ホリエモンに激怒もガーシー笑い…ひろゆき妻夫以上のラスボス感
ひろゆき氏とガーシーのバトルが話題となっている。
発端はひろゆき氏がガーシーを「詐欺師の逃亡犯」呼ばわりしたこと。あちこちに過激な言葉を飛ばす同氏らしいツイートだったが、これにガーシーが激怒。インスタライブで
「1円もカネ払わずにフランスに逃げた人間のことを誰が信用するか。この数か月で何億返したと思っているんだ。お前とちゃうねん。そんなことで俺に勝てると思うなよ。宣戦布告や」
とブチ切れた。
“ひろゆきVSガーシー”という単純な構図で終われば良かったが、ここへ双方の“応援団”が参戦してきたからややこしくなった。
ガーシー側にはNHK党の立花孝志党首、FC2創業者の高橋理洋氏、大王製紙前会長の井川意高氏らが加勢。一方のひろゆき氏側にはメンタリストDaiGoが共同戦線を張り、ツイッターで
《国会議員が詐欺歴ありってなったらやめろやめろと大騒ぎするはずなんですけどね普通は。笑》
と攻撃した。DaiGoはかつてガーシーに髪型を「ペヤング」呼ばわりされた経緯がある。
さらにひろゆき批判の真打ちである堀江貴文氏が参戦。2人は盟友関係だったが、2年前に餃子店でのマスク着用を巡る騒動で堀江氏が絶縁宣言し、不仲となった。
そんななか、堀江氏が目をつけたのがひろゆき氏の妻・西村ゆか氏だった。
8月11日、ゆか氏に対して
《旦那をネタにしたキモい本とか出してんだから、一般人じゃねーだろ笑笑》
とツイート。これにゆか氏は黙っていられなかった。
《堀江さんの個人的な憎しみとご機嫌で、キモい『本』呼ばわりされる筋合いはありません。恥を知りなさい》
と反撃。昨年出版した著書『だんな様はひろゆき』には自分だけでなく、多くのスタッフが関わっており、それを「キモい」扱いされたことが許せなかったようだ。
すると、堀江氏は昨年アパレルブランドを立ち上げた際にひろゆき氏から小馬鹿にされた過去を「俺は悲しかったよ」と明かして、
「ひろゆき嫁がそれ(※キモい本呼ばわり)を言うならブーメランだろう」
「ひろゆき夫婦はさんざん世の中のいろんな人たちを小馬鹿にして金稼いできたんだろ」
とやり返した。
しかし、ゆか氏は冷静にこう諭す。
《あのね、『お前の旦那は…』って良い年齢の大人が『おまえのかーちゃんでべそ』みたいな巻き込み構文はみっともないですよ。私はそのブランドについて何一つ言及したことはありません。『〇〇の嫁』とか対象を広げて見境なく攻撃するのは幼稚です》
これ以降、堀江氏がゆか氏に絡むことはなくなった。出版関係者は
「いまや若者を中心にインフルエンサーとなっているひろゆき氏ですが、それを手の平で転がしているのがゆかさん。ひろゆき氏も『口喧嘩しても勝てない』と断言しています。ひろゆき氏以上の“論破王”ではないでしょうか」
と笑う。スポーツ紙記者も
「不思議な夫婦…いや、親子みたいな関係です。ひろゆき氏が子供でゆかさんがお母さんのようなパワーバランスですね。だからこそうまくいってるんじゃないですかね。
ただ、ひろゆき氏にとって“地雷”は愛妻・ゆかさんであることは間違いない。彼女のことを悪く言うと口調が変わります」
と明かす。
当のひろゆき氏は妻と堀江氏のバトルに
「ガーシーさんとか堀江さんとか、おいらをすっ飛ばして、うちの彼女にちょっかい掛けてくる現象はなんなのだろう?」
と他人事のようにつぶやいた。これにゆか氏はイラっとしたのか、ひろゆき氏に対し
《あんたも、あんまり調子に乗ってると次のブレイキングダウンで対戦相手勝手に決めて前座で出場させるよ?》
とクギを刺した。
これには“敵側”のガーシー氏も思わず
《ひろゆき嫁さん、ええ事ゆうやん!平等に見てはるわ笑笑》
と、“座布団一枚!”と言わんばかりの笑いをみせている。ネット上の人気者たちを巻き込んでの一連の騒動では、ゆか氏が“ラスボス”だったのは間違いなさそうだ――。
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