<figure id="attachment_262314" aria-describedby="caption-attachment-262314" style="width: 1964px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="203c033c"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/09/1b6e60eb13a41fc4e18b30f430337684.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-262314" class="wp-caption-text">３タテを食らったチームへのふがいなさからだろうか……。８月18日のマリナーズ戦では、珍しく感情を露にした</figcaption></figure>
<p>８月24日、エンゼルスのオーナー、アート・モレノ（76）が球団の売却を検討していることを発表した。米経済誌『Ｆｏｒｂｅｓ』によるとエンゼルスの資産価値は22億㌦（約３０００億円）といわれており、アメリカでは早くも新オーナー候補が盛んに報じられている。</p>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<p><span class="strongInContent">「最有力はＮＢＡのウォリアーズのオーナーであるジョー・レイコブ（66）です。過去にドジャースやアスレチックスの買収を検討しており、『ロサンゼルス・タイムズ』のメール取材にも『良い機会を見据えている』と笑顔の絵文字付きで返信しています。株式投資で財を成し、個人資産は15億㌦（約２０００億円）。買収となれば、レイコブが旗振り役となり投資家グループを形成し、資金を捻出するでしょう」（地元スポーツ紙記者）</span></p>
<p>８月31日時点で11勝＆29本塁打と大活躍の大谷だが、球団売却はその去就にも影響を与える。カギを握るのは、オーナーとともにやってくる新ＧＭだ。現在、名前が挙がっているＧＭは４人。メジャーリーグ評論家の福島良一氏が候補に挙げるのは、球界屈指の優勝請負人だ。</p>
<p><span class="strongInContent">「現行契約が満了となる来年オフに起こる大谷争奪戦はメジャー史上初となる５億㌦（約690億円）規模になるといわれています。ＧＭの正式決定にはまだまだ時間がかかると思いますが、球団は大谷が望む『勝てるチーム』を実現するために、ＭＬＢ機構の相談役を務めるセオ・エプスタイン（48）を説得することが考えられます。統計学を駆使した野球で、レッドソックスとカブスをワールドチャンピオンに導いた人物です。大枚をはたいて選手を集めるより基礎からチームを作るため、時間は必要ですが、早ければ３年後には常勝軍団になる可能性があります」</span></p>
<p>スポーツライターの友成那智氏は現在好調のチームから二人の名前を挙げる。</p>
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
<p><span class="strongInContent">「パドレスのＧＭ付シニアアドバイザーのローガン・ホワイト（59）はいいですよ。彼は海外市場に強い。過去にはドジャース時代に黒田博樹（47）や斎藤隆（52）の獲得に尽力しました。いまのエンゼルスには大谷以外の投打の軸が必須なので、たとえばオリックスの山本由伸（24）や吉田正尚（29）らの獲得に乗り出すかもしれません。基本的には大谷を中心に据えたチーム作りをしていくでしょう。<br>
</span></p>
<p><span class="strongInContent">もう一人の候補はドジャースの上級副社長を務めるジョシュ・バーンズ（52）。’14年に加入して以来、チームを常勝軍団へと育て上げました。高いスカウト能力と育成能力には定評があります」</span></p>
<p>最後の候補者は、映画『マネーボール』のモデルとなった名ＧＭだ。しかし、その就任は大谷にとって必ずしもプラスに働かない可能性がある。</p>
<p><span class="strongInContent">「あくまで大穴候補ですが……ビリー・ビーン（60）が就任する可能性もゼロではありません。その場合、大谷は真っ先に放出候補となるでしょう。データをもとに弱小球団を強豪に化けさせてきたタイプで、優秀な若手を好みます。市場価値の高い大谷やマイク・トラウト（31）と、マイナーの有望株10人くらいをトレードしてもおかしくありません」（友成氏）</span></p>
<p>８月28日の試合後、球団売却について聞かれた際には「あと１ヵ月やり切るだけ」と答えた大谷。どのＧＭになるとしても、なるべく早く野球に集中できる環境が整えばよいのだが……。</p>
<h3>セオ・エプスタイン（48）<br>
MLB機構 競技部門相談役</h3>
<p>GMとしては三振の奪える本格派の投手を好む。就任すれば大谷中心のチーム編成が期待される。</p>
<figure id="attachment_262312" aria-describedby="caption-attachment-262312" style="width: 2500px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="bfee59f6"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/09/0c224d9b0c75a8c24a2cf24e22e12020.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-262312" class="wp-caption-text">セオ・エプスタイン（48）　MLB機構 競技部門相談役</figcaption></figure>
<h3>ジョシュ・バーンズ（52）<br>
ドジャース 上級副社長</h3>
<p>在籍７季で２人の新人王獲得者を出すなど育成に強み。’20年にはドジャースを世界一に導いた。</p>
<figure id="attachment_262313" aria-describedby="caption-attachment-262313" style="width: 2500px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="a57a2e6c"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/09/4e24ff881d169ad712fffc66dae3b034.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-262313" class="wp-caption-text">ジョシュ・バーンズ（52）　ドジャース 上級副社長</figcaption></figure>
<h3>ローガン・ホワイト（59）<br>
パドレス GM付シニアアドバイザー</h3>
<p>’12年には大谷の視察で、自ら花巻東高を訪問。当時から自身を知る大物の加入は、大谷にもプラスだ。</p>
<figure id="attachment_262310" aria-describedby="caption-attachment-262310" style="width: 2500px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="c94da2b4"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/09/aflo_20236424.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-262310" class="wp-caption-text">ローガン・ホワイト（59）　パドレス GM付シニアアドバイザー</figcaption></figure>
<h3>ビリー・ビーン（60）<br>
アスレチックス 上級副社長</h3>
<p>データを積極的に活用する『セイバーメトリクス』で一時代を築いた。７年振りの現場復帰となるか。</p>
<figure id="attachment_262311" aria-describedby="caption-attachment-262311" style="width: 2500px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="411d29ab"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/09/c70bb6454a8f5223f72b78b5ade61347.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-262311" class="wp-caption-text">ビリー・ビーン（60）　アスレチックス 上級副社長</figcaption></figure>
<p>『FRIDAY』2022年9月16日号より</p>


アフロ（エプスタイン、ホワイト、ビーン）　ゲッティイメージズ（大谷、バーンズ）

大谷翔平が所属する球団「エンゼルス」の球団の売却話が盛り上がっている。焦点は新オーナーと新GM候補。早くも有力とされる4人の名前が挙がっており、大谷の去就にも大きく影響されるとみられる――！

大谷翔平メジャー初「5億ドル契約」の行方を握る４人のGM候補

あなたへのオススメ

大谷翔平 メジャー初「5億ドル契約」の行方を握る４人のGM候補

あなたへのオススメ

大谷翔平メジャー初「5億ドル契約」の行方を握る４人のGM候補