梨園の妻が激白!香川照之&海老蔵に「決定的に欠けているもの」
銀座のクラブホステスの女性への「性加害」を報じられた香川照之(56)に対し、当初はダンマリを決め込んでいた歌舞伎界だが、ここへきて次々と批判の声を上げ始めている。あるベテラン役者は、香川に「心を入れ替えて、芸に精進するしか道はない」と言うが、「女遊び」に関しては、相変わらず口が重い。
そこで、ようやく声を上げたのが、これまで「黙して語らない」ことが美談とされてきた梨園の妻たちだ。その中の一人、聡美さん(仮名)は、今回の香川の騒動に関して何を思うのだろうか。
「きっと不義理をして相手の女性の方を侮辱したんですよね。それが全てだと思います。綺麗に遊んでいれば、こんなことは起きません。綺麗に遊ぶとは、奥様に対しても、遊んでくれる女性に対しても、感謝の気持ちを持つということです。常日頃から女性に対する感謝の気持ちがあれば、問題が起きた後もしっかり面倒を見たはずなんです。そこまでやって“遊び”なんです。
でも、きっとそうじゃなかったんですよね。女性の髪をわしづかみにする香川さんの写真(『週刊新潮』9月1日号)を見ましたが、あれはひどい。香川さんは銀座の女性を侮辱しました。本人は示談金を払って解決したつもりだったのかもしれませんが、侮辱された女性の心の傷は決して癒えないでしょう」
その点では、市川海老蔵(44)も変わらないという。
「海老蔵さんも、奥様だった麻央さん(享年34)のお姉様の小林麻耶さん(43)を侮辱したといわれています。だから、麻耶さんはご自身のブログで、海老蔵さんとの経緯を告白するしかなかったんだと思います」
今年の3月、麻耶は自身のブログで、麻央さんが入院する病室で海老蔵が競馬新聞を読み漁っていたことや、海老蔵が16年2月に開いた中東公演のために、麻央さんから2億3000万円、麻央さんの母親から4000万円、麻耶からも9000万円の計3億6000万円もの大金を借りて、未だ返却されていないなどと“告白”していた。
「1000万円でもいいんです。返せるだけでいいんです。それだけで女の気持ちは変わります。海老蔵さんにはそれができたのにしなかった。資金援助してもらっていたことに感謝もなければ、返却する意思もなかったということですよね。麻耶さんの語っていることが事実であれば、これ以上の侮辱はないと思います」
先日、中村芝翫(57)と、三田寛子(56)の別居が報じられた。原因は、昨年12月に3度目となる芝翫の不倫が報じられたことで、三田の我慢が限界を超えたからではないかといわれている。
「三田さんは、梨園の妻らしく、『黙して語らず』を貫き、代わりに行動で示したのではないでしょうか。『さすがの私でも3度目はないよ』と伝えていたのかもしれません。2度目の不倫が報じられ、1年も経たない中での3度目の不倫です。奥様を侮辱するにも程があると、私は思います」
昔の話を今の時代に当てはめて語ることが妥当とは思えないと前置きしながらも、聡美さんはこう呟いた。
「梨園の妻に言わせれば、昔も今も変わりません。勘違いしてほしくないのは、外に女を作る男が粋なわけではありません。どんな不義理をされても『黙して語らず』の妻がいたから、『女遊び』ができたんです。ただ、昔の男はもっと自分の遊びに責任を持っていた感じがします」
梨園に限らず、この言葉に耳が痛いと感じる男性は少なくないだろう。

PHOTO:アフロ、蓮尾真司