたのです。蛍原徹(54)が単独でMCを務めるようになってからは、ゲストで出てくる若手が伸び伸びしていると好評ですね。宮迫はゲストに圧をかけるような場面が目立っていましたから。令和に入り、コンプライアンスがかなり厳しくなるなか、温和な蛍原のMCは、炎上を防ぐうえでも適任だったのかもしれません」

それでも、「番組として輝きを取り戻すのは難しいだろう」と言うのは前出のキー局プロデューサーだ。

「芸人の”取扱説明書”的要素があるので業界視聴率は高い。ただ、若い芸人やスタッフから『加地倫三プロデューサー(53)の感覚はちょっと古い』という声が上がり始めているのです。彼は『ロンドンハーツ』も手掛けていますが、定番のドッキリ企画など、加地氏の芸人の扱いの雑さも時代に合っていないと見られている。最近の若手芸人は、『ゴッドタン』を手掛ける元テレビ東京の佐久間宣行プロデューサー(46)を『芸人愛がアツい』とリスペクトしているようですね」

ただ、業界はそう見ていても、テレ朝社員は「若返りはそう簡単に進まないでしょう」と否定的なのだった。

「加地さんは早河洋会長(78)のお気に入りなんですよ。かつて彼が不倫疑惑を報じられたときも、お咎めナシでした。テレ朝は『相棒』など、熟年視聴者にウケる番組作りは上手いのですが、コア視聴率(13~49歳男女の視聴率)が取れる番組が少ない。加地さんはコア視聴率が取れる、局内では希少なプロデューサーですから。有料の『アメトーークCLUB』を手掛けるなど、いまだにおカネを生み出す存在でもある。まだまだ第一線で働いてもらうつもりでしょう」

かくして『アメトーーク!』はユルユルと延命されるのだった……。

『FRIDAY』2022年7月22日号より

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