死刑執行…本誌が撮っていた加藤智大 犯行直後の「呆然自失写真」 | FRIDAYデジタル

死刑執行…本誌が撮っていた加藤智大 犯行直後の「呆然自失写真」

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犯行直後、駆けつけた警察官に取り押さえられる加藤智大死刑囚(撮影:高山隆太郎)

事件発生から14年後のことだった。7月26日、秋葉原で無差別連続殺傷事件を起こした加藤智大死刑囚(39)の刑が執行された。

「7名に対する殺害などの罪で15年2月に死刑が確定しました。刑は収監されていた東京拘置所で執行された。26日の会見で古川禎久法相は、今回の執行について『7人の尊い命を奪うなど極めて重大な結果を発生させ、社会に大きな衝撃を与えた。慎重な検討を加え、執行を命令した』と語っています」(全国紙記者)

加藤死刑囚が事件を起こしたのは08年6月のこと。秋葉原の歩行者天国にトラックで突っ込み、通行人を跳ねた後、ダガーナイフを持って周囲にいた人たちに次々と襲いかかった。休日の秋葉原は阿鼻叫喚の地獄絵図となった。

当時、現場に居合わせた目撃者の男性は本誌の取材にこう答えていた。

〈『ドーン!』という音がして、人が吹っ飛ぶのが見えました。地面に叩きつけられた人は服が脱げそうになっていて、ピクリとも動きませんでした〉

〈『わーッ!ぎゃーッ!』という発作のような犯人の喚(わめ)き声があたりに響いて、まるで戦場にでもいるようだった。あたり一面は血の海でした〉

当時、本誌は事件直後の加藤死刑囚の姿を捉えている。駆けつけた2名の警察官に取り押さえられた加藤死刑囚は、茫然自失としているように見える。その足元には血がべっとりとついたダガーナイフが落ちていた。

加藤死刑囚の凶行によって、現場に居合わせた通行人など7名が死亡、10名が重軽傷を負った。

事件後、加藤死刑囚についての様々な事実が明らかになる。家庭で厳しくしつけられ、漫画やテレビを見ることも制限、交友関係も親から厳しくチェックされていた。派遣社員やアルバイトなど不安定な身分に不満を抱え、ネットの掲示板に入り浸って社会への憎悪を募らせていった。事件をきっかけに派遣社員問題など、様々な議論が持ち上がった。

しかし、加藤死刑囚が行ったことは、まったく縁もゆかりもない人々に襲い掛かり、その命を奪うという卑劣極まりない犯行だった。

当時、事件で息子を亡くした父親は本誌の取材にこう答えていた。

〈(息子の)遺体を見せてもらいましたが、右側頭部が陥没していて、縫った痕がありました。胸から腹部にも、肩のあたりにも縫った痕があり、わが子ながらあまりに悲惨な状態で、なんでこんな目に遭わなきゃならないのかと心底思います〉

事件直後、呆然としていた加藤死刑囚は何を考えていたのだろうか。

取り押さえられ、地面に押さえつけられる加藤死刑囚
警察官らに連行される加藤死刑囚。頭からは血を流していた
送検される加藤死刑囚
犯行直後の現場の様子。加害者と縁もゆかりもない計17名が死傷するという未曾有の事件となった
犯行直後の現場。女性が倒れ込んでいる
  • 撮影高山隆太郎 香川貴宏(送検)

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