ガーシー東谷氏「中学生でも晒す」発言が物議で気になる次の一手
やはり心は穏やかではないようだ…。
先の参院選でNHK党から比例出馬し、当選した暴露系ユーチューバー『ガーシーch』のガーシーこと東谷義和氏の“問題発言”が物議を醸している。
7月23日に行ったインスタグラムの生配信でアンチに宣戦布告。その中で
「誹謗中傷しているのが中学生でも晒します」
と言い放ったのだ。
ガーシーは特定の人物から誹謗中傷を受け
「アンチを晒したいと思います。そしたら誹謗中傷するやつが減ると思う」
と持論を展開。弁護士を通じて発信者の情報開示を行ったという。
その結果、中学生であることが判明。普通はそこで臆するところだが、この日のガーシーは違った。
「中学生だからええよ、じゃないやんか」
おなじみの口調で視聴者に同意を求めた。しかしネット上では
《さすがに中学生は…》
《本当に晒すつもりなのか》
といったコメントも散見される事態となった。
ガーシーは以前にも自身が起こしたBTS詐欺で、一向に連絡先を教えない被害者に対し動画で
「示談に応じない場合は名前、住所、電話番号を晒す」
と語ったことがある。のちに謝罪に追い込まれたが、当時を知る関係者いわく、
「警察が動いているという話もあり、彼の心持ちは安定した状態ではなかった。こうなったらどうしよう…という不安で攻撃的になっていたのだと思う」
そもそも今年2月に突如ユーチューブチャンネルを立ち上げ、芸能人のウラの顔を暴露し出したのも
「自分が警察沙汰になったのに、連絡をしてくるヤツがいない。散々アテンドしてやったのに『何だ!』という怒りで始めたのです。黒幕などいない。シンプルに怒りが強かったようだ」(同・関係者)
だったという。
そうしたことを踏まえると、今回の「相手が中学生でも晒す」発言もガーシーの内面を反映していると言える。この1か月で月額ウン千万円を生み出していたユーチューブチャンネルおよび切り抜きチャンネルは強制BAN(削除)されてしまった。
本人はドナルド・トランプ前米大統領のように独自のプラットフォームを作ると語っているが、現時点で正式運用される日は決まっていない。拡散にひと役買っていたツイッターも凍結されている。
「120万人以上の登録者がいたユーチューブチャンネルをBANされたのは、発信力・拡散力という点で痛すぎる。ガーシーが求めていたのは、お金よりも、世間に対する“影響力”でした。
これが身の安全を担保すると彼は考えていた。その発信力の大部分を失った今、彼は本気で考えを変えなければならなくなったのでは。『中学生でも晒す』発言はそうした不安からついつい飛び出したものではないでしょうか」(芸能プロ関係者)
それでもガーシーは参院議員となり、一定の影響力を行使できる立場にある。国会が始まってもドバイから帰国する気は毛頭なく、NHK党の立花孝志党首とともに、アノ手この手で話題を提供するつもりのようだが…。
「読売・朝日などの一般紙は総じてスルー。現実をみれば、少数政党の“いち議員”という扱いでしかない。与野党にしてもそうです。登院しない国会議員は前代未聞で、普通なら即刻『懲罰委員会』となるでしょうが、現時点でガーシーの取り扱いを問題視している国会議員は多くない。
ある野党議員は『絡むと面倒くさそうだし、ほかに優先すべきことがある』と話していましたが、本音でしょう。これだと逆にガーシーと立花氏としては目立てなくなるので困る可能性も出てくる」(永田町関係者)
とはいえ、これまでも「驚きの手」で世間の注目を集めてきたガーシー。いまはどんな「次の一手」を温めているのだろうか…?
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